旧型客車(20041128)


HPを開設して以来、ちょくちょく車両を買うようになりました。
と言っても、セットものは値段が張るので、バラ売りのものばかりですが。
ちなみに、その分お酒が減っているとしたら、喜ばしいことなのかも。

今回買ったのは、KATOのオハ35(戦後型)とオハフ33(同)です。
写真 KATOのオハ35
写真 KATOのオハフ33

私が頼りにしている学研の図鑑 客車・貨車(昭和56年初版)には、オハ35について下記の説明があります。
『オハ35(元スハ33650)。旧3等車で最初の広い窓の車両。以後、窓のはばは1mが標準となった。1308両もつくられ、長い間旧3等車の標準型であった。定員88人、自重30.3〜31.6t、最大長さ20.0m、最大高さ3.86m、製造初年1939年。』
『車内を明るくする広窓は、最初は展望車だけに使われていた。昭和11(1936)年、冷房装置つきの食堂車マシ37850(後のマシ38)に使われた後、昭和13(1938)年、いっぱん用客車としてははじめて、スロ30960(後のオロ36)に、昭和14年、スハ33650(後のオハ35)になどに採用された。』
『広窓とは、客車に使われている広い窓で、室内を明るくできる。しかし、車体の強さをたもつ点からは、あまり大きな窓にはできない。』

「ふーん、そうなんだー。なるほどねー。」
って、ちなみに本書は小学生向けです。(だから「いっぱん」とか「たもつ」とかが漢字でないのかと。)

ゴージャス(?)に、オハ35は2両買ったので、一応列車らしく見えます。
写真 KATOのオハ35・オハフ33

値段(定価)は、オハ35が1470円、オハフ33が1785円です。
見た目がほとんど変わらないのにオハフ33が少し高い訳は、尾灯が点灯するためのようです。知らなかったんですけど。
写真 KATOのオハフ33の尾灯

明かりが付く車両を買ったのは、じつは初めてなのでした。
となると、当然(?)分解せざるを得ない。
車体は両端と中央のツメを外して、LEDの基板はスライドさせます。
写真 KATOのオハフ33
写真 KATOのオハフ33

おお、こんなところにLEDが!
って、今どきムギ球ってわけもないよね。


追記(20041225)

京都の梅小路蒸気機関車館で見かけたオハフ33。
写真 C62+オハフ33+スハ43(梅小路蒸気機関車館にて)
写真 オハフ33(梅小路蒸気機関車館にて)


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