番外編(394-3)、続々、北は北でも(20220813)


3日目、富山から、あいの風とやま鉄道で高岡へ。列車はたまたま「とやま絵巻」号。それはいいけど、窓にスクリーンが貼られていて、景色が見えにくい。むーん。
高岡に到着。高岡には、高校卒業後に友人のK氏・T氏・S氏と黒部へ行った帰りに寄って以来だ。
写真 あいの風とやま鉄道の駅構内と車両(2022年7月15日6時50分頃、高岡駅にて)

と言っても、高岡に来たのは、昔を懐かしむためじゃなくて、城端{じょうはな}線と万葉線と氷見線を乗るためだ。まず城端線を乗るつもりだったけど、ふと気が変わって、氷見線を乗ることにした。
雨晴{あまはらし}の辺りで、富山湾が見える。能登半島の先も見える。
写真 氷見線の車窓(2022年7月15日7時10分頃、越中国分駅〜雨晴駅間にて)

海岸からだと、こんな眺め。
と言っても、下車したわけじゃなくて、昔、子供が撮って、送ってくれた。もし、ここに駅があれば、日本で一番海に近い駅の一つになりそう。
写真 氷見線の車両(2019年4月29日)

氷見に到着。この時間、中学生や高校生が多い。皆さんはこれからお勉強なのに、爺はヒマの極みで、申し訳ないなぁ。
写真 氷見線の駅構内と車両(2022年7月15日7時20分頃、氷見駅にて)

氷見と言えば、ブリ。なので、タクシーで氷見漁港近くの番屋街へ。だけど、お店はまだ開いてない。当たり前ーっ。
でも、展望台へは登れる。富山湾越しに、富山の山々も見える。
写真 氷見漁港(2022年7月15日7時50分頃、番屋街付近にて)

駅へ戻るつもりだったけど、ふと気が変わって、七尾へ抜けることにした。実際、氷見から七尾への鉄道の計画もあったそうだ。でも、距離は20kmほどで、ちと遠い。
バスはありそうだったけど、土地勘がないので、タクシーで。タクシーの運転手さんが、氷見から富山と石川の県境までバスがあって、さらにそこから七尾までバスがあると教えてくれた。タクシーの運転手さんって、いつもながら親切だ。ってゆーか、教えちゃっていーの?
しばらくは海沿いを走り、最後に山越えをして、七尾に到着。
写真 七尾線の駅舎(2022年7月15日9時50分頃、七尾駅にて)

七尾から、のと鉄道で穴水へ。七尾の一つ先の和倉温泉をスルー。城端線と万葉線と氷見線を乗ってから、七尾線と、のと鉄道に乗って和倉温泉泊まりの予定だったけど、人は気まぐれ。
穴水に到着。昔はさらに穴水から、日本海側の輪島や能登半島の先の蛸島まで、鉄道があったそうだ。乗り鉄を20年前に始めていればなぁ。
写真 のと鉄道の駅構内と車両(2022年7月15日10時10分頃、穴水駅にて)

穴水は車両基地やお土産屋さんもある、立派な駅。
あと、古い車両も留置されている。傷んでいるけど、囲碁サロンとして使われている。長生きしてほしいぞ。
写真 のと鉄道の駅構内と車両(2022年7月15日10時10分頃、穴水駅にて)

穴水から七尾へ戻り、七尾線で金沢へ。七尾〜津幡間は直流電化で、津幡〜金沢間は交流電化。なので、車両は交直流車。415系じゃないところが立派。
金沢に到着。現在の北陸新幹線と北陸線の終点。
写真 北陸線・IRいしかわ鉄道の駅構内と車両(2022年7月15日13時頃、金沢駅にて)

金沢には40年ほど前に一度、社員旅行で来た。でも、バスだった。なので、駅を出てみたいけど、後回し。
続いて、金沢から北陸線で一駅先の西金沢へ。さらに、北陸鉄道石川線の乗り換え駅、新西金沢から鶴来{つるぎ}へ。住宅地を抜けると田園地帯。
鶴来に到着。駅員さんが、昔はこの先にも駅があったんですよー、と説明してくれた。駅員さんも親切だ。
写真 北陸鉄道の駅構内と車両(2022年7月15日13時40分頃、鶴来駅にて)

鶴来から新西金沢へ戻り、さらに二駅先の野町へ。
野町に到着。野町から金沢までは3kmほど。昔は、路面電車が接続していたそうだ。
写真 北陸鉄道の駅構内と車両(2022年7月15日14時40分頃、野町駅にて)

続いて、野町からバスで金沢へ。バスとか路面電車とかは市内の繁華街を通るので、何かと面白い。
バスは金沢駅の北側に到着。いや、このモニュメントも面白いなぁ。センスは別にして。
写真 北陸線の駅舎(2022年7月15日15時頃、金沢駅付近にて)

金沢駅の南側は、面白いとゆーより、何だかスゴイ。石川県民は見栄を張るタイプなのかな。さすが、加賀百万石。
写真 北陸線の駅舎(2022年7月15日15時20分頃、金沢駅にて)

続いて、北陸鉄道浅野川線の北鉄金沢駅から内灘へ。駅は、金沢駅の南側の地下にある。つまり、地下鉄。都会の象徴。
浅野川線は、その名前の通り、浅野川に沿って走る。途中の大河端辺りでは、川の土手がすぐ横に見える。
内灘に到着。内灘は海の近くだけど、海は見えない。海岸には日本三大砂丘の一つ内灘砂丘があって、その内側には河北潟という湖がある。内灘の一つ手前の粟ヶ崎の辺りで湖がチラっと見える。
写真 北陸鉄道の駅構内と車両(2022年7月15日15時50分頃、内灘駅にて)

能登鉄道、七尾線、北陸鉄道をそれぞれ完乗して、石川県の全線を完乗だ。やったね。
続いて、金沢へ戻り、さらに福井へ。大聖寺と牛の谷の間で、石川県から福井県へ。
福井に到着。福井と言えば、恐竜。あっちにもこっちにも恐竜が居た。
写真 北陸線の駅舎(2022年7月15日18時20分頃、福井駅にて)

駅の近くには、福井城。今日はあまり寄り道できなかったので、ちと見学。
あとは、駅そばのホテルに荷物を置いたら、また気分よくビールだぜぃ。
お城訪問記録
写真 福井城(2022年7月15日19時頃、福井市街にて)

【初利用駅】氷見線/氷見駅、のと鉄道七尾線/七尾駅、穴水駅、北陸線/西金沢駅、北陸鉄道石川線/西金沢駅、鶴来駅、野町駅、北陸鉄道浅野川線/北鉄金沢駅、内灘駅、北陸線/福井駅
【初乗り】氷見線/高岡駅〜氷見駅、のと鉄道七尾線/七尾駅〜穴水駅、七尾線/和倉温泉駅〜津端駅、北陸鉄道石川線/西金沢駅〜鶴来駅、西金沢駅〜野町駅、北陸鉄道浅野川線/北鉄金沢駅〜内灘駅
【完乗】氷見線/高岡駅〜氷見駅、のと鉄道七尾線/七尾駅〜穴水駅、七尾線/津端駅〜和倉温泉駅、北陸鉄道石川線/野町駅〜鶴来駅、北陸鉄道浅野川線/北鉄金沢駅〜内灘駅
【乗り残し】城端線/高岡駅〜城端駅、万葉線高岡軌道線/高岡駅〜六渡寺駅、万葉線新湊港線/六渡寺駅〜越の潟駅


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