番外編(32)、おーい、お茶(20060910)


シューッ、ガタン、ガタン・・。
「有森、音楽を、忘れるなーっ!」「達彦さーん!」
ドラマ「純情きらり」で、出征する達彦さんを桜子ちゃんが見送るシーン。
ジーン、って泣いてる場合じゃなかった。(-_-)涙もろいオヤジだ。
そう、このシーンに使われたのが、何を隠そう今回の探検地、SLで有名な大井川鐵道なのだった。

神戸の実家からの帰り道、掛川で東海道新幹線から東海道線へ。
写真 113系(2006年8月27日14時40分頃、掛川駅にて)

掛川から、菊川、そして金谷{かなや}。
二駅だけど、駅間が長いので14分もかかる。
でも、いい雰囲気だ。
写真 東海道線の軌道(2006年8月27日14時40分頃、掛川駅〜菊川駅間にて)

金谷に到着。
風情ある駅舎を期待していたが、うーむ。
写真 大井川鐵道の駅舎(2006年8月27日14時50分頃、金谷駅にて)

例によって、行き当たりばったりゆえ、この時間、SLの運転は既に終わっていたり・・。(-_-)無計画なオヤジだ。
まぁ、いーか。SLだけが大井川鐵道ってワケでもなかろう。
写真 大井川鐵道の路線図(2006年8月27日15時頃、金谷駅にて)

次の列車まで30分ほどか、ちとヒマだなぁ。
そーだ、隣の新金谷まで歩いてみよーかな。
金谷〜新金谷間の乗車時間は4分、線路はグルっとU字型、対して道路は直線、間に合うだろ、多分。(-_-)アバウトなオヤジだ。
写真 金谷駅と新金谷駅付近の地図

旧東海道をテクテクと。
ところどころに記念碑があるが、わざわざ訪れる人はいないよなぁ。(-_-)物好きなオヤジだ。
写真 金谷宿柏屋本陣跡の記念碑(2006年8月27日15時頃、金谷駅付近にて)

しばらくして、おっと、踏切だ。
駅の方を見ると、わーお、留置線上に昔風の客車が。
写真 大井川鐵道の構内(2006年8月27日15時10分頃、新金谷駅付近にて)

無事、列車より先に新金谷に到着。
そうとも、この駅舎なら合格だ。
写真 大井川鐵道の駅舎(2006年8月27日15時10分頃、新金谷駅にて)

さてと、あまり時間はないけど、どこまで行こうかなぁ?
おや、「川根温泉ふれあいの泉クーポン」なんて、いーかも。
丁度、温泉にも入りたかったところだ。(-_-)都合のいいオヤジだ。
写真 新金谷〜川根温泉笹間渡往復券+ふれあいの泉入浴券

まだ改札が開かないので、駅付近をぶらぶらしてみたり。
これは、元近鉄の車輌だとか。阪神の普通電車かと思った。
写真 大井川鐵道の旧近鉄420系(2006年8月27日15時20分頃、新金谷駅にて)

これは、元西武の車輌だとか。懐かしいスタイルだ。
写真 大井川鐵道の旧西武モハ313(2006年8月27日15時20分頃、新金谷駅にて)

そして、おぉ、遠くにチラっとSLが。
C10かC11かC12のいずれかだが、車輌番号までは見えない。残念。
写真 大井川鐵道の蒸機(2006年8月27日15時20分頃、新金谷駅にて)

駅へ戻って、ホームから客車を眺める。
踏切から見えた客車には「かわねじ(川根路)」号のマークが。
写真 大井川鐵道の「かわねじ」号(2006年8月27日15時20分頃、新金谷駅にて)

そして、ようやく列車が到着。
これは、元京阪の車輌。乗客が少ないので、クロスシートで脚を伸ばして楽チン、楽チン。
写真 大井川鐵道の旧京阪3000系(2006年8月27日15時30分頃、新金谷駅にて)

列車は各駅停車、単線電化の路線をゆっくりと走る。
途中の駅では擦れ違い。これは、元南海の車輌。
写真 大井川鐵道の旧南海21001系(2006年8月27日15時40分頃、五和駅にて)

やがて、列車は大井川の河岸に。
風が心地よさそうだが、なんと窓が開かない。冷房車も良し悪しだ。
写真 大井川鐵道の沿線(2006年8月27日15時40分頃、五和駅〜神尾駅間にて)

また途中の駅で擦れ違い。おおっ、なんとSL列車だ。やっほう。
そう、この時間、金谷から来るSL列車はないが、金谷に戻るSL列車はあるわけだ。
一瞬だったが、実機が走っているのを見られて良かった。
写真 大井川鐵道のC11227(2006年8月27日15時50分頃、福用駅にて)

さらに列車は進む。
静岡と言えば、お茶。茶畑も広がる。
写真 大井川鐵道の沿線(2006年8月27日16時頃、福用駅〜家山駅間にて)

またすれ違い。そして、なんとまた、SL列車。
一度ならず二度までも。狙ってないのにラッキーだ。
ちなみに、さっきも今回も、後方には補機の電機が。
写真 大井川鐵道の「かわね路」号(2006年8月27日16時頃、家山駅にて)

川根温泉笹間渡{ささまど}の手前で大井川を渡る。
この時はわからなかったが、対岸右手に見えるのが、ふれあいの泉。
写真 大井川鐵道の沿線(2006年8月27日16時10分頃、抜里{ぬくり}駅〜川根温泉笹間渡間駅間にて)

川根温泉笹間渡で下車して、ふれあいの泉へ。
道の駅にもなっていて、大勢の人が。
写真 川根温泉ふれあいの泉(2006年8月27日16時20分頃、川根温泉笹間渡駅付近にて)

大浴場には大井川に面した露天風呂が。
露天風呂からは鉄橋を渡る列車が見える。これは、元近鉄の車輌。
って、風呂場にカメラを持ち込むのはマズイんじゃあ?(-_-)アブないオヤジだ。
って、ご心配なく、これは隣の食堂から撮ったもの。
写真 大井川鐵道の旧近鉄16000系(2006年8月27日17時50分頃、川根温泉笹間渡駅付近にて)

1時間以上も長湯をして。ふーっ、満足満足。
おミヤは名産品の川根茶が入ったクッキーをば。
帰りは、元南海の車輌に乗って。行きと同じくで、楽チン、楽チン。
でも、すっかり遅くなっちゃったなぁ。静岡県に居るとゆーことをすっかり忘れてた。(-_-)お気楽なオヤジだ。

【初利用駅】東海道線/金谷駅、大井川鐵道/金谷駅、新金谷駅、川根温泉笹間渡駅
【初乗り】大井川鐵道/金谷駅〜川根温泉笹間渡駅
【完乗】なし


追記(20060910)

茶畑の写真を追加。今回は、これがなくっ茶。


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