アルディーノ(20190429)


「Arduino(アルディーノ)で楽しむ鉄道模型」なる本を買った。
本を買ったのは、もちろん「鉄道模型」なる言葉にあっさりとフィッシングされたからだが、じつは「Arduino」にも興味があった。ま、セミナーで一度名前を聞いただけ、ではあるが。(-_-)またか。
Arduinoは、いわゆるマイコンキットの名称で社名も同じ。本の趣旨はArduinoを使って、信号機やターンテーブルや列車などを自動運転しようというもの。
写真 書籍「Arduinoで楽しむ鉄道模型」(内藤春雄著、技術評論社)

自動運転ならArduinoができる前から没頭しているだけに、今さら、マイコンなんか使えるかぁぁ!
とは思うものの、新しいことも少しは勉強しないと置いてけぼりにされるので、実機を検分することにした。本で紹介されていた製品は、ArduinoのUno、お値段は3000円(税別)。
写真 Arduino Uno(千石電商にて購入)

まずは最初の一歩、ArduinoをUSBでパソに接続すると、デバイスとして認識される。
写真 Arduino UnoとPCとの接続

・・はずだが、認識されない。何なのさぁ。
写真 Arduino UnoとPCとの接続

不明なUSBデバイス、とゆーからネットを調べてドライバを何度も変えてみたが、さっぱり改善されない。何なのさぁ。
万策尽きて最後に、不明なUSBデバイスを削除したら、なぜか認識された。USBデバイスとして認識されなくても、ポートで認識されればOKとゆーことみたい。そんなのアリ?
写真 Arduino UnoとPCとの接続

とにかく、Arduinoが認識されたので、やっと試運転。
Arduinoのソフトに付属するサンプルプログラムのうち、本で紹介されていた、Arduino上のLEDを点滅させるものを書き込むと、難なく、動作。
さらに、単なる点滅だけでは面白くないので、プログラムに手を入れて三々七拍子の点滅にしてみた。プログラムを変えるだけで動作内容を変えることができるのは、確かに便利であるな。
写真 Arduino Unoの試運転

さらに、温湿度センサーを買って、Arduinoに接続して、測定値(乾球温度と相対湿度)をパソに表示してみた。
温湿度センサー本体はAOSONG社のDHT11。センサーの電源はDC5Vだが、ArduinoはDC3.3VとDC5Vを給電できるので、別途に電源は不要。
小さなセンサーなのに、信号はアナログじゃなくてデジタル。つまり、内部で信号の処理までしてしまうなんて、すごいなぁ。ってゆーか、デジタル信号なんてどーやって扱うのさぁ。
写真 温湿度センサー(AOSONG社のDHT11)

でも、心配ご無用。ArduinoでDHT11を使うためのプログラムやライブラリーはネットに公開されているので、ダウンロードすると、難なく、動作。
他の人が苦労して作ってくれたものをそのまま使うことができるのも、確かに便利であるな。
写真 Arduino Unoの試運転

以上で、試運転を終了。マイコンを使うのは初めてだが、思ったよりも簡単なものだ。もちろん、ブービートラップは常にあるので、あくまでも「思ったより」も簡単だっただけだが。(-_-)なのか。
それにしても、「今さら、マイコンなんか使えるかぁぁ!」というためには、とん挫したままの自動運転を何とかしないとなぁ。


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