ホーチミン旅行記録(20220626-0702)


初日は、2022年6月26日(日)。内海・粂・山崎・三木の4名は、午後に羽田空港に集合。
内海さんがモバイルWiFiとポケトークを借りてくれて、準備オーケー。
出国手続き後、早くもバーでビールを飲んで、旅行気分をアゲる。良い旅行になりますように。
写真 羽田空港でのNH891便(2022年6月26日16時10分頃)

NH(ANA:全日空)891便は、16時50分に羽田空港発、予定より45分早い20時40分(※)にサイゴン(タンソンニャット)空港着。
(※)ベトナム時間=日本時間−2時間。
空港の出口で日本語で客引きするおばちゃんの店で両替。レートは1円=約170ドン。ちょっと前までは200ドンだったけど。
空港から、割高だけど安全で、すぐに乗れる空港タクシーで、EMM SAIGON ホテルへ。
写真 ホーチミン市街の灯り(2022年6月26日21時30分頃)

EMM SAIGONは三木の定宿。部屋は、2DKが2室。内海・粂組と山崎・三木組でそれぞれ使用。
就寝前に、内海・粂組の部屋に全員揃って、明日の予定を確認しながら、またビール。いーね。
写真 EMM SAIGONホテル(2022年6月27日時分頃)


2日目、ホテルで朝食の後、通訳のイさんと一緒に、ホーチミン市の東隣りのドンナイ省にある果樹園へ。
通勤時間帯だと、ベトナム名物の車同士のバトルが一層スリリング。
写真 ホーチミン市街の車(2022年6月27日8時40分頃)

果樹園へは1時間半ぐらいで到着、の予定だったけど、2時間経っても到着できず、って何?。いきなりトホホな展開。
残念だけど、予定を変更して、果物市場での買い物ツアーに。数ある果物屋の中で、一番やる気のないおやじの果物屋を、山崎さんがなぜか気に入って(?)、お買い上げ。
写真 ホーチミン近郊の果物市場(2022年6月27日9時10分頃)

ホテルへ戻り、昼食はフォー料理店のフォーパスツール[Pho Pasteur]へ。
パクチーとモヤシと揚げパンを入れて、オナカいっぱい。
写真 フォー料理店フォーパスツール(2022年6月27日時分頃)

ホテルへ戻り、パスツール研究所[Pasteur Institute in Ho Chi Minh City]へ。
パスツール研究所は、ヤバい病原体を扱っていて、三木が仕事でお世話になっている施設。創立130年(!)を迎えて、建物は化粧直し中。
窓口のチャン[Tran]さんに、日本から持ち込んだ大量のお土産を献上して、何とぞ宜しく。
写真 ホーチミンパスツール研究所(2022年6月27日14時30分頃)

ホテルへ戻り、市街地観光へ。山崎さんはホーチミン初見参。なので、有名な観光スポットのオペラハウスとか、
写真 オペラハウス(2022年6月27日14時50分頃)

人民委員会庁舎とか、その前に立つホーおじさんの銅像とかをチェック。
写真 人民委員会庁舎とホーおじさんの銅像(2022年6月27日時分頃)

そして、内海さんと粂さんも初見参のサイゴンフィナンシャルタワーへ。
地上180mのスカイデッキから市街を一望。写真中央から右寄りの赤い屋根の建物が、後日訪れたベンタイン市場。
写真 サイゴンフィナンシャルタワーからの眺め(2022年6月27日15時20分頃)

とゆーより、爺さん達には、景色を見るより、記念写真を勧めるおねーさんとのやり取りのほうが、楽しかったかも。
記念写真は合成で、1階で写真を撮って、エレベーターで上階に着いたらもう写真ができてて、背景も選べて、データもダウンロードできる、って、スゴくね?
ともかく、粂さんと山崎さんがお買い上げ。二人とも、おねーさんに弱い、いや、優しいことが判明。
写真 サイゴンフィナンシャルタワーの記念写真(2022年6月27日)

ホテルへ戻り、夕食は向かいの海鮮料理店ホンハイ[Hong Hai]へ。
入口の門に書かれているハイサン[Hai San]は、日本語で「海産」。発音が似てるのは、ベトナムも元々漢字文化圏だから。
写真 海鮮料理店ホンハイ(2022年6月27日時分頃)

チャンさん、三木の知人のホア[Hoa]さん、タン[Tan]さんも加わって賑やかに。たくさん食べてビールもたくさん飲んだ。こーでなくちゃ。
写真 海鮮料理店ホンハイでチャンさんほか(2022年6月27日時分頃)


