番外編(102)、惜別(20090419)


3月14日ダイヤ改正で、富士・はやぶさ号が廃止に。あれからもう一ヶ月も経ってしまった。
結局、一度しか乗れなかったが、今となっては一度でも乗ることができて良かったと思うしかなかろう。

さて、富士・はやぶさ号は東海道スジの最後のブルトレとゆーこともあり、廃止が近付く中で、当然フィーバーに。
オジさん的には今回も遠くで見守るつもりだったが、ふと思うところがあって、ラストラン前日の3月12日に東京駅に出かけた。

東京駅18時発なので、その1時間ほど前にホームに行くと、やはりとゆーか、大勢の人が。
やがて、注意を呼びかけるアナウンスの中、10番線に列車が入線。
東京駅までの牽引機EF66が、そのまま機回しで下りの牽引機となる。
写真 機回しで9番線を通過中のEF66(2009年3月12日17時30分頃、東京駅にて)

それにしても人が多くて、車両が見えない。
このトシでは、血相変えて突入するのも気がひけるしなぁ。
写真 10番線に停車中の富士・はやぶさ号(2009年3月12日17時40分頃、東京駅にて)

とゆーことで、場所を変えて、新幹線のホームに移動してみた。
少し遠い上に金網がジャマだが、何とか最後尾のヘッドマークが見えた。
写真 富士のヘッドマーク(2009年3月12日17時50分頃、東京駅にて)

さらに後方に引くと、全景も。うーむ、なかなか良い場所だ。
でも、ここから富士・はやぶさ号を望めるのは新幹線が居ない間だけ。
当然、そんなことを調べていたりはしないので、偶然に感謝。
写真 富士・はやぶさ号(2009年3月12日17時50分頃、東京駅にて)

ホーム沿いに、最後尾から先頭に向かう。
途中で、列車の向こうに東京駅のシンボル、駅舎のドームに気付く。
この組み合わせも、もうすぐ昔話に。
写真 富士・はやぶさ号(2009年3月12日17時50分頃、東京駅にて)

さらに進んで、先頭付近。
ここまで来ると、さすがに人も増えてくる。人垣の隙間を見つけるのが結構大変。
写真 富士・はやぶさ号(2009年3月12日17時50分頃、東京駅にて)

そして、ついに先頭部。
ちなみに、先頭部はここからでなければ見えない。やはり新幹線ホームで正解だった。
甲高い汽笛一声が響くと、定時に、富士・はやぶさ号発車。
大勢の人が見送る。ラストランの明日は、今日以上の人が見送ることでせう。最後まで、ご安全に。
写真 富士・はやぶさ号(2009年3月12日18時頃、東京駅にて)

【初利用駅】なし
【初乗り】なし
【完乗】なし


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