自己完結式クリーニングカー(20050709)


クモヤを改造したので、クリーニングカーが無くなってしまった。
何もないレイアウトだが、長さだけはそこそこなので、手作業のクリーニングはできれば遠慮したいのである。
といって、新しいクリーニングカーを買うのは、諸般の事情により、ちと難しかったりする。(-_-)無い袖は振れぬと。
そこでぇ、「買えぬならー、作ってみよー、クリーニングカー」って、字余り。

さて、クリーニングカーを作るにあたり、これだけは押さえておきたいポイントが。
クリーニングカーたるもの、たとえレールが真っ黒けでも、集電不良で走れません、などと弱音を吐いてはならんのである。気をつけぇ!

とゆーことは、クリーニングカーは、自衛隊のごとく自己完結式でなければならぬ。
まー、こんなイメージですね。
図 クリーニングカーのイメージ
ちなみに、もう一つのポイントは、もちろん、いかに安価に実現するか、なのである。エヘン。(-_-)いばるな。

さて、イメージはよいとしても、これをどのよーに形にすれば良いのであろーか?
とりあえず、イメージをもう少し具体化してみると。
・電源には単三乾電池を使う。
・とゆーことは、その電源で動くモーターを使う。
・それでもって、スポンジのよーなものを滑らせながら引っ張る。

うーむ、「具体化」とゆーには程遠いが。
まー、あとは作りながら考えよう。(-_-)B型だからな。
とゆーことで、適当に材料を手配。
名称 仕様 数量 金額
電池 単三 1個 -
電池ボックス 単三用、スイッチ付き 1個 63
モーター マブチFA130 1個 147
ウォームギアセット ウォームギア×2、平ギア×2 1式 147
スポンジ 120mm×70mm×40mm 1個 102
台車 2軸ボギー 6個 -
その他   成り行き -
表 クリーニングカーの材料

まずは、電源車。
電池ボックスを載せるだけなので、電池ボックスの大きさからほぼ車両の大きさが決まる。これは簡単。
強いて工夫したところを探せば、少しでも重心が低くなるような形にしたことぐらい。
図 クリーニングカー(電源車)の形状と寸法
写真 クリーニングカー(電源車)

次に、クリーニング車。
スポンジの取り付け方が悩ましかったが、落とし込む、というアイデアに行き着いて。
スポンジの上には適当な重りを置く予定。
図 クリーニングカー(クリーニング車)の形状と寸法
写真 クリーニングカー(クリーニング車)

最後は、モーター車。
こちらも走らせ方が悩ましかったが、走行用の車輪を別につける、というアイデアに行き着いて。
でも、これをうまく駆動させるのが難しく・・。簡単そーなんたけどねー。
走行用の車輪とモーターは上下方向にルーズにして。
写真 クリーニングカー(モーター車)の形状と寸法
写真 クリーニングカー(モーター車)
ちなみに、ウォームギアに組み合わせる平ギアは24歯なので減速比は1/24。モータ回転数が6400rpmなので車輪回転数は267rpm。車輪径が15mmなので走行速度は12.6m/分。スケール速度換算で113km/時。ちと速いか。
まー、これはあくまでも計算上のことだが。

結局、2週間以上もかかってしまったが。土日しか作業しないので仕方ない。
まー、なんとか形に。
写真 クリーニングカーの工作
でも、はたして、ちゃんと動くのだろーか?。


トップ /前ページ /次ページ