橋(20041205)


思いのほかホームの屋根が上手く出来たので、次は橋を作ってみたくなりました。
まずは設計図。
図 橋の形状と寸法

ホームの屋根に比べると橋はちょっと難しい。
斜めの部材があるうえに、部材の接合位置がシビアだからです。

設計図の各寸法はどのように決めればよいのでせう?
各寸法間の関係を求めると、
C=2A+B
B=H×sinθ
E=H×cosθ
A=D×sinθ
F=(2D+2E+A)×N+A×(N−1)=2(D+E+A)×N−A : Nは△の数
G=(2D+2E+A)×M+A×(M+1)+2D=2(D+E+A)×M+2D+A : Mは▽の数
M=N−1

寸法は11個、式は7個。
よって、寸法のうち4個を与えると、他が求まります。
通常は、A、θ、F、C、でせうね。
ただし、MおよびNは整数でなければならないので、FかCのどちらかは多少成り行きになります。

試しに計算してみませう。
A=3[mm]
θ=60[度]
F=450[mm]
C=75[mm]
とすると、
D=A÷sinθ=3.46・・≒3.5[mm]
B=C−2A=69[mm]
H=B÷sinθ=79.6・・≒80[mm]
E=H×cosθ=40[mm]
N=(F+A)÷2(D+E+A)=4.87・・≒5
F=2(D+E+A)×N−A=462[mm] : 再計算
M=N−1=4
G=2(D+E+A)×M+2D+A=382[mm]
となります。合ってるのかな?

合ってるかどうかは、作ってみればわかります。
さて、どーなるのでせう。結果は次回。本当に次回・・。(-_-)怪しい。


追記

新潟県中越地震の被害調査に行ってきました。
被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
また、復旧活動に携わっている方々、本当にご苦労さまです。


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