3日目、フーコック島へ。
VJ(Viet Jet:ベトジェット)325便は、9時30分にサイゴン空港発、10時30分にフーコック空港着、の予定だったけど、出発時間がズルズルと遅れる。
日本なら「どーなってんだぁぁ#」、となるけど、ここはベトナム。まぁ、ビールでも飲んで、気長に待つしかない。
写真 サイゴン空港での暇つぶし(2022年6月28日10時20分頃)

結局、2時間半遅れで出発。飛行時間は1時間なんだけどなぁ。
フーコック[Phu Quoc]島は、ベトナムとカンボジアの国境付近にある島。大きさは淡路島とほぼ同じ。フーコックは、日本語で、何と「富国」。
三木はベトナムの知人から、フーコックへ行け、フーコックへ行け、と聞いていたけど、はたして、どんな島なのか。
写真 フーコック島(2022年6月28日12時50分頃)

空港から、タクシーでAVS PHU QUOCホテルへ。
窓からの眺めは、まさに南国のリゾート。いーね。
写真 AVS PHU QUOCホテルからのタイ湾(2022年6月28日12時10分頃)

それはいーとして、予約した2室は、シングルベッドが2つじゃなくて、ダブルベッドが1つ、って何?予約した奴は誰?
爺さん2人がダブルベッドで、ってのも思い出深いかもしれないけど、無難なところで、エクストラベッドを入れることに。
フロントのおねーさんにベッドの手配をお願いすると、すかさず翌日のツアーを勧められる。腕利きだなぁ。
写真 AVS PHU QUOCホテル(2022年6月28日時分頃)

昼食はホテルの近くの食堂で。
暑い中、おばちゃんが狭い調理場で、アツアツの鉄板焼きをせっせと作ってくれた。さらに、メニューにないビールを注文したら向かいの店で買ってきてくれた。ベトナムの女性は働き者だ。
写真 食堂の鉄板焼き(2022年6月28日時分頃)

夕食は、ナイトマーケットに行って料理店を探す予定だったけど、フロントのおねーさんの「それは高いからやめとけー、ワタシの知ってる店に行けー」のアピールに押し切られた。さらにお店まで「ホテルのタクシーを使えー」って、社長か?
タクシーはEVのオープンカー。ゴトゴト走る。
写真 ホテルのEVタクシー(2022年6月28日19時10分頃)

フロントのおねーさんに勧められた海鮮料理店は、ナイトマーケットの手前にあるシンチャオ[Xin Chao]。日本語で「こんにちは」。
山崎さんが特大シャコを御所望。さらに、ワインも空けたけど、リーズナブルな料金。
写真 海鮮料理店シンチャオ(2022年6月28日時分頃)

その後、歩いてナイトマーケットへ。
煌々とした灯り、長々と続く小道、炸裂する音、あふれる人、まさに、カオス。
帰りは、粂さんが見事に白タクと5万ドンで値交して、ホテルへ。
写真 ナイトマーケット(2022年6月28日21時20分頃)


4日目、フーコックツアー。
の前に、ホテルの朝食が、スゴかった。6時半開場で7時頃には満員。まぁ、それはそれは賑やかなこと。ここも、カオス。内海さんと粂さんは出遅れて、海岸へ散歩に出かけたけど、戻ってくると料理が残ってなかったとか。お気の毒。
写真 ビーチ(2022年6月29日時分頃)

では、ツアーに出発ぅ。
まずは、シム農場へ。売店にはシムの実のワイン、シロップ、グミキャンデーなどなど。
写真 シム農場(2022年6月29日8時50分頃)

その後、胡椒農園ミンギア[Minh Nghia]へ。売店には白胡椒、黒胡椒、赤胡椒などなど。
胡椒よりも架空の散水配管の曲がりが気になる職業病の人も居た。誰?
写真 胡椒農園ミンギア(2022年6月29日9時30分頃)

その後、パゴダ(寺院)のチュアホーコック[Chua Ho Quoc]へ。
山崎さんは、門から先の階段を見て挫折。三木はお線香を買って、世界平和を祈願。
写真 パゴダのチュアホーコック(2022年6月29日10時20分頃)

その後、魚醤工場フォンフン[Phung Hung]へ。
爺さん達は、ポケトークを使って、売店のおねーさん達と盛り上がってしまった。三木は、魚醤を買うも、翌日の飛行機のセキュリティチェックで、あえなく没収。って、当たり前ーっ。
写真 魚醤工場フォンフン(2022年6月29日10時40分頃)

