セレクターの更新(20040821)


セレクターを更新することにしました。
写真 ATLASのセレクター

理由その一、セレクターの調子が悪いこと。
なにぶん古いせいで、12回路あっても接触不良で使えないものが多いのでした。
本線と駅の9回路分をかろうじてカバーする状態だったのですが、さらに不良箇所が増えて。
ハトメが使ってあるので、壊すつもりでないと分解修理ができないのでした。

理由その二、セレクターの場所を空けたいこと。
複線にして以来、留置線がなくなってしまいました。
新たに留置線を作ろうと思うのですが、コントローラとセレクターがどうにもジャマで。

理由その三、パワーパックを増やせるようにしたいこと。
今のセレクターはパワーパックが2台の場合に使うものです。
もしパワーパックをもう1台、あるいはそれ以上増やすことになった場合、どうすれば?

新しいセレクターは、3台以上のパワーパックにも対応出来、出来るだけコンパクトにかつ安くなるように考えました。
図 新しいセレクター(イメージ)

材料は、秋葉原の電気材料店と近くのホームセンターで調達しました。
図 新しいセレクター(材料)
品名 仕様 数量 価格
端子台 10端子、ビス径3mm 2個 400円
スペーサ 長さ15mm、孔径3.5mm 4個 100円
クリップ 巾15mm 10個 100円
バー アルミC型材、巾12mm×高さ18mm (※)1m 400円
電線 ヨリ線、0.2mm×10芯 5m 100円
圧着端子 1.25-3 20個 200円
合計 1300円
(※)15cmもあれば十分ですが・・。
表 新しいセレクター(材料)

あとは組み立てです。
まず、端子台を固定し、線路の電線を繋ぎます。
次に、バーを加工して固定し、パワーパックの電線を繋ぎます。
最後に、クリップに電線をハンダ付けし、端子台とバーを連絡します。
この時、クリップの塗装を必要に応じてヤスリで落とすのがポイントです。
図 バー

見栄えはパッとしませんが、まぁ、ちゃんと動きました。(-_-)大丈夫か。
図 新しいセレクター

ちなみに、セレクターは更新しましたが、コントローラは更新せずに撤去することにしました。

理由その一、当面、リバース区間を作る予定がないこと。
そのうち作りたくなるような気がしないでもないですが。

理由その二、仮にリバース区間を作ることになっても、2台のパワーパックを使えばリバース出来ること。
そりゃそーです。ちょっとバブリーですが。
図 リバース区間の給電(リバース区間に入る)
図 リバース区間の給電(リバース区間から出る)

さてこれで、次は留置線ですね。


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