番外編(74)、幸せ鉄(20080120)


さーて、出かけるか。ゆう号に乗って。
うーん、お座敷だぜぃ、しかも、グリーン車。
写真 相馬行き快速ゆう号(2008年1月13日7時50分頃、我孫子駅にて)

って、ウソです、ごめんなさい。
乗りたいのはヤマヤマなれど、ワタシが乗らないといけないのは成田行きなのでした。

それでもって成田から一っ飛び。また×4、来てしまった、ハノイに。
さーて、出かけるか。ドイモイ号に引かれて。
うーん、ハノイ〜サイゴン2000kmかぁ、ロマンだぜぃ。
写真 ベトナム国鉄のドイモイ号(2008年1月19日12時10分頃、ハノイ駅付近にて)

って、ウソです、ごめんなさい。
乗りたいのはヤマヤマなれど、そんなにノンビリはしていられない。
とゆーことで、今日の行き先は軍事博物館。
写真 軍事博物館の国旗掲揚塔(ハノイ市街にて)

そして、これは1975年サイゴン陥落の時、南ベトナムの大統領官邸に一番乗りした戦車、T54B-985号。
T54と言えば、対独戦で名をはせたT34の流れをくみ、攻撃力と防御力のバランスに優れた、当時を代表する名戦車だったと記憶している。
それにしても、ブルーハーツの唄ではないが、僕がプラモデルの戦車に熱中していた頃、これは実際に戦争をしていたわけで、今にして思えば少々複雑。
写真 軍事博物館のT54B-985号(ハノイ市街にて)

そして、これも有名な戦闘機、MIG(ミグ)21。
機首には撃墜マークが何と14個。アメリカ映画だと、ヤラレるのは敵側ばかりだけど、実際はそうでもないとゆーことです。
それにしても、撃つ側は良いだろうけど、撃たれる側はタマったもんじゃないネ。もしワタシが当事者だったら、間違いなく撃たれる側だろうなぁ。運動神経悪いから。
写真 軍事博物館のMIG21-4324号(ハノイ市街にて)

続いて、B52戦勝博物館。
これは撃墜されたB52の残骸。日本も戦争に負けていなければB29の残骸を飾っていたりするのだろうか。
それにしても、乗っていた人達や爆弾を食らった人達は・・、合掌。
写真 B52戦勝博物館のB52の残骸(ハノイ市街にて)

さらに、空軍博物館。
これは超大型のヘリコプター、MI(ミル)6。こんなにデカいヘリコプターが世の中にあったのか!、って感じ。MIG17やMIG21でも吊り上げたそうだ。さぞや兵器や兵隊さんをバンバン運んだことでせう。
それにしても、説明書きに、災害時の物資の運搬にも使われたとあったのには、少し救われた思いが。
写真 空軍博物館のMI6-7609号(ハノイ市街にて)

こういうものは日本じゃなかなか見られない。きっと、日本では戦争の臭いがするものは敬遠されるからでせう。
でも、戦争は今でもあるし、こういうものを見ることで、それを思い出すことも大切なのではないかと思いますよ。
それにしても、鉄ちゃんなんかをしていられる幸せに感謝です。ホント。
写真 ドイモイ号(ハノイ市街にて)

【初利用駅】なし
【初乗り】なし
【完乗】なし


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