特別編(2)、続、揺れにぞ揺れし(20110402)


ウチに着いたら、もう暗くなっていた。
まず家の周りを見た。物置やエアコンの室外機などは無事だった。
中に入ると、玄関では、下駄箱の上に飾っていた置物が倒れたり落ちたりして、壊れていた。
ある程度大きなモノは全て固定しているが、小さなモノはそうもいかず、止むを得ない。
写真 下駄箱の上から落ちた置物(2011年3月11日18時50分頃、自宅にて)

食堂では、食器棚の上段に置いていたワイングラスなどが落ちて、割れていた。
食器棚の扉が開かなかったので、破片は外へ出なかった。
扉の磁石が強くて開けにくいのだが、これからは文句を言うまい。
写真 食器棚の上段から落ちたワイングラス(2011年3月11日19時10分頃、自宅にて)

台所では、天井にある自動消火器が回転していた。
どのような揺れだと、こうなるのだろうか。
写真 天井で回転した自動消火器(2011年3月11日18時50分頃、自宅にて)

2階の部屋では、本棚が倒れて、本が散乱していた。
本棚は子供が作ったもので、固定まではしていなかった。
写真 倒れた本棚(2011年3月11日18時50分頃、自宅にて)

別の部屋では、何と壁掛け扇風機が落ちていた。
付属のボードアンカーで固定したのが甘かった。
他の壁掛け扇風機と同様に、内部の柱に木ビスで固定すべきだった。
写真 落ちた壁掛け扇風機(2011年3月11日18時50分頃、自宅にて)

壁を見ると、時計が地震の時刻で止まっていた。
調べると、電池が外れていた。
前後に揺られて壁に当たり、その衝撃で外れたのだろう。
写真 止まった時計(2011年3月13日11時50分頃、自宅にて)

最後に、屋根裏に上がった。
想像はしていたが、棚に置いた車両が多数、落ちていた。
ただし、壊れたものはなかった。
車両はケースに入れてあり、また棚は床から80cmと低く、しかも床に敷物があったから。
写真 棚から落ちた車両(2011年3月12日10時40分頃、自宅にて)

翌日は復旧と再発防止にあてた。
自分は軽微な被害で済んだが、実際に家が無くなった方もおられると思うと、胸が痛む。


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