番外編(115-2)、BIとTBと(20091017)


本八戸で一泊し、翌日はロックシップさんと三沢へ向かう。この日、三沢では基地航空祭が行なわれる。
移動手段は十和田観光電鉄・・のバス。ま、悪くはない。
バス乗り場でしばしバスを待つ。すぐそばの建物が、ちょっと気になる風情。
写真 国登録有形文化財の河内屋(2009年10月18日8時20分頃、本八戸駅付近にて)

ちなみに付近には、八戸の代表的な観光スポットや文化財を紹介する像も並んでいる。
もちろん、鮫角灯台もあるんだな。
写真 鮫角灯台の像(2009年10月17日21時40分頃、本八戸駅付近にて)

では出発ぅ。三沢空港行きのバスはハイデッカーで見晴らし良好。
バスは八戸市街を抜けて一般道から自動車道に入る。ややあって、一段高い道路から東北本線と工事中の東北新幹線が寄り添うように伸びるのが見える。東北新幹線が新青森まで延伸するまでは、あと1年と少しだ。はたして東北本線の運命やいかに?
写真 東北本線(手前)と工事中の東北新幹線(奥)(2009年10月18日9時頃、百石道路にて)

自動車道は入った時から渋滞模様。航空祭は有名だから、さもありなん。
バスはノロノロとしか進まない。10人ほどの乗客のうち、大半は空港から飛行機に乗ると思しき人。運転手さんが頻繁に状況を電話で伝えているので、多分何とかなりそうな雰囲気はあるが、皆さん気が気じゃないでせうねぇ。「スピード落とせ」の看板がなんとも。
写真 渋滞(2009年10月18日9時40分頃、第二みちのく有料道路にて)

ようやく三沢空港に到着。予定より1時間遅れ。ロックシップさんと二人、空港ビルの屋上へ急ぐ。すでにブルーインパルス(航空自衛隊のアクロバット飛行チーム)の展示飛行が始まっていた。
機体はT-4、国産のジェット練習機だ。このテの飛行機が実際に飛ぶのを見るのは初めてだ。近くを飛ぶこともあって、速い速い。不意に現れては飛び去っていく。まるで忍者だ。
写真 ブルーインパルスの展示飛行(2009年10月18日10時50分頃、三沢空港にて)

なのでアップを狙っても、写るのは空ばかり。空を写しに来たんじゃないんだってばぁぁ!ずいぶん粘って、やっと、1枚、ふう。
写真 ブルーインパルスの展示飛行(2009年10月18日10時50分頃、三沢空港にて)

もうアップはいーです・・。
写真 ブルーインパルスの展示飛行(2009年10月18日11時10分頃、三沢空港にて)

ブルーインパルスが終わっても、展示飛行は続く。ここで、基地に隣接する三沢航空科学館へタクシーで移動。ここもグッドなビューポイント。
今回はサンダーバーズ(アメリカ合衆国空軍のアクロバット飛行チーム)が久しぶりの参加とやらで、メイン扱い。館内を見学などして時間調整するうちに、展示飛行が始まった。
機体はF-16、アメリカ製のジェット戦闘機だ。当然、T-4よりもパワフル。野球とベースボールの違いみたいなものが、ここにもあるなぁ。
写真 サンダーバーズの展示飛行(2009年10月18日13時10分頃、三沢航空科学館にて)

6機編隊の密集体形も。こんなにくっついて大丈夫なのかなぁ。
写真 サンダーバーズの展示飛行(2009年10月18日13時30分頃、三沢航空科学館にて)

ブルーインパルスの時には雲が広がっていたが、いつの間にか青空に。スモークが映える。
写真 サンダーバーズの展示飛行(2009年10月18日13時30分頃、三沢航空科学館にて)

サンダーバーズが終わっても、展示飛行はまだ続く。でも、私達はこれにて撤収。タクシーで三沢駅へ向かう。再び渋滞だが、ワタシはウトウトしてやり過ごす。
駅に着くと、こちらも大勢の人で、なんと改札制限中。しかし、ロックシップさんの機転で、少し後の快速しもきた号の指定を取り、足を確保。憂いなく時間まで、十和田観光電鉄をチェック。
写真 十和田観光電鉄7700型(2009年10月18日16時40分頃、三沢駅にて)

駅の先にある踏切の警報機は、今どき本物の鐘を鳴らす古風なヤツ。これも珍兵衛さんに教えていただきました。
写真 十和田観光電鉄の警報機(2009年10月18日17時頃、三沢駅付近にて)

さて、そろそろ時間。三沢駅に戻り、初乗りの快速しもきた号「き・ら・き・ら みちのく」に乗り込む。ラッシュ並みの混雑で、指定席車両にまで人が溢れる。
この車両、元はキハ40系のはずだが、とてもそうは見えない。床、椅子、テーブルは木質系。椅子座面は畳で、座布団が付く。
写真 快速しもきた号(2009年10月18日17時30分頃、八戸駅にて)
写真 快速しもきた号の車内(2009年10月18日17時30分頃、八戸駅にて)

列車は三沢までノンストップ、20分ほどで到着。駅を出てオミヤと酒類少々を、駅に戻ってお弁当をそれぞれ仕入れ、新幹線に乗り込む。
旅の思い出などを語るうちに、大宮到着。あぁ、もう帰って来ちゃった。楽しい時間が過ぎるのは、なぜこんなに速いのでせうねぇ。

【初利用駅】東北線/三沢駅
【初乗り】なし
【完乗】なし


謝辞

今回の旅行、ロックシップさんと珍兵衛さんには大変お世話になりました。
またいつかお会いできる日を楽しみに。


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