番外編(107)、地上の地下鉄(20090704)


福岡出張を命ず、なのである。
例によって日帰り出張だが、前日が日曜日なので、またまた自腹でお泊り出張に変更をば。
ちなみに、羽田は久しぶりな感じ。知らないうちに新ターミナルの工事が進行中。
写真 福岡行きJAL便(2009年6月7日14時50分頃、羽田空港第一ビルにて)

福岡空港着。
本来はもっと早く来る予定だったが、いろいろあって、もう夕方。
なので、今日は手近なところで、福岡市営地下鉄の空港線を終点まで行ってみることに。
終点の姪浜{めいのはま}は地上の高架駅、かつ二面四線のホーム。福岡市営地下鉄では珍しい。
写真 福岡市営地下鉄空港線の駅構内と1000系(2009年6月7日17時20分頃、姪浜駅にて)

姪浜はまたJR九州筑肥線との接続駅でもある。
箱崎線の貝塚駅と異なり、線路は繋がっていて、相互に乗り入れも行なわれている。
駅の先を眺めると、四線のうち内二線が車両基地への連絡線、外二線が筑肥線となっている。
写真 福岡市営地下鉄空港線の駅構内と1000系(2009年6月7日17時20分頃、姪浜駅にて)

筑肥線、乗ったことないなぁ。まだ明るいから、もう少し先まで行ってみるか。
後続の筑前前原{ちくぜんまえばる}行きに乗り、海が見えたので二つ目の今宿{いまじゅく}で降りる。
駅舎は何気に観光地風なデザイン。
写真 筑肥線の駅舎(2009年6月7日17時40分頃、今宿駅にて)

海に向かって歩いて行くと、5分ほどで浜辺に出た。
おっと、これは立派な海岸だ。夏ともなれば、大勢の人が訪れるに違いない。
駅舎のデザインにも少し納得。
写真 今津湾(2009年6月7日17時50分頃、今宿駅付近にて)

潮風と波の音を味わいながら、浜辺を姪浜方に歩く。いーねぇ。
線路は浜辺の端で海岸まで近づき、その先の小さな岬をトンネルで抜けている。
上り(博多方)と下り(唐津方)でトンネルの位置が違う。多分、後から下りを掘ったのでせう。
写真 筑肥線の軌道とトンネル(2009年6月7日18時10分頃、今宿駅〜下山門駅間にて)

さて、もう6時を過ぎたが、まだ明るい。6月、しかも九州だからか。
それなら、隣の駅まで歩いて戻るか。距離はそこそこありそうだが、なーにヒマだ。
海岸沿いの道はサイクリング向きなのか、自転車の人がたくさん通る。
写真 海岸沿いの道(2009年6月7日18時20分頃、今宿駅〜下山門駅間にて)

海を眺めつつ、時々傍らを通り過ぎる列車も眺める。
こちらはいかにもJR九州の、と言った風情の車両。
写真 筑肥線の福岡空港行き303系(2009年6月7日18時20分頃、今宿駅〜下山門駅間にて)

岬を回り切った辺りで振り返る。
あれ、ここってよく写真に出てくる場所だ。そーか、そーだったのかぁ。
写真 筑肥線の軌道(2009年6月7日、今宿駅〜下山門駅間にて)

さらに歩くことしばし。下山門{しもやまと}駅に到着。
やって来たのはJR九州の車両ではなく、福岡市営地下鉄の車両。
何度も見ている車両だが、ホームドアがないところで見るとまた新鮮。
写真 福岡市営地下鉄の福岡空港行き1000系(2009年6月7日18時50分頃、下山門駅にて)

では、撤収。宿泊先に向かうとしよう。だが今回は、そこにもお楽しみが・・。

【初利用駅】筑肥線/今宿駅、下山門駅
【初乗り】福岡市営地下鉄空港線/大濠公園駅〜姪浜駅、筑肥線/姪浜駅〜今宿駅
【完乗】福岡市営地下鉄空港線/福岡空港駅〜姪浜駅


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