踏切(13)(20060520)


車両の感知は何とか出来た。
理屈はイマイチよく分からんが。(-_-)またかい。

とりあえず状況をまとめると、
車両を感知しない時 車両を感知した時
TR1の動作 OFF ON
A点の電圧[V] 0.6 0.1
TR2の動作 ON OFF
B点の電圧[V] 0(L) 5(H)
表 フォトセンサーの感知回路の動作
図 フォトセンサーの感知回路の配線図(3版)

つまり、TR1のON-OFFによってA点の電圧が変化し、それによってTR2のON-OFFが切り替わるという仕組みらしい。
説明書によるとTR2(2SC1815)の動作電圧は約0.4Vなので、これは納得出来る。
よく分からないのは、なぜTR1には「トランジスタ=スイッチ」とゆー単純な図式が成り立たないのか、とゆーこと。
TR1って流れる電流が少ないので、そーゆーことになるのかなぁ、と勝手に想像はするが定かでない。

まぁ、あまり細かいコトにこだわっても仕方がない。先は長いのだ。(-_-)細かいコトなのか?
さて、次はいよいよこの信号を使う発停回路。
最初は信号を保持するところ。
で、こんな回路を考えた
図 発停回路の配線図(1版)

ワタシの考えでは、
@入力がある(A点がHになる)と、B点がHになって、TR2がONになって、C点がHになる。
Bそのあと入力がなくなって(A点がLになって)も、B点がC点からの周り込みでHのままになって、TR2はONのまま。
と、なるはず。
まぁ、100%大丈夫でしょう、どんなに控え目に見ても。(-_-)素人のクセに。

さっそく製作だ、テストだ。それそれーっ!
基板上の右側のLEDが出力を表示する。
車両がセンサーの前を通るとON、
写真 発停回路の工作
そして、車両がセンサーの前を通り過ぎてもON、
写真 発停回路の工作
じゃない。ガビーン!

はーっ? なぜ、なぜなぜなぜな・ぜ・な・ん・だーっ
もしかして、配線が外れてるとか?
トランジスタの向きが逆とか?
コンデンサが、って、それはないし。
まさか、考え方が間違ってる、とか?(-_-)多分。
アンビリーバボだ。トホホ。

現実に動かない以上、どこかが間違っているとゆーことだが。
しかし一体、これのどこが間違っているとゆーのか?
はて、どこだ、どこなんだ。

その後一週間、寝ては夢、覚めては現{うつつ}、と考えた末、ついに思い当たるフシが。
まずもって、電気は電圧の高い方から低い方へと流れるワケだが、
・D2を通ってC点からB点へ流れるには「C点の電圧>B点の電圧」が必要。
・TR2を通ってB点からC点へ流れるには「B点の電圧>C点の電圧」が必要。
って、矛盾してるよーな気が。C点→B点→C点→B点・・、って回らないよなぁ。
図 発停回路中の信号保持回路の配線図

そーか、そーゆーことか。言われてみればモットモだ。なんだ、早く言ってよ。
それなら、それで、軌道修正だ。
で再び、こんな回路を考えた
元のTR2をTR21とTR22に置き換えれば、B点とC点の電圧の矛盾はなくなるはず。
図 発停回路の配線図(2版)
まぁ、今度こそ100%大丈夫でしょう、どんなに控え目に見ても。(-_-)懲りなさ過ぎ。

さっそく製作だ、テストだ。それそれーっ!
車両がセンサーの前を通るとON、
写真 発停回路の工作
そして、車両がセンサーの前を通り過ぎてもON、
写真 発停回路の工作
じゃない。ガビーン!

はーっ? なぜ、なぜなぜなぜな・ぜ・な・ん・だーっ
いかん、ドロ沼だーっ。続く・・。


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