番外編(128)、これでいいのだ(20100424)


ちと用事があり、埼玉県の姫宮へこの半年間に2回ばかり行った。
姫宮へは、ウチからだと東武線だけで行ける。
スタートは野田線の増尾から。
野田線のヌシ、いつも変わらぬ8000系のお出ましだ。
写真 東武野田線の8000系(2009年10月4日10時30分頃、増尾駅にて)

といいながら、顔つきの違う8000系もたまに居たりする。
丸目の優しい顔がいーねぇ。更新しても顔だけは残して欲しいぞ。
写真 東武野田線の8000系(2009年1月18日14時30分頃、柏駅にて)

増尾の次は新柏、その次は柏。
ここで大宮行きに乗り換え。
野田線の船橋方と大宮方の接続はわりとタイトに設定されているようで、便利は便利なのだが、ちと忙しい。
ちなみに、柏は野田線の途中駅だが、終着駅のような頭端式ホームなので、平面乗り換えも出来る。
写真 野田線の駅構内(2009年10月4日10時40分頃、柏駅にて)

柏の次は豊四季{とよしき}、その次は流山おおたかの森。
ここはTX(つくばエクスプレス)との乗り換えのために作られた、野田線で一番新しい駅。それでも、初乗りからすでに5年近い。
名前からも分かるように、ここは流山市。TXのおかげで、流山市の北東部と南西部の連絡は良くなった。
流鉄も野田線まで延長していればなぁ。
写真 野田線の駅構内(2010年3月14日9時頃、流山おおたかの森駅にて)

流山おおたかの森の次は初石{はついし}、その次は江戸川台、その次は運河。
この名前、利根川と江戸川をつなぐ利根運河に由来している。
水運の時代、この運河を使うと、関宿回りに比べて約40kmのショートカットが出来た。その賑わいも今は昔。
その運河を単線になって渡り野田市に入る。
写真 野田線の駅構内(2010年3月14日9時10分頃、運河駅にて)

運河の次は梅郷{うめさと}、その次は野田市。
この駅のすぐ隣は、世界的に有名な某醤油会社の敷地。
とゆーか、そもそも野田線は野田の醤油を運ぶために作られた鉄道。
今は貨物列車もなくなったが「野田線」の名前にその歴史が残る。これでいい野田。
写真 野田線の駅構内(2010年3月21日16時30分頃、野田市駅にて)

ちなみに、梅郷から先では何やら工事中。
てっきり複線化かと思ったが、調べてみると高架化。
運河から先、ずーっと複線化の用地は確保されているが、まだまだ乗車人口が足りないとゆーことか。
ちなみに「野田線イコール単線」のイメージが強いが、実際は全線の2/3はもう複線だ。昔に比べるとスピードもアップしてる。
写真 野田線の線路(2010年3月14日9時20分頃、梅郷駅〜野田市駅間にて)

野田市の次は愛宕{あたご}、その次は清水公園、その次は七光台。
ここには車庫があり、深夜、柏からの列車のほとんどはここ止まりになる。
ワタシの知人、愛宕に住むY氏は、柏でワタシと飲んでは何度も寝過ごして、ここに呆然と立ちすくんだという。ご苦労さまです。(-_-)気の毒だ。
写真 野田線の駅構内(2010年3月14日9時20分頃、七光台駅にて)

七光台の次は川間{かわま}、その次は南桜井。
その間で江戸川を渡り、埼玉県に入る。
江戸川にかかる鉄橋はさすがに立派な佇まい。
江戸川を渡るとすぐに、何故だか唐突に複線になる。昔、この辺りに駅でもあったのかな。
写真 野田線の江戸川橋梁(2010年3月14日9時30分頃、川間駅〜南桜井駅間にて)

南桜井の次は藤の牛島、その次は春日部{かすかべ}。
南桜井の先からはまた唐突に単線になり、そのまま春日部に至る。
ここで本線、伊勢崎線に乗り換え。
伊勢崎線には東京メトロや東急の車両も乗り入れているので、一気に賑やかになる。
写真 東急の車両(左)と東京メトロの車両(右)(2009年10月4日11時20分頃、春日部駅にて)

春日部の次は北春日部、その次は姫宮。
やっと到着、ふぅ。
でも、都心を回るよりは早いし安い。野田線サマサマ。
そういえば鉄博も、東武線それも野田線だけで行けるなぁ。JRさんには悪いけどーっ。
写真 東武伊勢崎線の30000系区間準急(2010年3月14日9時50分頃、姫宮駅にて)

【初利用駅】東武伊勢崎線/姫宮駅
【初乗り】なし
【完乗】なし


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