番外編(193)、続々々、避暑じゃないけど(20130928)


長野原草津口からは、吾妻線の終点、大前に向かう。まだ早い時間だからネ。
長野原草津口から20分ほどで、大前に到着。
ホームに降りて、行き止まりの線路をしばし眺める。終点でのお約束だ。
車両 吾妻線の駅構内と115系(2013年8月24日13時40分頃、大前駅にて)

列車の乗客はそこそこ居たが、大半はそのスジの人のよう。
皆さん、どこに行くというわけでもなく、ホームや列車の写真を撮ってばかりいるし。
自分もそうなんだよなぁ、と思うと、ちと照れくさい。
車両 吾妻線の駅構内と115系(2013年8月24日13時30分頃、大前駅にて)

せっかくなので、もう少し周囲を探検しようと思い、時刻表を再確認。
なにしろ、大前駅を発着する列車は極端に少ないので、乗り遅れると一大事。
それにしても、1日たった5本とは、あの仙崎駅よりも秘境駅だ。
車両 吾妻線の時刻表(2013年8月24日13時40分頃、大前駅にて)

10分ちょいほど時間があったので、すぐ横を流れる吾妻川に架かる橋を渡ってみた。
何てことのない川に見えるが、これが吾妻峡谷を作っているんだよなぁ。
橋に続く道は登り坂で、これを行くと街があるようだ。
でも、これが限度。さすがに、3時間後の列車に乗る気にはならないので。
車両 吾妻川(2013年8月24日13時30分頃、大前駅付近にて)

では、撤収。通し乗りで高崎まで。
長野原草津口の手前では、廃止された太子{おおし}線の鉄橋がチラッと見える。
鉄橋が架かる川は吾妻川の支流だが、すでにかなり深い。
車両 旧太子線の橋梁(2013年8月24日14時頃、群馬大津駅〜長野原草津口駅間にて)

長野原草津口を出ると、付け替え中の新線が分岐していく。
この状況を見ると、新線へ切替は早ければ1〜2年後かと。
もっとも、肝心の八ん場ダムが完成しなければ、切替の必要性はないわけだけど。
車両 吾妻線の工事中の軌道(2013年8月24日14時10分頃、川原湯温泉駅〜長野原草津口駅間にて)

川原湯温泉の駅は八ん場ダムが出来ると水没する。
駅の上をまたぐ道路橋の脚を見ると、現在の線路から20メートルぐらい上まで水が貯まりそう。
ちなみに、水没する駅舎や線路って、どーするんでせうね。壊しちゃうのかな、それとも、そのまま?
車両 吾妻線の駅構内(2013年8月24日14時20分頃、川原湯温泉駅にて)

岩島の手前で、付け替え中の新線が合流してくる。
さて、次に来る時は、付け替えが終わった後か、それとも前か。どちらにしても、感慨深そう。
車両 吾妻線の工事中の軌道(2013年8月24日14時30分頃、岩島駅〜川原湯温泉駅間にて)

【初利用駅】吾妻線/大前駅
【初乗り】吾妻線/長野原草津口駅〜大前駅
【完乗】吾妻線/渋川駅〜大前駅


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