番外編(23)、常磐線(20060114)


いつもお世話になっている常磐線。
いつもそこにあるという空気のような感じ。
北海道や九州に行くと喜んで写真を撮るのに、近場だとそうはならないもの。
ちょっと申し訳ないなぁ、って気がふとして、今回は常磐線を取り上げてみたり。(-_-)キモチは分かるが、また番外編?

常磐線と言えば、何と言っても651系スーパーひたちとE653系フレッシュひたち。
でも、今まではいつも、見ーてーるーだーけー、なのだった。
しかし先日、唐突に乗る機会が。しかも、スーパーひたちなフレッシュひたちに。(-_-)一石二鳥、一粒二度美味、ってそりゃグリコだ。
写真 651系フレッシュひたち67号(2005年12月14日22時10分頃、上野駅にて)
乗車区間は上野から柏まで、29.1km。距離的には乗る理由がないが、酔っ払いには理由などいらないのだった。あはは。(-_-)あっそう。
乗ったはいーが、寝ちゃうと大変なことになるので、座らずに立っていた私。
先頭車と次車の連結部に居たが、揺れが少なくて、さすがに特急車両だと感動したり。

その時、隣に居たのがこの正真正銘のE653系フレッシュひたち。
両者が並ぶと、否応なく顔のデカサが目立つことに。(-_-)ボンネットが短いからな。
写真 E653系フレッシュひたち69号(2005年12月14日22時10分頃、上野駅にて)
常磐線と言えば、茨城県、茨城県と言えば、日○製作所。
それなのに、なぜか651系スーパー「ひたち」は川○重工業製。
名誉挽回のために、E653系は何が何でもウチがぁぁ、なんて、あらぬ想像をするのも楽しかったり。(-_-)アブナイ、アブナイ。

常磐線は交直流電化。切り替え地点が上野に近いので近郊車両にも交直流車が。
これはその一つE501系。ただ、交直流車なのに色が直流車系(エメラルドグリーン)なのは常磐線七不思議の一つとされている。(-_-)初耳だ。
写真 E501系(2005年5月28日14時頃、日暮里駅にて)
常磐線の起点は上野駅じゃなくて日暮里駅。東北本線の支線なので。東北本線より海側だから、大昔には海岸線と呼ばれていたらしい。でも、そんな理由なら日本全国海岸線だらけ、だろうに。(-_-)大らかな時代だ。

昨年、常磐線に強力なライバルが。誰かさんもわざわざ初乗りしていた、つくばエキスプレス(常磐新線)。
その刺客が、この車両E531系だフォーッ。
写真 E531系(2005年7月14日8時30分頃、上野駅にて)
敵はアキバ〜つくば間45分、まさに特急並みの速さ。しかし、速さで負ける分は料金がびみょーに安い分と街の真ん中を通って便利な分で引き分けに出来る。
あとは見た目と乗り心地の勝負だが、さすがに401・415系では勝てぬと見たか。
本家のE231系より上等そうな台車も、刺客に与えられた武器の一つに違いない。

とゆーことは、そろそろ引退かのぅ。まだまだ若いもんにゃ負けんつもりじゃがのぅ。
と、401・415系のとうちゃんとじいちゃんが顔を付き合せてツブヤいていたり。
写真 415系(2005年12月10日12時頃、上野駅にて)
それにしても、この親子、似ていないにもほどがある。(-_-)よく連結できるものだ。

引退?それならこっちが先じゃあ。
最近は影も薄くなっとるみたいじゃあ。(-_-)撮り方がヘタなだけだ。
写真 103系(2005年12月16日23時頃、柏駅にて)
ひときわ大きな音をたてて疾走する103系、最近のカルイ車両とは一味違う。
はて、会社にもこーゆー人が少なくなったなぁ。

こちら、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのE231系。
あの103系と113系をまとめて置き換えるのだからスゴイ。おっと今度は201系もか。数年後には、どこを切っても金太郎、だ。
写真 E231系(2005年5月28日12時40分頃、南柏駅にて)
ちなみにE231系って、もしかすると今や山手線の次に常磐線に多いのかも?
もしそうなら、チバラキ県民としては神奈川と埼玉に勝ってうれしい限りだ。(-_-)地下鉄で勝てないからな。

常磐線の綾瀬〜取手間は複々線。うち一つは各駅停車専用で東京メトロ千代田線と直通運転。
車両は半々といったところで、これは東京メトロの主力6000系。
アルミ車、今でこそ多いが、ここは昔からなのだぞ、エヘン。
写真 東京メトロ6000系(2005年5月28日13時頃、南柏駅にて)
ちなみに、この顔、当時はかなりアカヌケていたようだ。もっとも、ほとんどの人は扉の周り以外は見ちゃいないが。

こちらはJRの主力203系。
こちらもアルミ車。昔はアルミ車って高かったらしい。しかも201系と同じ制御方式だから中身も高かったことだろう。
当時の国鉄のご苦労が偲ばれる。料金は同じだし。
写真 203系(2005年5月28日12時50分頃、南柏駅にて)
6000系と203系がアルミ車なのは、もちろん軽量化のため。なんでも千代田線のアップダウンは東京メトロで一番キツイらしく、軽量化しないとアップを登りきれず、地下に入ったまま出てこれなくなるためらしい。(-_-)良い子は信じないよーに。

増備車、前面非常扉付きの209系1000番台。
6000系や203系には比べるべくもないが、ちょくちょく目にする。
写真 209系1000番台(2005年5月28日13時10分頃、南柏駅にて)
「使い捨て車両」などとカゲグチをたたかれる209系。しかし、どー見てもウチの家よりは長持ちしそうなんだけど。(-_-)なのか。

たった1編成しか居ない207系。JR西日本の207系とは別物。
非常扉を除けば見た目205系。しかし中身はVVVF車。今でこそ多いが、JR(国鉄)初のVVVF車だとか。やはり、ここは進んでるのだ、エヘン、エヘン。(-_-)風邪か。
写真 207系(2005年11月10日15時頃、赤坂駅にて)
希少種につき、これを見た日はいーことがある、ワケないか。

東京メトロも負けていない。こちらも、たった1編成しか居ない06系。
写真 東京メトロ06系(2006年1月6日8時30分頃、新松戸駅にて)
これとか207系とかは1編成しか居ないので、いざ撮ろうと思うとなかなか難しかったりする。まるで釣り人のような気分になれる。(-_-)変な共通点だ。

いつも見慣れていると有難い感じが薄いのだが、あらためて眺めてみると、401・415系、103系、E231系を除けば、ここ常磐線にしか居ないものばかりだ。
ひょっとして他の地域の人から見ると、常磐線ってすごく有難い、ものだったりするのかも。


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