カプラー交換(20040327)


あれも欲しい、これもしたい、というのが世の常です。
でも、高いものはなかなか買えません。
カプラー交換というのは、安くてしかも満足度の高いものではないでしょうか。

私にとって、カプラー交換は今回が初めてです。
交換する車両としては、他の車両と連結することがない20系客車を選びました。
KATOの製品なので、新しいカプラーはKATOカプラーNにしました。
写真 KATOカプラーN(2004年3月24日、新宿(東京都)のヨドバシカメラホビー舘で購入)

まずは、新しいカプラーを組み立てます。
昔はプラモデル作りにハマっていましたが、今や老眼で手元が良く見えないので、昔に比べると倍ぐらい時間がかかったように思います。
最初は、なぜカプラーフックとカプラー受けが別パーツになっているのかと疑問に思いました。
でも、組み立ててみると、フック部分を可動させるためか、なるほどなぁ、と納得できました。
それにしても、こんなに小さいものをこれだけの精度で良く作れるものだ、と感心してしまいます。
写真 KATOカプラーNの組み立て(カプラーフックとカプラー受け)
写真 KATOカプラーNの組み立て(カプラーフックを切り取り)
写真 KATOカプラーNの組み立て(カプラーフックをカプラー受けに取り付け)

次に、古いカプラーと交換します。
車両から台車を外し、台車から古いカプラーを外します。
続いて、新しいカプラーを取り付け、台車を車両に元通りに取り付けます。
ちなみに、古いカプラーを外す時は、ラジオペンチでアタマをしっかりと掴んで、少し力を入れて回します。
写真 KATOカプラーNの取り付け(台車の取り外し)
写真 KATOカプラーNの取り付け(カプラーの取り外し)

古いカプラーに比べると、新しいカプラーは形状や大きさが、確かによりリアルな感じです
今回、機関車のカプラーはそのままにしましたので、カニ21の機関車側のカプラーだけはそのままにしています。
並べてみると、違いが良くわかります。
写真 アーノルドカプラーとKATOカプラーN
写真 アーノルドカプラーとKATOカプラーN

カプラーを交換すると、連結面の距離は2ミリ程度短くなります。
たかだか2ミリでも、実スケールで300ミリ相当ですから、編成が引き締まる感じです。
連結面の距離が短くなると、カーブで車両の肩同士が接触するのではないかいう心配もありましたが、R282では問題がありませんでした。
ただし、走行中にカプラーが外れ易くなるのは間違いないので、保線にはより気を配ることになりそうです。
写真 KATOカプラーNによる連結
写真 KATOカプラーNによる連結


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