番外編(307)、続、鉄博(20180812)


「鉄道歴史パーク in SAIJO」も、まぎれもなく鉄博だ。鉄博巡りは、最近ちょっとご無沙汰気味だけに、気合が入る。
鉄博訪問記録

広場には、フリーゲージトレインの二次試作車が展示されている。大きな車体とハデな塗装で、迫力満点。台車もマニアックでステキ。
この車両をここに置いてあるのは、おそらく四国で走行試験をしたからだが、もしかすると四国新幹線へのアピールがあるのかも。
写真 フリーゲージトレイン(2018年7月13日13時20分〜14時頃、鉄道歴史パーク in SAIJOにて)

また広場には、ミニSL用の軌道が敷かれている。8の字のエンドレスの長さは200m以上もあって、本格的だ。
写真 ミニSL用の軌道(2018年7月13日13時20分〜14時頃、鉄道歴史パーク in SAIJOにて)

「鉄道歴史パーク in SAIJO」は複合施設で、メインは四国鉄道文化館。西条駅を挟んで南館と北館がある。
南館には、C57、キハ65、DE10が展示されている。いずれも、四国にゆかりの車両。
C57の運転台と、キハ65の車内は立ち入り可能。また、各種の機器には説明用銘板も付いていて親切だ。
写真 C5744号機、キハ6534号車、DE101号機(2018年7月13日13時20分〜14時頃、鉄道歴史パーク in SAIJOにて)

他には、ジオラマや模型、各種の信号機、車両の車輪、レールスターなども展示されている。
ジオラマには「鉄道歴史パーク in SAIJO」を中心に、四国各地の風景が再現されている。もちろん、本四架橋もあり。
写真 鉄道ジオラマ(2018年7月13日13時20分〜14時頃、鉄道歴史パーク in SAIJOにて)

北館には、DF50と0系新幹線(カットモデル)が展示されている。
DF50は四国にゆかりの車両。0系新幹線も、「新幹線の生みの親」と言われる第4代国鉄総裁の十河{そごう}信二氏が西条市にご縁があるからだが、これももしかすると四国新幹線へのアピールがあるのかも。
DF50の運転台と新幹線の運転台・車内は立ち入り可能。新幹線の車内では、新幹線の移設の記録も放映。しかも冷房付き。
写真 0系新幹線とDF501号機(2018年7月13日13時20分〜14時頃、鉄道歴史パーク in SAIJOにて)

他には、ヘッドマークや閉塞装置なども展示されている。

北館の横には、十河信二記念館もある。
十河氏は「雷オヤジ」としても有名だったらしいが、それぐらいでなければ、反対意見も強かった中で新幹線を実現することはとても出来なかったろう。
でも、昔はともかく今は、十河氏みたいな人がいれば、すぐにパワハラ問題になりそうだ。いいのか悪いのか。
写真 十河信二氏の遺品(2018年7月13日13時20分〜14時頃、鉄道歴史パーク in SAIJOにて)

で、やっぱり、四国新幹線だよなぁ。
写真 四国新幹線の誘致板(2018年7月13日13時20分〜14時頃、鉄道歴史パーク in SAIJOにて)

新幹線がなくて在来線だけだと、稼ぐのは難しいものなぁ。それに、3島基金仲間の九州と北海道にも新幹線ができて、四国にだけないのも、バランスが悪いものなぁ。
問題は、十河氏みたいな人が、今も居るかどうかだなぁ。
写真 西条駅構内(2018年7月13日13時20分〜14時頃、鉄道歴史パーク in SAIJOにて)

【初利用駅】なし
【初乗り】なし
【完乗】なし


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