番外編(306-5)、お遍路(5)(20180825)


お遍路最終日、十三日目。
ホテルを出る時にも、琴電の列車(600形)に遭遇。幸先が良いなぁ。
この車両、カオと色がステキだ。あと、台車も。
写真 琴電琴平線の600形(2018年7月16日8時40分頃、瓦町駅付近にて)

八十三番札所の一宮寺{いちのみやじ}(高松市)を周って、八十四番札所の屋島寺{やしまじ}(高松市)へ移動中に、再びホテル付近を通過。あっさりと踏切に捕まる。
写真 琴電琴平線の踏切(2018年7月16日9時50分頃、一宮寺〜屋島寺間、瓦町駅付近にて)

さらに、屋島寺へ移動中に、琴電志度線の列車と遭遇。
写真 琴電志度線の車両(2018年7月16日9時50分頃、一宮寺〜屋島寺間にて)

屋島寺は屋島の頂上にある。屋島の頂上の高さは約300m。頂上からの風光は明媚で、国立公園第一号。源平合戦の博物館や水族館もある。連休中でもあるからか、酷暑にもかかわらず、駐車場はクルマで一杯。
写真 屋島の駐車場と高松市街(2018年7月16日10時20分〜50分頃、屋島寺付近にて)

屋島寺を周って、八十五番札所の八栗寺{やくりじ}(高松市)は、予定の第四鉄分補給スポットだ。山頂のお寺に行くためのケーブルカーがあるのだぁ。
何と言っても、車両のカオがカワイイね。
写真 八栗ケーブルカーの車両と車窓(2018年7月16日11時50分頃、八栗寺付近にて)

ケーブルカーの全長は700m、高低差は167m。西日本最大級とかのハデな形容はないが、上りの時に弘法大師を讃える唄が流れるのがアドバンテージだ。
ともかく、最後の鉄分補給スポットを堪能して、八十八箇所も残り三箇所、ラストスパートだぜぃ。
写真 八栗ケーブルカーの線路と車内(2018年7月16日12時30分〜40分頃、八栗寺付近にて)

八栗寺を周って、八十六番札所の志度寺{しどじ}(さぬき市)へ移動中に、左に琴電志度線、右に高徳線と並行。須磨浦公園辺りを思い出す。
写真 琴電志度線と高徳線の線路(2018年7月16日12時50分頃、八栗寺〜志度寺間にて)

志度寺は海のすぐ近く。海の向こうに屋島寺がある屋島と八栗寺がある五剣山が見える。
写真 屋島と五剣山(2018年7月16日13時20分頃、志度寺にて)

志度寺を周って、八十七番札所の長尾寺{ながおじ}(さぬき市)へ移動中に、琴電志度線の終点、志度駅を通過。こじんまりとした駅舎だ。
スイカがもっと普及して、バスと同じように列車でも使えるようになると、駅舎もなくなるのかもなぁ。
写真 琴電志度線の駅舎(2018年7月16日13時頃、志度寺〜長尾寺間、志度駅にて)

長尾寺で、寄進の案内を見た。どこのお寺も多かれ少なかれ同様の案内があるが、それにしてもすごい効用だなぁ。
あと、どうせなら世界平和も入れてほしいぞ。
写真 寄進の案内板(2018年7月16日14時40分頃、長尾寺にて)

長尾寺を周って、八十八番札所の大窪寺{おおくぼじ}(さぬき市)は、ゴール。
三十一番札所の竹林寺でずぶ濡れになったり、三十九番札所の延光寺や四十番札所の観自在寺へ移動中に通行止めで何10kmも迂回したり、そのほかにも、二番札所の極楽寺の階段で転んで尾てい骨を強打したり、高知市内のホテルの駐車場でクルマの隅をこすったり、七十一番札所の弥谷寺の階段登りで熱中症になりかけたり、それなりにイロイロと大変だったが、ついに、最後まで周った。うーん、タバコがウマイなぁ。
写真 境内(2018年7月16日16時頃、大窪寺にて)

大窪寺を周って、お遍路十三日目は終了、そして、全てのお遍路は終了。
鳴門市内に移動して、国民宿舎に宿泊。大じゃないけど浴場付きだぜぃ、ふーっ。やっと、のんびりできる。
写真 瀬戸内海(2018年7月16日17時50分頃、鳴門市内にて)

翌日、徳島空港から撤収。
鉄はオマケだったが、それなりに楽しめた。ムリをすれば、列車にもう少し乗れたかもしれないが、欲を言えばきりがない。
それに、お遍路に来ることはもうないかもしれないが、四国に来ることはまだあるかもしれないし。(-_-)なのか。
写真 空港ビル(2018年7月17日11時10分頃、徳島空港にて)

【初利用駅】八栗ケーブル/八栗登山口駅、八栗山上駅
【初乗り】八栗ケーブル/八栗登山口駅〜八栗山上駅
【完乗】八栗ケーブル/八栗登山口駅〜八栗山上駅


追記

西日本豪雨で被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。


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