全検(5)(20180917)


クモヤ192に付属していた研磨用台車には集電装置はないが歯車はあり、集電用台車には集電装置はあるが車軸以外の歯車がない。
とゆーことは、足して二で割れば、集電装置と歯車がある台車になるはず。実際、ネットで調べると、何人もの人がチャレンジしてる。
写真 TOMIXのクモヤ192の研磨用台車と集電用台車

研磨用台車では歯車1が回転すると歯車2を経由して一方の車輪が回転し、さらに歯車3を経由してもう一方の車輪が回転する。
これによって、両方の車輪の回転方向は逆になる。
図 TOMIXのクモヤ192の研磨用台車

歯車の歯数は、歯車1が17、歯車2が17、歯車3が14、歯車4が16。
車輪の回転数は単純に最初の歯車と最後の歯車、つまり歯車1と歯車4の歯数の比で決まるので、両方の車輪の回転数は同じになる。
写真 TOMIXのクモヤ192の研磨用台車

クモヤ193の走行用台車では、歯車1が回転すると二つの歯車3を経由して両方の車輪が回転する。
これによって、両方の車輪の回転方向は同じになる。
図 TOMIXのクモヤ193の走行用台車

歯車の歯数は、歯車1が17、歯車3が14、歯車4が16。
研磨用台車と走行用台車の歯車1と歯車4の歯数は同じなので、両台車の車輪の回転数は同じになる。
写真 TOMIXのクモヤ193の走行用台車

研磨用台車の歯車3を外せば、とりあえず一方の車輪は回転する。でも、できれば両方の車輪が回転すると良いなぁ。
とゆーことで、TOMIXの修理パーツ、DT32N形動力(走行用)台車、を買った。
写真 TOMIXのクモヤ193・192の走行用台車

でも、調べてみると、この新しい台車の歯車の歯数は、歯車1が16、歯車3が14、歯車4が11。
もともとの台車と新しい台車では、歯車1も歯車4も歯数が違うし、歯数の比率も違うので、車輪の回転数が違う。つまり、使えない。
って、せっかく買ったのに、どーするのさぁ。
写真 TOMIXのクモヤ193・192の走行用台車


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