番外編(184)、続、ニュータウン巡り(20130525)


東葉高速鉄道に続く第二目標は、山万{やままん}ユーカリが丘線。
東葉高速鉄道/東葉勝田台から京成電鉄/勝田台へ乗り換えて、成田方面に2駅、ユーカリが丘で下車。
そういえば、この雰囲気も絵に描いたようなニュータウンだなぁ。
写真 山万ユーカリが丘線の駅舎(2013年5月3日10時30分頃、ユーカリが丘駅にて)

山万ユーカリが丘線は、いわゆる新交通システム。
開業は1982年で、新交通システムとしては、神戸のポートライナー、大阪のニュートラムに次いで三番目に古い。
ちなみに、埼玉のニューシャトルが四番目なので、千葉県の勝ち。
また、路線長は4km強しかなく、残念ながら、新交通システムとしては、二番目に短い。
それでも、一番短いのは埼玉と東京を走るレオライナーなので、これも千葉県の勝ち。どーだ。(-_-)どーでも。
写真 山万ユーカリが丘線のこあら3号1000形(2013年5月3日10時40分頃、ユーカリが丘駅にて)

路線は単線で、都営大江戸線のようなラケット状の形。
ユーカリが丘駅は大江戸線の光ヶ丘駅に当たり、ラケットの柄部の端にある。
また、ユーカリが丘駅から二駅目の公園駅は、大江戸線の都庁前駅に当たり、ラケットの柄部と面部の接続部にある。
ユーカリが丘駅を出発した列車は公園駅からラケットの面部の周囲を半時計方向に回って公園駅、そしてユーカリが丘駅に戻る。
そのせいか、公園駅のホームだけ2線ある。
写真 山万ユーカリが丘線の駅構内(2013年5月3日10時50分頃、公園駅にて)

公園駅のユーカリが丘駅方にはポイントがあり、ここで1線が2線になる。
ポイントは列車が通るたびにマメに働いている。
多分、逆回りはしないだろうから、フツーの線路なら、スプリングポイントでも良いのだろうけど。
写真 山万ユーカリが丘線の軌道と車両(2013年5月3日10時50分頃、公園駅にて)

駅名は「地区センター」「公園」「女子大」「中学校」など、固有名詞でないものが多い。
それで通じるってところが、この路線らしい。
女子大駅付近にある車両基地も、こじんまりしたもの。これも、らしいと言えばらしい。
写真 山万ユーカリが丘線の車両基地(2013年5月3日10時50分頃、中学校駅〜女子大駅間にて)

かように小さな路線だが、風景は多彩。
ユーカリが丘駅付近は立派なニュータウンだが、少し離れると田畑があったりする。
しかも、山もあればトンネルまである。
山万さんには悪いが、沿線全部がニュータウンになるより、このほうがいーね。
写真 山万ユーカリが丘線の車窓(2013年5月3日10時50分頃、女子大駅〜中学校駅間にて)

公園駅に戻ると、完乗したことになるので、あとはユーカリが丘駅まで歩くことにした。
道路沿いに高架があるので、これを眺めながら、歩ける。
時折、高架上を列車が通り過ぎる。
たしかに、バスより速くて時間に正確、鉄道より静か、というのはニュータウン向きだね。
写真 山万ユーカリが丘線の軌道と車両(2013年5月3日11時10分頃、地区センター駅〜公園駅間にて)

そして、さらに、乗り鉄は続く・・。

【初利用駅】京成電鉄本線/勝田台駅、ユーカリが駅丘、山万ユーカリが丘線/ユーカリが丘駅、公園駅
【初乗り】山万ユーカリが丘線/ユーカリが丘駅〜(女子大駅経由)〜公園駅
【完乗】山万ユーカリが丘線/ユーカリが丘駅〜(女子大駅経由)〜公園駅


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