番外編(152)、それが問題だ(20110702)


GWに奥様とお出かけをした。
行き先は中央線の茅野{ちの}。
新宿から約200km、あずさ号で約2時間半だ。
写真 中央線の駅構内と特急あずさ9号E257系(2011年4月30日8時40分頃、新宿駅にて)

中央線はたまに乗るが、茅野は初めて。
まず北口に出ると、おっと、C12の展示が。
駅前に何か置くとしたら、やはり小型の蒸機だよネ。
鉄博訪問記録
写真 C12-67号機(2011年4月30日11時30分頃、茅野駅にて)

次に北口から南口へ。
この東京寄りに架かる陸橋、手すりが低くてとてもスリリング。
写真 中央線に架かる陸橋(2011年4月30日11時30分頃、茅野駅にて)

予約していたレンタカーに乗って、蓼科{たてしな}湖へ。
奥様は学生時代に蓼科に何度か来たことがあるので、これは過去を辿る道行き。
現地に着くと、かつて泊まった湖畔のホテルが健在で、一気に昔の思い出が蘇った様子。
あるよねー、そういうことって。
写真 ホテル蓼科(2011年4月30日12時40分頃、蓼科湖にて)

続いて向かったのは、白樺{しらかば}湖。湖面標高は約1400m!
ちなみに、蓼科湖や白樺湖がある蓼科高原はリゾートとして有名で、新宿からの直通バスもある。
こんな所に別荘なんか持って庭園鉄道とか、って、分不相応な夢だナ。
写真 蓼科山(2011年4月30日13時50分頃、白樺湖にて)

ところが、世の中って不思議なことが起こるもの。
何を隠そう、今回のお出かけの主目的は別荘の検分なのだった。
年配のOBのT氏から、別荘と家財一式をもらってくれないか、と頼まれたのが発端。
費用は年20万円の維持費だけ。
値段が値段なので、ボロボロだったりして。
と予想していたが、うーむ、全然ボロボロじゃないなぁ。むしろ立派じゃん。
写真 某別荘(2011年4月30日14時20分頃、某別荘地にて)

でも、中はどうなのさ。
もう長いこと使ってない、って言ってたから、ドロドロだったりして。
と予想していたが、うーむ、こちらも全然ドロドロじゃないなぁ。むしろキレイじゃん。ストーブがいかにも別荘風で、ステキ。
写真 某別荘の室内(2011年4月30日15時〜15時10分頃、某別荘地にて)

しかも、敷地は傾斜地ながら300坪もある。ウチの10倍。むーん。
つまり、別荘自体は全く文句なし。
でも、ここには車でないと来れないし、そもそもウチから遠くてそう簡単には来れないし。
もらうべきか、もらわざるべきか。うーむ、悩ましい。悩ましすぎる。

ホテルにお泊りして、翌日の帰り道は、各駅停車を乗り継ぎ。
まずは、茅野→甲府→大月。
甲府で駅弁を買って、大月で隣の富士急行を眺める。
写真 富士急行の駅構内と車両(2011年5月1日15時20分頃、大月駅にて)

続いて、大月→猿橋。
まだ早いので、途中下車して日本三大奇矯の一つ、猿橋を観光。
写真 猿橋(2011年5月1日16時頃、猿橋駅付近にて)

最後は、猿橋→立川→西国分寺→新松戸→南柏。
ただ乗ってるだけでも、お話と居眠りがたっぷりできる。
かくして、お出かけは無事終了。
で、肝心の別荘だが、結論は出せずじまい。そして、今もモヤモヤは続く・・。

【初利用駅】中央線/茅野駅、猿橋駅
【初乗り】なし
【完乗】なし


追記(20200712)

結局、別荘はもらわなかった。なにせ、交通手段がないからね。
といいつつ、最近、奥様の要望で車を買ってしまった。やっぱり、もらっておいた方が良かった?


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