ED75のパンタ修理(20040417)


今から20数年も前、私が初めて買った機関車が、TOMYのED75です。
少し後に買ったKATOのEF65に比べるとずいぶんと見劣りがするものでしたが、何と言っても2900円という価格が魅力的だったのです。
KATOのパワーパックと線路を一緒に買って、これが私のNゲージの第一歩となったのでした。
写真 TOMY HN-501 ED-75型 電気機関車 トミー機関車シリーズ (香港製)の車両ケース

さてこのED75、今でも動くことは動くのですが、外観はかなり痛んでしまいました。
特にパンタグラフがなくなってしまっているのは、見るに忍びないものです。
そこで今回、パンタグラフだけでも修理してみることにしました。
写真 TOMYのED75(パンタグラフ修理前、側面)
写真 TOMYのED75(パンタグラフ修理前、側面)
写真 TOMYのED75(パンタグラフ修理前、上面)

修理と言っても、パンタグラフは部品として売られているので、買ってきて取り付けるだけです。
元々のパンタグラフはPS101ですが、新しく買ったものは下枠交差型のPS103です。(本来はPS102Aですが。)
しかも、本体はTOMYなのに、パンタグラフはなぜかKATOなのでした。
写真 KATOのED75用パンタグラフ(2004年4月10日に柏の「北総レール倶楽部」で購入)

まずは本体のパンタグラフを取り外します。
マイナスドライバをパンタグラフの下に差し込み、ねじるようにして取り付け穴から足を抜き出します。
次に、取り付け穴に新しいパンタグラフの足を差し込みます。
当たり前なのか、偶然なのか、メーカも形式も違うのですが、うまく取り付けることができました。(-_-)ビギナーズラックだ。
写真 TOMYのED75とKATOのパンタグラフ
写真 TOMYのED75(パンタグラフ修理後、上面)
写真 TOMYのED75(パンタグラフ修理後、側面)

やはり、パンタグラフがあるのとないのとでは大違いです。
外観が痛んでいると、ついつい走らせなくなってしまいますが、これならそんなことはないと思います。
ちなみに、床下機器と天井機器が逆向きになっていたのもついでに直しました。(-_-)素人だ。
写真 TOMYのED75(修理後)

また、もう一つついでに、走行系のチェックもしてみました。
写真 TOMYのED75(ケーシングを外した状態)
写真 TOMYのED75(上蓋を外した状態)
写真 TOMYのED75(動力伝達系を外した状態)

プラスチックのカップリングが少々劣化している以外には、特に問題はありませんでした。
まだしばらくは現役で頑張れそうです。
写真 ED75+20系客車


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