屋根裏部屋作り考(17)(20210220)


屋根裏で電気工事とかバリバリしちゃってるけど、いーのか。
と、ご心配されているムキもあるかもしれないなぁ。じつは、電気工事士の試験には大昔に合格済みだ。
写真 第一種電気工事士試験合格証

電気工事には感電や火災のキケンが伴うので、こーゆー資格制度がある。
電気工事士の試験には、特に受験資格はないので、誰でも受験できる。なので、電気屋さんでもなく、電気系の科目も習得していないワタシでも受験できた。
試験には筆記試験と技能試験がある。筆記試験はフツーの四択問題なので、宝くじに一度も当たったことがない人には難しいかもしれない。また、技能試験は実際に工具を使って配線をするので、工具の取説を読まずにテキトーに使っちゃう人や、配線の長さを計算せずにテキトーに切っちゃう人には難しいかもしれない。(-_-)誰のこと?
写真 電気工事用工具類(出典:Amazon)

と言っても、ワタシでも合格できたのだから、試験に合格するのはそれほど難しいわけじゃないと思う。でも、そこからが実は難しい。試験に合格しても、電気工事士として登録してもらうためには、実際に電気工事のしかるべき実務経歴を積まないといけないからだ。
ん?電気工事士として登録してもらう前に、電気工事の実務経歴を積むって、どーゆーこと?とゆーと、とりあえず認定電気工事従業者として登録してもらえるよーになっている。
写真 認定電気工事従業者認定証

認定電気工事従業者は限られた電気工事しかできない、と言っても、例えば、フツーの家の中の電気工事をするには十分なので、実務経験を積めるわけだ。いわば一人前になるまでの見習い用だ。
(注)電線路には、主ブレーカー以降の2次側配線は含まれない。
図 電気工事士法に基づく資格と工事の範囲(出典:Wikipedia)

せっかく試験に合格したのであれば、本来は実務経験を積んで、正式に電気工事士として登録されたいものだ。でも、フツーの人が実務経験を積むのはまずムリなので、ワタシはこれで良しとしている。
とゆーことで、屋根裏でも屋根裏以外でも電気工事とかバリバリしちゃっても、いーわけだ。
写真 屋根裏絡みの電気工事

でも、待てよ。鉄道模型にも電気配線はあるよな。それも電気工事士じゃないとできないの?とゆーと、36V以下の電気工事は誰でもできるよーになっている。皆様、ご安心ください。
写真 電気工事士法施行令(出典:e-GOV法令検索)


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