番外編(12-1)、君の行く道は[前編](20050806)


札幌出張を命ず、なのである。
正しくは、出張を命ぜられるよう、イロイロと策略を巡らしたというウワサもあるのだが。

さて、東京〜札幌間の交通手段と言えば、飛行機が常識。
速いし(片道2時間)、早割りだと安いし(片道2万円)、時間でも費用でも鉄道に勝ち目はない。
札幌での拘束時間は朝イチから夕方までなので、前日の夕刻に行き、当日の夕刻に帰る、という工程。

しかし、調べてみると、今回の出張では復路に早割りが効かないことが判明。
とゆーことは、往路2万円、復路3万円で計5万円。
往復5万円なら、少なくとも費用については、鉄道でもいい勝負に。

となると、にわかに気持ちは鉄道に傾いて。飛行機怖いし。
時間については、短縮は不可能なので、休暇を取って埋め合わせることに。夏期休暇の先取りとゆーことで。
で、こんな計画を。
列車 距離[km] 時間[h:m]
前日 08:02 上野 11:00 八戸 はやて3号 628 2:58
前日 11:10 八戸 13:04 竜飛海底 白鳥3号 160 1:54
前日 16:17 竜飛海底 17:31 函館 白鳥11号 97 1:14
当日 01:23 函館 06:07 札幌 はまなす 319 4:44
当日 17:12 札幌 09:41 上野 北斗星2号 1208 16:29
表 札幌出張工程

はやて、白鳥、はまなす、北斗星に初めて乗る。
青函トンネル記念館、函館市街を初めて見る。
とゆー、内容てんこもりの計画。次の機会はない、と思うとついつい欲が。
不安は、おじさんの体力が持つかどうか、だが。(-_-)車中二泊は無謀だろ。

しかし、ノーリスクはノーゲインだ。行くしかない。ぬおぉーっ。
怪しい光が目に宿りパワーアップしたおじさんは、みどりの窓口を急襲、一気に切符をゲットしたのだった。
もう、これで、行くしかない。行くしかないのだ。あはは。
写真 札幌出張用の切符

ちなみに費用は、〆{しめ}て4万9700円。
往路と復路で経路が違うため往復割引が効かなかったが、新幹線から在来線への乗継割引なるものが効いて、目標の5万円内をクリア。
それにしても、出張なればこそ5万円も使えるのだ、と改めて感謝したり。(-_-)ちゃんと仕事しろよ。

おじさんは行くぞーっ!待ってろよ皆の衆ーっ、って誰が?

【初利用駅】なし
【初乗り】なし
【完乗】なし


追記

それにしても、なぜに往復割引が効かないのか?
割引が有ると無いとで約3000円も違うから、これは気になる。
理由を聞くと、往路と復路で経路が違うからだと。
より詳しくは、往路はJR、復路はJR+青い森鉄道+IGRいわて銀河鉄道、だからだと。
うーむ、たしかに理屈はそーかもしれないが、なんだかくやしい。

あれ、もしかして、JRの往復と青い森鉄道+IGRいわて銀河鉄道の片道、とゆー手もあったんじゃぁ。
JRで往復=14000+14000×0.8≒25000円、青い森鉄道+IGRいわて銀河鉄道の片道≒3000円、合計28000円。
それでも2000円安いじゃん。がびーん。
これって、今から買い直せないのーっ?


追記2

最初は、函館からほど近い大沼〜森間を疑っていたり。
本線が急勾配なので、列車によっては迂回して支線を通るのだとか。
図 函館本線の大沼〜森間


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