ダイヤグラム(20210711)


小学校の5年生だったか6年生だったか、算数の授業で、何とダイヤグラムの問題をやらされた。でも、何だかよく分からなくて、モタモタしてたら、M先生から「これが分からないと、列車の運転手にはなれないぞ。」と言われた。がーん。
とゆーわけで、列車の運転手はあきらめて、今のワタシがある。なので、今でもダイヤグラムは苦手なんだなぁ。でも、鉄ちゃんとしては、いつまでも苦手では許されないかもなぁ。なので、ちょっとぐらいは、勉強しないとな。
ダイヤグラムは、横軸に時間を、縦軸に距離をとるものらしい。ま、それぐらいは分かる。
図 ダイヤグラム

列車が、0分に0km地点を出発して、60分に50km地点に到着すると、ダイヤグラムではこうなる(青線)。これが、いわゆるスジだ。
60分で50kmだから、時速50km。速度はスジの傾きに表れる。速度が速いほどスジの傾きは急になる。
図 ダイヤグラム

到着した列車が、12分間休憩して、折り返して、132分に0km地点に到着すると、こうなる。右下がりに加えて右上がりのスジができる。
1列車が1区間を行ったり来たりするのは、これを繰り返すってことだな。
図 ダイヤグラム

でもって、別の列車が、0分に50km地点を出発して、60分に0km地点に到着すると、こうなる(赤線)。
複線だったら問題ないけど、単線だったら、途中で衝突。むーん。
図 ダイヤグラム

衝突しないようにするには、途中に駅とか信号所とかの交換施設を作って、仲良く停まって行き違いをするか、
図 ダイヤグラム

または、どちらかが停まって、もう一つが通過する、ってことだな。
本物のダイヤグラムって、スジに色なんか付けてないと思うけど、ちゃんと分かるのかなぁ。
図 ダイヤグラム

通過すると言えば、追い越しも、これに似ている。
せっかくなので、追い越すほうを少し速くしてみた。24分に0km地点を出発して、48分に50km地点に到着すると、こうなる(緑線)。時速は125km。スジの傾きは急になるけど、速度が2.5倍のワリには、それほど変わらないのね。とゆーことは、各停と特急ぐらいじゃ、傾きはほとんど変わらないんじゃないかな。
図 ダイヤグラム

とゆーことで、ダイヤグラムをちょっとは分かったよーな気になってきた。M先生も許してくれるといーな。50年以上もかかっちゃったけど。


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