屋根裏部屋作り考(13)(20190503)


屋根裏の換気扇の簡単な制御に高機能なArduino(アルディーノ)を使うのは、いささか勿体ない気もするが、ま、それはそれとして。
でも、Arduinoの許容出力電流は20mAで、換気扇の電流は150mA(定格電力15W÷電圧100V=0.15A)なので、Arduinoの出力で直接に換気扇を発停するのはムリ。
なので、別途リレーを使う。リレーなら買い置きがたくさんある。リレーの耐電圧はAC125VなのでOK。また、許容出力電流は1Aなので、始動電流を3倍としてもOKだ。
写真 リレー(HSIN DA 941 Series Relay)

では、回路図を書くか。回路図を書くのはじつに久しぶりだ。
まず、現状はこう。
温湿度センサーDHT11の配線はDC5V、GND(グラウンド)、信号線の3本。信号線はArduinoのデジタル入力の8番に接続。とくに8番限定ではないけど、プログラムが8番を使っていたので、右へ倣{なら}えで。
図 温湿度センサーとArduinoの回路図

次に、リレーを追加して、かつArduinoを単体で使うと、こう。
単体で使う、つまりPCとUSB接続しないで使うには別途DC12Vの電源が必要。リレーはDC5V駆動なので、Arduinoから給電できる。
図 温湿度センサーとArduinoとリレーの回路図

DC12V電源はいずれ買うとして、とりあえずは手持ちのものを仮に使用。
それにしても、ちとデカすぎるな。
写真 DC12V電源(仮)

AC100V用の端子台とコンセントは、近くのホームセンターで購入。
でも、端子台は見当たらなかったので、代わりにジョイントボックスを。
写真 端子台(ジョイントボックス)とコンセント

では、工作開始ぃ。
と言いたいところだが、その前に温湿度を取得・表示するプログラムに温湿度でファンを発停する部分を書き加えないとな。
とりあえず、温度30度以上または湿度70%以上で運転、温度28度以下かつ湿度65%以下で停止とする。
極めて簡単にもかかわらず、大雑把な性格ゆえミスが多くて、なかなか動いてくれないのは、ハードもソフトも同じ。(-_-)なのか。
図 換気扇発停のプログラム(抜粋)
プログラム

さぁて、今度こそ工作開始だぜぃ。


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