番外編(178)、背中しか覚えてない(20130120)


昨年12月に、台湾出張を命ず、をゲット。
でも、イマイチ高揚感が足りない。
昨年は、ア○リカやらア○リカやら遠い所が続いたせいなのか、はたまた、単なる老人力なのか。(-_-)後者だナ。
ともかく、夜、空港から車で台北{タイペイ}のホテルに到着して、朝、目の前が台北駅だと気付く。少し高揚する。
写真 台北駅(2012年12月12日7時50分頃、台北市街にて)

でも、目の前が台北駅だからと言って、乗れるわけではない。
移動はタクシー、ちーん。
灰色のココロと、黄色のタクシーとの対比も妙。
写真 タクシー(2012年12月12日8時頃、台北市街にて)

しかし、そう簡単に諦めてはいけない。
タクシーではやや遠い、という展開もフトあったりする。
そんな時には間髪入れず、ぜひ鉄道でぇぇ!と、ゴリ押さなければならない。なんだ、しっかり高揚してるじゃん。
写真 台北地下鉄の乗り場(2012年12月13日9時40分頃、台北車駅にて)

でも、遠いと言っても、さすがに新幹線に乗れるわけではない。
せいぜい地下鉄だ、っていーです、それで十分ですぅ。
まずは、自動券売機で切符を買う。
いかにも安物といった感じの、プラのコインみたいな切符。
でも、実はICチップ入りで繰り返し使える優れものだ。さすがに台湾、ITが進んでる。
写真 台北地下鉄の自動券売機とコイン型の切符(2012年12月13日9時40分頃、台北車駅にて)

台北では地下鉄は「捷運」と言うらしい。上海では「地鉄」だったが。
路線は充実しているが、地理不案内のため、どこの駅に行けばいーのかが、さっぱり分からん。頼りない鉄ちゃんだ。
写真 台北地下鉄の路線図(予定路線を含む)

とにかく、周りの皆さんにくっついて行くしかない。
自動改札機に切符をタッチして、いよいよ構内へ。
写真 台北地下鉄の自動改札機(2012年12月13日9時50分頃、台北車駅にて)

ホームに降りるとホームドア。
そこに列車が入ってくる。南港展覧館行き(多分、南港線)。
集電は第三軌条式、扉は外吊り式。じっくり眺めていたいが、置いてけぼりになるのはチト困る。
写真 台北地下鉄の駅構内と車両(2012年12月13日9時50分頃、台北車駅にて)

市政府駅で下車。地下街には日本のお好み焼きさんとか、いろいろ。
地上に出ると、公園に変わったベンチ。貨車の車輪を使ったもののよう。
もしかして、台湾でも貨車は絶滅したのかも知れぬな。
写真 貨車の車輪を再利用したらしきベンチ(2012年12月13日10時10分頃、市政府駅付近にて)

市政府に来たのは、もちろん、台北101タワーを見物するため。
じゃないけど、否応なく視界に入る。
最上階は101階、建物高さはなんと約500m。
写真 台北101タワー(2012年12月13日10時10分頃、市政府駅付近にて)

そのあと、市政府からどこか(多分、雙連駅)へ行って、さらにまたどこか(多分、七張駅)へ行って、最後は台北駅に戻った。うーむ、どこに行ったのか釈然としない。むーん。
周りの皆さんにくっついていくのが精一杯だったせいなのか、はたまた、単なる老人力なのか。(-_-)後者だヨ。
写真 台北地下鉄の駅構内と車両(2012年12月13日14時40分頃、某駅にて)

でも、乗車中はアセらなくて良いので、のんびりと観察などできる。
車内を見渡すと、優先席がある。吊り手がある。でも、網棚はない。
写真 台北地下鉄の車内(2012年12月13日15時頃、某駅間にて)

車内からホームを見ると、こんなオブジェのようなベンチがあったりする。
そういえば、ホームドアもあったりなかったり。
写真 台北地下鉄の駅構内(2012年12月13日16時40分頃、台大醫院駅にて)

てなことをしているうちに、早くも撤収。だって、実質二日の弾丸ツアーだもん。
新幹線も在来線も見たかったが、かなわず。台北駅付近は全ての鉄道が地下化されているのも敗因。
ちなみに、台湾のオミヤと言えば、一にパイナップルケーキ、二にカラスミなのだとか。
写真 パイナップルケーキ

【初利用駅】台北地下鉄/台北車駅、市政府駅、七張駅
【初乗り】台北地下鉄/台北車駅〜市政府駅〜七張駅
【完乗】なし


トップ /前ページ /次ページ