その後、島の南端のケーブルカー(ロープウェイ)へ。
周囲は、大規模ニュータウン。建物はできているのに、新型コロナで入居が中断したのか、人が居ない。バブルにならなきゃいーけど。
写真 大規模ニュータウン(2022年6月29日14時頃)

島の南端にはいくつか小島があって、その中で一番大きな島までケーブルカーが延びている。
世界一長い全長約8kmで、ギネス認定。それほど期待していなかったけど、あまりにも立派でビックリ。
写真 ケーブルカー(2022年6月29日11時30分頃)

終点には遊園地サンワールドがあって、入園料も込み。昼食はパラソルの下でピザ。
遊園地には流水プールやスライダーもあったけど、爺さん達は熱中症注意なので、眺めるだけ。勿体ない。
写真 サンワールド(2022年6月29日時分頃)

最後は、ビーチへ。
キレイな海で遠浅で。でも、爺さん達は熱中症注意なので、以下同文。
写真 ビーチ(2022年6月29日14時40分頃)

ホテルへ戻り、内海・粂・三木は、遊園地とビーチのリベンジで屋上のプールへ。
何十年ぶりに泳いだのは、三木だけじゃなかった。
爺さん達がプールへ行った時は、他に誰も居なかったけど、ほどなくベトナム人の親戚一同と思しき一団も参入。看板には、入水前にシャワーしろとか、飛び込みするなとか書いてあるけど、誰も見ちゃいない。さすがベトナム。
写真 ホテルのプール(2022年6月29日時分頃)

その後、これまたフロントのおねーさんに勧められたホテルの近くのマッサージ店スパトラスト[Spa Trust]へ。
何と、日本語を話せるおにーさんが居て、しかもビールを買い出しに行ってくれて、おつまみも出してくれて、さらに料金は日本に比べて格安。感激した山崎さんは、おにーさんにチップを贈呈。
写真 マッサージ店スパトラスト(2022年6月30日11時30分頃)

夕食は、マッサージ店のおにーさんに勧められた近くの炭火焼き肉店ボートークァン[Bo To Quan]へ。
距離は200mぐらいと聞いたけど、1kmほど歩いても店を見つけられず、4人も居て、まさかの見過ごし。帰りは、粂さんが用心深く何度も人に聞いて、やっと入店。
お肉は質量共に、合格点。料金はこちらも格安。メニューはベトナム語だけだけど、グーグル翻訳様のおかげで何とかなった。
写真 炭火焼き肉店ボートークァン(ネット画像)


5日目、ホーチミンへ。
の前に、近くのスーパーマーケットのフォンダオ[Huong Dao]へ。
お土産は、空港で買うより、地元のスーパーで買うほうが、品数も多くて料金も安い。しかも、アヤしいモノがあったりする。とゆーわけで、お待ちかねの買い物モードに突入。粂さんがシムのグミキャンデーを大人買いしていたけど、重そう。
写真 スーパーマーケットのフォンダオ(ネット画像)

その後、喫茶店レジェンドカフェで休憩。
一昨日の昼食の時の食堂の隣。ってゆーか、実際はこの喫茶店で食べた。こーゆー境界のユルさがベトナム。
この店は焙煎もする本格的な店。コーヒー好きと思しき粂さんが期待していたけど、マスターが不在で、コーヒーを飲めず。ココナッツジュースも悪くはないけど。
写真 喫茶店レジェンドカフェ(ネット画像)

では、空港へ。
フーコック島は、日本では有名じゃないけど、数年後には化けるかも。
昼食は、山崎さんが果物市場で買った果物やら、粂さんが焼き肉店で買った果物やらをつまんで、ビール。
写真 フーコック空港(2022年6月30日時分頃)

VJ332便は、15時40分フーコック空港発、16時45分サイゴン空港着、の予定だったけど、またしても出発時間がズルズルと遅れる。
サイゴン〜フーコック間には、ベトナム航空やバンブー航空も飛んでいるけど、一番良い時間帯がベトジェットだった。でも、こんなに遅れちゃ、意味ないじゃん。
写真 フーコック空港(ネット画像)

温厚な(?)粂さんでも、さすがにアタマにきたらしく、ベトジェットの窓口のおねーさんにクレームをつけたら、アヒル券なるサービス券を4枚ゲット。アヒル券は1枚10万5千ドンのお買い物券。クレームをつけた人だけもらえる、ってのも、いとおかし。
1時間ぐらい居た待合室も、カオス。アヒル券を使って、売店でバインミーを買って、夕食代わりに。
写真 フーコック空港(ネット画像)

