新線(26)(20080203)


では、ワンショット部分を付け加えるとするか。
ちなみに、適当なパルスを作るには、適当な抵抗とコンデンサを選ばないといけないワケだが、これがなかなかに面倒くさくて、いつも間違えそうになる。
図 ワンショット回路

とゆーことで、この際、表を作っておくことにした。これで、もう安心。ってゆーか、もっと早く作っときゃ良かったのに。
遅延時間T[秒]
T≒RC(注1)
抵抗R[Ω](注2)
100(101) 1k(102) 10k(103) 100k(104) 1M(105)
コンデンサC[F](注3) 0.01μ(103) 0.000001 0.00001 0.0001 0.001 0.01
0.1μ(104) 0.00001 0.0001 0.001 0.01 0.1
1μ(105) 0.0001 0.001 0.01 0.1 1.0
10μ(106) 0.001 0.01 0.1 1.0 10
100μ(107) 0.01 0.1 1.0 10 100
(注1) ワタシが使っている74HC123Aの取説をよく読むと、T≒0.7RCではなく、こうなっている。
(注2) 例えば104は10×10の4乗、つまり100×10の3乗、100kを表す。同様に例えば332は33×10の2乗、つまり3.3×10の3乗、3.3kを表す。
(注3) 抵抗に同じ。ただし、抵抗の単位が[Ω]に対して、こちらは[pF(=10の-12乗F=10の-6乗μF)]。
表 ワンショットの遅延時間と抵抗とコンデンサの関係

今回は、抵抗を100kΩ、コンデンサを1μF、つまりパルスの長さを0.1秒に設定。
ワンショットは4回路必要なので(1回路は予備)、抵抗には集合抵抗を初めて使ってみた。これで少しは配線が簡単になるかと。
写真 普通の抵抗(上)と集合抵抗(下)

では、ワンショツト部分の基板を工作。
できるだけ配線をすっきりしようとしてたら、いつの間にかロボット顔になっていた。何となくカワイイ。()ウフフ。
写真 往復・待機・切替運転制御回路の改良工作

では、これを前回作った基板に連結。
横方向の長さを抑えるために、初めて縦方向に連結してみた。
丁度、連結用の針金がマユ毛みたいになってしまった。さらにカワイイ。()アハハ。
写真 往復・待機・切替運転制御回路の改良工作

では、配線チェック。
って、正直もう見る気がしません。しからば御免、電源投入ーっ!
おわーっ!、クチのところのICが思いっきりアッチッチ。ICを逆に差してた。(;アララ。
写真 往復・待機・切替運転制御回路の改良工作

では、試運転。
基板を縦方向に連結したので納まりは良くなった。後は中身だ、何とぞ宜しゅー。
写真 往復・待機・切替運転制御回路の試運転

あらためて電源投入ーっ!

(確認中)

何と、EF65君とEF58君が仲良く交代で走ってるではないか。ついに、走ってる。
動画 往復・待機・切替運転制御回路の試運転

苦節1年と1ヶ月。うれしいです。あきらめないで良かった。
(T T)


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