踏切(17)(20060708)


車両の接近と通過の検知がとうとう出来たので、最後(?)の仕上げを。
今までに作った回路を連結して動かしてみるのだ。
図 フォトセンサーの感知回路+発停回路+点滅回路+メロディ回路

そのためには点滅回路を外部信号で発停できるようにしないと。
「555」の4ピンの「Reset」を使えばいーはずだが。
図 点滅回路の配線図(4版)

単独でも使えるように切り替え式にしてみたり。
切り替え用のスイッチはまた不要基板からゲットして。(-_-)要は、買い忘れたワケね。
写真 スイッチの再利用品

さーて、お待ちかねの工作だ。
暑い屋根裏でハンダ付けに勤{いそ}しむワタシ。(-_-)物好きな。
よーし、出来た。
写真 点滅回路の工作

さっそくテストだ。あれ、ウマクいかない。ガビーン。
スイッチを切り替えても点滅が停まらない。
あ、そーか、プルダウンするのを忘れてた。
って、先に気付かないかね。(-_-)B型だからな。
ちと軌道修正をば。
図 点滅回路の配線図(5版)

もう一度ハンダ付けに勤しむワタシ。
よーし、出来た。
写真 点滅回路の工作

もう一度テストだ。あれ、ウマクいかない。ガビーン。
いや、たしかに「555」は停まるのだが、2つあるLEDの一方が点きっ放しに。
あ、そーか、「555」の出力がHでもLでも、どちらかのLEDは必ず点くようになっているんだった。
って、先に気付かないかね。(-_-)いくら、B型っても。
ちと軌道修正をば。LEDを点ける部分にAND回路を足した。
図 点滅回路の配線図(6版)

さらにハンダ付けに勤しむワタシ。(-_-)そんなにハンダが好きなのか。
よーし、出来た。
写真 点滅回路の工作

さらにテストだ。あれ、ウマクいかない。ガビーン。
スイッチを切り替えても点滅が停まらない。
今度は何を忘れたっけ?。全然心当たりがないんだけど。
で、調べてみるとプルダウンの効きが不十分な様子。さすがにこれは、先に気付かないなぁ。
ちと軌道修正をば。プルダウン抵抗を10kから5kにしてみた。
図 点滅回路の配線図(7版)

さらにハンダ付けに勤しむワタシ。(-_-)ひょっとして意地になってるだけでは。
よーし、出来た。
写真 点滅回路の工作

さらにテストだ。あれ、ウマクいった。ガビーン。(-_-)ウマクいって驚くなよ。
いやー、たかがこれしきのことでこんなに時間がかかるとは。
ともかく、線路に取り付けて一番列車だ。
動画 発停回路の工作

いやー、今回の発停編は長かったねぇ。
さすがに、しばらくはハンダ付けは遠慮したい気分だ。


追記

プルダウンとは「L」につなぐこと。逆に「H」につなぐのがプルアップ。
「555」のようなICでは、「L」にも「H」にもつながっていないと「H」と見なされてしまうのだった。
短絡を防ぐために、通常は適当な抵抗を入れるのだが、「555」の例では入れない方が良いのかも。って、よく分からん。


追記2(20060709)

電子回路にノイズは大敵。
でも、車両のモータはものすごくノイズを発生させたりして。
手で押せばウマク動作するのに、自走させるともうメチャメチャ。
困ってしまって、ワンワンワワーン。
で、パソ周りで良く使うノイズフィルターを電源とセンサーの線に使ってみたら。
写真 ノイズフィルター

信じられない。見事に納まった。
で、やっと動画を撮れた次第。(-_-)綱渡りじゃん。


追記3(20070108)

トランジスタの保護抵抗を追加。
これが最終形、なのか?
図 点滅回路の配線図(8版)


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