新線改々(21)(20190824)


ポイントの暴走を何とか止めたいなぁ。
暴走を止めるために、今までは、まず暴走の原因を見つけて、次に原因を除去することを考えてきた。でも、あまり進展しない。
なので、ここでもアプローチを変えて、原因は分からずとも、とにかく暴走を止めることを考えることにした。

ポイント切替基板は一つのポイントを二つのリレーで動かしている。
図 ポイント切替基板のフロー図

これだと、もし二つの外部信号が同時にONになれば、二つのリレーは同時にONになる。
もちろん、本来は、そうはならないはずだが、現実には、なぜかそうなっている。
これを、何が何でも、どーしても、無理矢理にでも、そうならないようにしたい。

どちらか一方の外部信号がONになった時に、ノイズなどで、もう一つの外部信号もONになることがあるかもしれない。
それを無効にするには、例えば、こうすればよさそう。
いわゆるインターロック(Interlock)、つまり連動をさせるものだ。
図 ポイント切替基板のフロー図(改良案)

また、どちらか一方のワンショットがONになった時に、ノイズなどで、もう一つのワンショットもONになることがあるかもしれない。
それを無効にするには、例えば、こうすればよさそう。
これなら、外部信号のノイズもカバーできそう。
図 ポイント切替基板のフロー図(改良案)

また、どちらか一方のリレー駆動回路がONになった時に、ノイズなどで、もう一つのリレー駆動回路もONになることがあるかもしれない。
それを無効にするには、例えば、こうすればよさそう。
これなら、外部信号やワンショットのノイズもカバーできそう。
図 ポイント切替基板のフロー図(改良案)

さらに、リレーの接点を使えば、NOTを省略できるかもしれない。
リレーの接点は機械式だから、ちょっと心配もあるけど。
図 ポイント切替基板のフロー図(改良案)

さらにさらに、リレーの接点を使えば、ANDも省略できるかもしれない。
なんだかスッキリし過ぎているけど、大丈夫なのかなぁ。
図 ポイント切替基板のフロー図(改良案)

いずれにしても、これなら、二つのリレーは同時にONになりたくてもなれないだろう。ふふふ。
久しぶりに効果を期待できそう。では、工作だぁ。


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