番外編(136-2)、西奔西走(100822)


この日は神戸泊まり。しかも、陽の長いこの時季。寄り道の時間は十分にあるのだった。
まずは新装なった姫路から加古川へと向かう。
新装と言えば、ワタシにとっては加古川もそう。違和感はあるが、これが進歩というものだろう。
写真 山陽線の草津行き223系新快速(2010年7月11日16時50分頃、加古川駅にて)

ここで加古川線に乗り換え。
ありゃ、キレイな車両だ。しかも電車だし。違和感はあるが、これも進歩と・・。
写真 加古川線の厄神行き125系(2010年7月11日17時頃、加古川駅にて)

加古川線は初乗り、ではない。小学校低学年の頃に一度、福知山線の谷川から乗ったことがある。でも、どこで降りたかは忘却。ま、実際は初乗りみたいなものだ。
この列車の終点は、加古川から三つ先の厄神{やくじん}。ちと短すぎるよーな気もするが。
厄神に到着。以前はここと三木市街の間に三木鉄道が走っていた。
写真 加古川線の駅構内(2010年7月11日17時30分頃、厄神駅にて)
図 加古川線と三木鉄道他の路線図

次の列車を待つ間に、ちと周辺を探索。
西脇方面に向かって左手の出口へ出て、西脇方面へしばらく行くと、車両基地があった。
約半数の列車がここ止まりなのは、そのせいでせう。
写真 JR西日本の網干総合車両所加古川派出所(2010年7月11日17時40分頃、厄神駅付近にて)

車両基地を回り込むと、三木鉄道の踏切跡があった。
踏切部には線路が残っているが、その両側は撤去されている。線路のない砂利道が悲しげだ。
写真 三木鉄道の踏切跡(2010年7月11日17時40分頃、厄神駅付近にて)

踏切を越え、今度は廃線跡に沿って、駅に戻る。
次の列車を待っていると、向かいに何だかスゴイ塗装の列車が入ってきた。
写真 加古川線の加古川行き103系(2010年7月11日18時頃、厄神駅にて)

後ろの方も、またスゴイ。妖怪百目みたい。
写真 加古川線の加古川行き103系(2010年7月11日18時頃、厄神駅にて)

駅に着いた時には、こんなのも居た。全焼か?
この趣味はちょっとなぁ。おおかた近在の高校の美術部員あたりが好き勝手に描いたものでせう。
と思ったら、じつは横尾忠則氏の作品だそう。がちょーん。
モチーフは何?、明るい未来の加古川線・・では絶対ないな。
写真 加古川線の加古川行き103系(2010年7月11日17時30分頃、厄神駅にて)

次に来るのも、こんなのだったら、夢に見そうでちとヤだなぁ。
おっと、意外と普通なのが来た。ホッ。
少し陽が暮れてきた。寄り道もあと1時間ってとこかな。
写真 加古川線の西脇行き103系(2010年7月11日18時頃、厄神駅にて)

【初利用駅】加古川線/厄神駅
【初乗り】加古川線/加古川駅〜厄神駅
【完乗】なし


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