続々、踏切(20060211)


本を見て材料は仕入れた。
あとは本を見ながら作るだけ。
でも、はて、中身を理解せずに作ってよいものかしらん?
理解できるかどーかは定かでないが、少しは調べておこうかと。
どーせ趣味だし。そんなに急がなくてもいーじゃん。(-_-)カネはないけどヒマはあるか。

さて、LED(発光ダイオード)。
LEDと聞くと気後れするが、豆電球の一種だと思えばなんとなく理解できたり。
注意点はプラスマイナスの向きがあること。
図 電球とLEDの回路

そして、電流を制限したい場合は抵抗を入れる。
特にLEDはそれ自体にあまり抵抗がないので、抵抗を入れるのが一般的みたい。
例えば、電源が5[V]でLEDの定格電流が20[mA]だと、アバウトな抵抗は5[V]÷0.02[A]=250[Ω]。
図 電球とLEDの回路

ちなみに、ズバリ250[Ω]の抵抗がなくても、こうやって作れたり。
いささかモッタイナイが、なぁに、1[kΩ]の抵抗をワンサカ持っている人にはノープロブレムだ。(-_-)居直りだ。
図 抵抗の合成

そして、ON-OFFさせたい場合はスイッチを入れる。
スイッチを一定間隔でON-OFFすればランプが点滅。
これにて一件落着ぅ、って手動でよければの話だが。(-_-)いーワケないだろ。
図 電球とLEDの回路

そこで、自動にするならスイッチをトランジスタに替える。
LEDと同じで、トランジスタと聞くと気後れするが、スイッチの一種だと思えばなんとなく理解できたり。
そういえばプラスマイナスの向きがあるのも似てる。
図 電球とLEDの回路

トランジスタに替えたら即自動でON-OFFだぁ、ってそれはウソ。トランジスタといへども勝手にON-OFFしてくれるワケではない。
ただトランジスタは電気的に操作できるのがミソ。
トランジスタには制御端子があって、この電圧を高く(H≒5V)するとON、低く(L≒0V)するとOFFになる。
でも、それを手動でやったら話はふりだしに。(-_-)さっきの手紙のご用事なぁに。
図 電球とLEDの回路

そのためには勝手にHとLを繰り返す信号が欲しい。
図 HとLを繰り返す信号

もし、そんな信号を作る回路があればトランジスタの制御端子に繋いで、今度こそ一件落着ぅ、となるわけだが。
図 電球とLEDの回路

じつは、このような回路はデジタル回路の定番中の定番なのであった。
なんでも「無安定マルチバイブレータ(またはオシレータ)」とかゆーのだそーな。
そーゆー物々しい名前を聞くと気後れするが、「電子版ししおどし」とか勝手に命名するとなんとなく理解できたり。カコーン。(-_-)ホントに理解しているのか?
図 無安定マルチバイブレータの回路

この時、HとLの信号の長さはT1[秒]≒0.7×C1[F]×R1[Ω]、T2[秒]≒0.7×C2[F]×R2[Ω]、となるのだそーな。
仮に、C1=C2=100[μF]、R1=R2=10[kΩ]とすると、T1=T2≒0.7[秒]。
警報機としてはちと間延びしてるかも。
図 無安定マルチバイブレータの信号

なおNOT(反転)用のICとしては例えば7404とかゆーものがあるのだそーな。
また「無安定マルチバイブレータ」は定番だけに専用ICとして例えば555とかゆーものがあるのだそーな。

うーむ、最後は「そーな」のオンパレードになってしまったが。
まぁ、とりあえず中身は理解したとゆーことにしよう。(-_-)8割、いや6割、いや・・。
よーし、満を持して工作に突入だーっ!だーっ!だーっ!
写真 基板の工作

と、気合は十分だったが、気合だけで上手くいったら苦労はない。
怒涛のトラブルが襲い掛かるのであった。続く・・。


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