番外編(306-2)、続、お遍路(20180804)


お遍路四日目。
二十五番札所の津照寺{しんしょうじ}(室戸市)を周って、二十六番札所の金剛頂寺{こんごうちょうじ}(室戸市)の駐車場で、ワ車(ワム70000?)を発見。よく手入れされているのか、とてもキレイだ。
写真 ワム70000(2018年7月6日8時40分頃、金剛頂寺にて)

金剛頂寺を周って、二十七番札所の神峯寺{こうのみねじ}(安芸郡安田町)へ移動中に、ヨ車(ヨ5000?)を発見。ワ車はともかく、ヨ車は珍しい。でも、あまりにもボロボロでちょっとかわいそう。いくら骨董品屋さんが使っているとしても。
写真 ヨ5000(2018年7月6日10時10分頃、金剛頂寺〜神峯寺間にて)

続いて、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線(阿佐線)の終点、奈半利{なはり}駅を探検。
立派な駅舎と軌道だ。そういえば、途中で見た阿佐海岸鉄道もそうだった。地域の状況を考えると、どちらもよく頑張って造ったものだ。でも、さすがに阿佐海岸鉄道の甲浦{かんのうら}駅から室戸を経由して奈半利駅までの約50kmは力尽きたようだ。
写真 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の駅舎(2018年7月6日10時20分頃、金剛頂寺〜神峯寺間、奈半利駅にて)

神峯寺を周って、二十八番札所の大日寺{だいにちじ}(香南市)へ移動中に、土佐くろしお鉄道と何度も並行。でも、悪天候のため鉄道は運休中で、列車は見られず。むーん。
写真 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の線路(2018年7月6日10時40分頃、神峯寺〜大日寺間にて)

大日寺を周って、二十九番札所の国分寺{こくぶんじ}(南国市)へ移動中に、とさでん交通後免線の終点、後免町{ごめんまち}駅を探検。
駅舎にコンビニを併設、いや駅舎をコンビニに併設なのか、ともかく仲が良いのはいいことだ。
写真 とさでん交通後免線の駅舎(2018年7月6日14時20分頃、大日寺〜国分寺間、後免町駅にて)

駅舎の裏には、折り返しの車両(200形?)が居た。一駅だけでも乗ってみたいが、そうもいかず。
隣には、土佐くろしお鉄道の後免町駅。
写真 とさでん交通後免線の車両と土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の駅舎(2018年7月6日14時20分頃、大日寺〜国分寺間、後免町駅にて)

国分寺、三十番札所の善楽寺{ぜんらくじ}(高知市)を周って、お遍路四日目は終了。
高知駅付近のホテルに宿泊。予定より早くホテルに着いたので、コインランドリーで洗濯するか、とさでん交通桟橋線をチェックするかって、とさでん交通に決まってるじゃぁん。
高知には20年ぐらい前に一度来たことがある。ありゃ、高知駅も、とさでん交通の高知駅前駅も立派になってるなぁ。って、そんなことより、さっそく乗車ぁ!
写真 とさでん交通桟橋線の線路(2018年7月6日16時50分頃、高知駅前駅付近にて)

間もなく、はりまや橋駅付近のダブルクロスを通過し、
写真 とさでん交通桟橋線の線路(2018年7月6日16時50分頃、はりまや橋駅にて)

ほどなく、終点の桟橋五丁目駅に到着、下車(600形)。
たった10分ほどの乗車だが、ひと心地ついた。なにしろ乾いていたからなぁ。予定外の鉄分補給スポットだなぁ。ふぅ。
写真 とさでん交通桟橋線の600形(2018年7月6日17時頃、桟橋五丁目駅にて)

せっかくなので、戻りは歩きで。一つ手前の桟橋車庫前駅の向かいの車庫には、たくさんの車両が居て賑やか。
写真 とさでん交通桟橋線の車庫(2018年7月6日17時10分頃、桟橋車庫前駅付近にて)

お遍路五日目。
ついに来た、来てほしくないものが。朝から土砂降りだ。7月7日は七夕なのに。初っぱなの三十一番札所の竹林寺{ちくりんじ}(高知市)を周っただけで、アタマの先からアシの先までずぶ濡れ。トホホ。
写真 高知市街(2018年7月7日9時20分頃、竹林寺付近にて)

三十二番札所の禅師峰寺{ぜんじぶじ}(南国市)を周って、三十三番札所の雪蹊寺{せっけいじ}(高知市)へ移動中に、ワ車を発見。他にも、何台か居たような。
ってゆーか、ずぶ濡れを何とかしなきゃいけなくて、それどころじゃないんだけどーっ。
写真 ワム80000(2018年7月7日12時頃、禅師峰寺〜雪蹊寺間にて)

雪蹊寺、三十四番札所の種間寺{たねまじ}(高知市)、三十五番札所の清瀧寺{きよたきじ}(土佐市)、三十六番札所の青龍寺{しょうりゅうじ}(土佐市)、三十七番札所の岩本寺{いわもとじ}(高岡郡四万十町)を周って、お遍路五日目は終了。
岩本寺から三十八番札所の金剛福寺{こんごうふくじ}(土佐清水市)までは、約90km。札所間の距離では最も長い。なので、少しでも近付くべく、土佐清水市内に移動して、民宿に宿泊。途中。岩本寺付近、土讃線の窪川駅付近で鉄橋をくぐる。これも、だから何、という程度だが。
写真 土讃線の鉄橋(2018年7月7日17時頃、岩本寺〜金剛福寺間、窪川駅付近にて)

お遍路六日目。
金剛福寺は足摺岬の先端にあり、室戸岬と同じく近くに灯台がある。同じく「日本の灯台50選」の1灯だ。同じく、立っている場所も断崖絶壁の上だ。違いは、たくさんのフナムシくんがお出迎えしてくれること。
灯台訪問記録
写真 足摺岬灯台(2018年7月8日9時50分頃、金剛福寺付近にて)

金剛福寺を周って、三十九番札所の延光寺{えんこうじ}(宿毛市)へ移動中に、国道・県道の通行止めに遭遇。むーん。ここまで、悪天候にも負けず、何とかお遍路をこなしてきたが、ついに捕まったか。やむ無く、約60kmを迂回することに。
延光寺を周って、四十番札所の観自在寺{かんじざいじ}(愛媛県南宇和郡愛南町)へ移動中にも、国道・県道の通行止めに遭遇。むむーん。迂回する時間もなく、ついに断念。
写真 県道の通行止め(2018年7月8日15時20分頃、金剛福寺〜延光寺間にて)

たった二箇所しか周れなかったが、お遍路六日目は終了。
愛媛県宇和島市内に移動して、ホテルに宿泊。ホテルに行くにも、約40kmを迂回することに。一日中、迂回ばかりで、さすがにゲンナリ。でも、洪水や土砂崩れで亡くなった人もいるから、文句は言えない。
でも、迂回中に、予土線の江川崎駅付近で、鉄橋、駅舎、留置中の車両に遭遇。癒し効果、ここに極まれり。
写真 予土線の鉄橋(2018年7月8日17時50分頃、江川崎駅付近にて)

【初利用駅】とさでん交通桟橋線/高知駅前駅、桟橋五丁目駅
【初乗り】とさでん交通桟橋線/高知駅前駅〜桟橋五丁目駅
【完乗】とさでん交通桟橋線/高知駅前駅〜桟橋五丁目駅


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