番外編(164-2)、続、近くて遠くの(20210822)

鉄道白地図を塗っていたら、10年ほど前に大和高田に行ったことを、ふと思い出した。いつ行ったのかを調べてみたら、阪神電鉄の武庫川線を乗り鉄した翌日だった。写真もそれなりに撮っていて、フツーだったらHPに続きを書いたはずだが、当時は何かと忙しく、それどころじゃなかったのだろう。気の毒に→昔の自分。

せっかく写真も探したし、かつ、今はヒマなので、今さらではあるけど、続きを書くことにした。でも、当時の写真を手掛かりに、どれぐらい心情を思い出せるのは、はなはだ疑問。

ともかく、武庫川線を乗り鉄をしたあと実家に戻り、翌日の午後に大和高田に出かけた。なぜ大和高田に出かける気になったかと言えば、前日、遥か昔の仕事場を見たからだ。そして、同じく大和高田にもあった、遥か昔の仕事場も見たくなったからだ。

大和高田に行くには、近鉄の大阪線だ。当時は、ウチの最寄り駅が阪急千里線の山田だったので、いつも乗り換えは日本橋だった。でも、今回は、清く正しく美しく、始点の大阪上本町から出発せねばな。

写真近鉄大阪線の駅構内と車両(2012年3月12日14時20分頃、大阪上本町駅にて)

せっかくなので、鉄ちゃん席をゲットして、出発ぅ。

いやー、とても立派な眺めだ。

写真近鉄大阪線の線路(2012年3月12日14時20分頃、大阪上本町駅付近にて)

30分ほどで、大和高田に到着、下車。

うーむ、こんな感じだったかなぁ。当時のことは、すでに思い出せない。

写真近鉄大阪線の駅構内と車両(2012年3月12日15時頃、大和高田駅にて)

駅舎は建て替えられて、立派になっちゃって。

昔の駅舎には思い出が一つある。その日は、とにかく暑くて、仕事中に自販機で何本も缶ジュースを買って飲んだけどスッキリせず、仕事帰りに駅の売店で缶ビールを買って一気飲みしたら、ウソのようにスッキリして驚いた。売店で缶ビールを買うのも、一気飲みをするのも初めてで、そもそもビールは好きじゃなかったけど、あぁ旨い！、と思った。もし駅舎も売店も当時のままだったら、しばらくはそこに立ちつくしたかもね。