番外編(153)、南越南(20110723)


ハノイ出張を命ず、なのである。いやー、久しぶりだぁ。
いつも、帰る時にはこれが最後と思うので、来られるととてもウレシイ。
しかも、今回は鉄分も豊富でウレシサ二倍。
まず、最初の鉄分は、空港からハノイ市街に向かう途中、ホン河を渡る道路・鉄道併用橋のチュアンロン(Truang Long)橋で、初めて貨物列車に遭遇したこと。
まさに、ピンポイント。こういうことがあるから、人生は素晴らしい!
写真 チュアンロン橋を通過中のベトナム国鉄の貨物列車(2011年6月12日15時頃、ハノイ市街〜ノイバイ空港間にて)

次なる鉄分は、翌日、今度はハノイ市街から空港に向かう途中、かのロンビエン(LonBien)で旅客列車に遭遇したこと。
前日ほどではないが、こちらもピンポイント。なんだか、快調。
写真 ロンビエン橋を通過中のベトナム国鉄の旅客列車(2011年6月13日14時30分頃、ハノイ市街にて)

ちなみに、この日、空港に向かったのは、南方に遠征するため。
さすがに仕事だとノンビリと鉄道でというワケにはいかない。
まずは、ハノイ(北緯21度、東経106度)からバンメトート(Buon Ma Thout)(北緯13度、東経108度)へ。距離は約900km。
最寄の空港はバンメトート空港。搭乗橋も、送迎バスもない。素朴でこじんまりした空港。
写真 ターミナルビル(2011年6月12日18時10分頃、バンメトート空港にて)

バンメトートは西方の隣国カンボジア寄りの山地にある街で、コーヒーの一大産地。
ベトナムのコーヒーは、日本ではあまり知られていないが、豆の生産量は世界第二位とのこと。
バンメトートには、ベトナムコーヒーのトップブランド、チュングエン(Trung Nguyen)社のコーヒー博物館がある。
写真 コーヒー袋(2011年6月12日21時頃、チュングエン社のコーヒー記念館にて)

続いて、バンメトート(北緯13度、東経108度)からホーチミン(Ho Chi Minh)市(北緯11度、東経106度)へ。距離は約300km。
ホーチミン市は、かつては南ベトナムの首都、サイゴン(Saigon)だったところ。
おじさん世代には、ホーチミン市よりサイゴンの方が、しっくりくる。
最寄の空港はタンソンニャット(Tan Son Nhat)空港。こちらもかつてはサイゴン空港だったところ。
写真 ターミナルビル(2011年6月15日10時頃、タンソンニャット空港)

ホーチミン市の人口は700万人強で、首都ハノイの600万人強を上回り、ベトナム一{いち}。つまり大都会である。
経済活動が盛んで、ハノイが政治の中心であるのに対して経済の中心という趣き。
実際、ハンパじゃない60階超の高層ビルも建っている。
写真 高層ビル(2011年6月15日11時40分頃、ホーチミン市街にて)

そして次なる鉄分が、サイゴン駅に立ち寄れたこと。
サイゴン駅は、ハノイから南に伸びる統一鉄道の終点。
そのサイゴン駅の駅前には、なんと蒸機の展示が、わーお!
この蒸機は、南北統一後に、初めて北から南へ列車を引っ張ってきたものらしい。
ちなみに、この蒸機、てっきり旧ソ連製かと思ったら、何とベトナム製であるらしい。ご立派。
写真 ベトナム国鉄の蒸気機関車141-158号機(2011年6月16日15時頃、サイゴン駅にて)

駅に入ると、旅客列車が停車中。
当たり前のことながら、この塗り、ハノイでよく見かけたもの。
写真 ベトナム国鉄の駅構内と旅客列車(2011年6月12日16日15時頃、サイゴン駅にて)

さらに、ホーチミン市(北緯11度、東経106度)からニャチャン(Nha Tran)(北緯12度、東経109度)へ。距離は約350km。
最寄の空港はカムラン(Cam Ranh)空港。
カムランと言えば、軍都。実際、この空港もかつては軍用だったとのこと。
写真 ターミナルビル(2011年6月16日20時50分頃、カムラン空港にて)

カムランは厳{いか}つい雰囲気だが、ニャチャンは全然厳つくない。なんたって、海辺のリゾートだもの。
海岸は砂浜が続き、沖にはビンパール(Vin Pearl)島が浮かぶ。
そして次なる鉄分は、休日に、このビンパール島に渡る専用ロープウェイに乗れたこと。
ロープウェイで海越えとは、ゴージャスだなぁ。
写真 ロープウェイの軌道と車両(2011年6月18日11時10分頃、ビンパール島〜ニャチャン市街間にて)

ビンパール島から戻り、今度はニャチャン駅へ。
なかなかに良い佇まいである。
写真 ベトナム国鉄の駅舎(2011年6月18日15時30分頃、ニャチャン駅にて)

別に何か目当てがあるワケではなかったが、駅に入ると、ホームで駅員さんがなにやらソワソワしている。
もしかして、列車が来るのかなぁ。でも、まさか、そんなに都合よく、いくらなんでも・・。
しかし、次なる鉄分は、本当に貨物列車が入ってきたこと。
こんなにもピンポイントが重なっていいものかしらん。
写真 ベトナム国鉄の駅構内と貨物列車(2011年6月18日15時40分頃、ニャチャン駅にて)
あわてて、動画も撮ってみた。
動画 ベトナム国鉄の駅構内と貨物列車(2011年6月18日15時40分頃、ニャチャン駅にて)

ということで、かつてない盛りだくさんの出張ではあった。
もうこれが最後とは思うが、もしかすると、もしかするのかな・・?


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