番外編(355-4)、コロナですが、何か？(20200829)
翌日、長崎電気軌道でY氏の実家の最寄りの平和公園前から長崎駅前へ。
写真 長崎電気軌道の駅構内と車両(2020年8月3日10時頃、長崎駅前駅にて)
長崎駅は工事のため、様相が一変していた。在来線の高架工事は完了して、地上線は撤去中で、新幹線の工事は着々と進行中。
新幹線のホームと在来線の新しいホームは、在来線の古いホームのかなり西側にできる。なので、在来線の地上線が撤去されると広大な空き地ができる。何に使うのかなぁ。
写真 長崎線の駅構内と新幹線の駅舎(2020年8月3日10時10分頃、長崎駅にて)
在来線の新しいホームはさすがにピカピカ。
3番線の博多寄りに短編成用の4番ホームがある。ここから諫早行きの列車に乗車。このホームも新幹線の工事が終わって、特急がなくなっちゃったら、どうなっちゃうのかなぁ。
写真 長崎線の駅構内と車両(2020年8月3日10時20〜30分頃、長崎駅にて)
長崎から30分ほどで、諫早に到着、島原鉄道に乗り換え。
諫早にも新幹線のホームができるはずだが、気付かなかった。あとで調べてみると、在来線のホームを挟んで島原鉄道の反対側に、新幹線としては珍しく、地上のホームができるらしい。そりゃ気付かないわけだ。
写真 島原鉄道と長崎線の駅構内と車両(2020年8月3日11時20分頃、諫早駅にて)
乗車した列車はお隣の本諫早止まり。次の列車まで、駅を出て一服。JR九州も4月から全面禁煙になって、一服するのも大変なのだ。
駅に戻り、次の島原港行きの列車に乗車。
写真 島原鉄道の駅舎、駅構内、車両(2020年8月3日11時30〜50分頃、本諫早駅にて)
本諫早を出て住宅地を抜けると、広大な田んぼが続き、やがて遠浅の海が見える。有明海だ。
間もなく、まさに海沿いの大三東{おおみさき}に到着。日本一海に近い駅らしい。日本一海に近い駅と言えば、
伊予鉄道高浜線の梅津寺{ばいしんじ}駅もそうじゃないかなぁ。まぁ、日本一がたくさんあっても、いーじゃん、別にぃ。で、あるな。ホームの黄色いハンカチは、幸せを祈願するためだそうだ。いーね。
写真 島原鉄道の駅構内(2020年8月3日12時50分頃、大三東駅にて)
島原を過ぎて、島原船津には車両基地があった。
救援車がいたけど、雲仙普賢岳の噴火の時には活躍したのかもしれぬな。
写真 島原鉄道の車両基地と車両(2020年8月3日時分頃、島原船津駅にて)
終点の島原港に到着、下車。目出たく、島原鉄道を完乗だ。昔はまだ先があったけど、廃止されちゃったからなぁ。
島原港ターミナルはすぐ近くにあり、熊本港へ行く船もある。それも面白そうだが、今回は自重。
すぐに折り返す列車に乗車。
写真 島原鉄道の駅構内と車両(2020年8月3日13時10分頃、島原港駅にて)
島原に到着。せっかくなので、下車して、街をブラつくことにした。島原と言えば、島原の乱。一揆側の城は原城、幕府側の城は島原城。
駅舎を出ると、島原城が近くに見える。ふり向けば、駅舎のデザインも城風で、なかなかに格調高い。
写真 島原鉄道の駅舎(2020年8月3日13時30分頃、島原駅にて)
島原城は近くに見えるけど、入口が反対側って、何#。暑い中を歩いたら、疲れたしオナカも減ったので、城内の休憩所で一服して、うどんを食べる。
天守閣は再建されたものだが、威風堂々。最上階に登ると、東側に有明海、西側に雲仙岳が見える。
写真 島原城(2020年8月3日13時30分〜14時40分頃、島原市街にて)
では、撤収。
島原から諫早へ戻り、諫早から長崎行きの特急に乗車。今から思えば、肥前山口へ行って、乗り残しを潰すのもありだったかもなぁ。
写真 長崎線の駅構内と車両(2020年8月3日16時30分頃、諫早駅にて)
浦上{うらかみ}に到着、下車。浦上も長崎と同じく高架工事が完了して、ホームはピカピカだ。
写真 長崎線の駅構内と車両(2020年8月3日16時50分頃、浦上駅にて)
タクシーでY氏の実家へ戻って、また宴会。次の日も、囲碁をしながら、また宴会。結局、今回は3泊もさせてもらった。お世話になりっぱなしで、佐世保バーガーのオミヤだけでは、全然足りないなぁ。
それにしても、楽しかったこと。新型コロナ騒ぎで、自粛なんてしてたら、こうはいかない。検温して、マスクして、手洗いして、三密を回避して、これからもお出かけするぜぃ。
写真 空港ビル(2020年8月5日10時40分頃、長崎空港にて)
【初利用駅】長崎線/諫早駅、浦上駅、島原鉄道/諫早駅、本諫早駅、島原駅、島原港駅
【初乗り】島原鉄道/諫早駅〜島原港駅
【完乗】島原鉄道/諫早駅〜島原港駅
【乗り残し】長崎線/肥前山口駅〜諫早駅
追記
乗り鉄のついでに、お城巡りもそこそこしてるよーな。