結局、3時間遅れで出発。ふぅ。
三木はベトナムの知人から、ベトジェットは必ず遅れる、と聞いていたけど、想像以上だった。値段相応とも言えるけど。
写真 フーコック空港でのVJ332便(2022年6月30日18時30分頃)

サイゴン空港から、再びEMM SAIGONホテルへ。
空港タクシーではなく、一般のタクシーで。空港タクシーの配車係りのおばちゃんに声を掛けられたけど、一般のタクシーを使うのも慣れたし、何より持ち金が心配になってきたので。
写真 サイゴン空港(ネット画像)


6日目、夜の飛行機で日本へ。
でも、飛行機に乗るにはPCR検査を受けなきゃならない。今どき必要?、と思うけど、「安全・安心」が大好きな日本人は、なかなか壁を壊せないらしい。
写真 ANAの注意喚起メール(2022年6月25日)

ともかく、少しでも安く済ませたいので、前日に三木がチャンさんに聞くと、ホテルの近くのディアグ[Diag]診療所を探してくれた。
朝、ネットで予約して、念のためにホテルの近くの銀行で両替をして、診療所へ。窓口のおねーさんにヘタな英語がかろうじて通じて、何とか受診できた。
検査後、粂さんがおねーさんにシムのグミキャンデーを贈呈して、おねーさんからニッコリされていた。そういえば、ホテルのチェックアウトの時も、フロントのおねーさんに同じことをしていたな。うまいな。
写真 ディアグ診療所(ネット画像)

その後、診療所の近くの喫茶店ストリートコーヒーで休憩。
検査で消耗した三木は、ちょっと放心状態だったので、後の予定を三人に決めていただく。
写真 喫茶店ストリートコーヒー(2022年7月1日10時30分頃)

では、出発ぅ。♪知らない街を歩いてみたいー、って、どこへ行くのさぁ。熱中症になるよーっ。
写真 ディアグ診療所周辺(2022年7月1日11時20分頃)

診療所の周りをグルっと歩くと、早くもお疲れモードになって、その後、タクシーでベンタイン市場へ。
しばらく休憩すると回復して、再び、買い物モードに突入。市場のおばちゃんやおねーさんは、百戦錬磨で、日本語の押しも強い。今度は、山崎さんが、小物入れやスカーフなどの雑貨品を大人買い。いーんじゃないですかぁ。
写真 ベンタイン市場(ネット画像)

さらに、ベンタイン市場のニューバージョンとでも言うべき、サイゴンスクエアでも、買い物モード。今度は、内海さんと山崎さんがナッツを大人買い。さらに粂さんもコーヒー豆をお買い上げ。
ってゆーか、売場は広いのに、入口のお店で簡単に捕獲されて、5mも進めず。そういえば、お店のおねーさんもカワいかったよーな。
写真 サイゴンスクエア(ネット画像)

その後、昼食はお隣のホーチミン高島屋のフォー料理店フォーゴンで。ゴンは日本語で「ウマい」。
写真 ホーチミン高島屋(2022年7月1日13時30分頃)

その後、ホテルへ戻り、フロントで休憩。
かと思いきや、内海さんはさらにホテルの近くのスーパーで買い物をご所望。最後の最後に、内海さんが元気爆発。即席フォーとナッツバーをお買い上げ。
写真 コープマート(ネット画像)

その後、ホテルへ戻り、2階のレストランで最後の晩餐。
その後、空港へ。PCR検査の結果は全員陰性だったので、難なく搭乗。
NH892便は、22時45分サイゴン空港発、翌日6時55分羽田空港着の予定だったけど、出発時間が30分遅れ。えーっ、たったの30分?ベトジェットのショックは強く深く。
写真 サイゴン空港でのNH892便(2022年7月1日23時10分頃)


7日目、羽田空港に到着。
入国時の手続きで、PCR検査証明だけじゃなく、ワクチン接種証明も見せろと言われた三木は、「必要ないでしょーに」とダダをこねたけど、シカトされた。まぁ、準備はしていたけど、ムダなことをいつまでもやるよね。
ともかく、全員無事に帰国できて何より。最後に、内海さんがモバイルWiFiとポケトークを返して、三木が余ったドンを回収して、全てのミッションが終了。皆さん、お疲れさまでした。続きは、反省会で。
写真 羽田空港(2022年7月2日9時頃)