電車でゴー(20060715)


じつは、屋根裏鉄道には電車(旅客用)が走ってない。
電車がキライ、とゆーワケではない。
そもそも、ワタシの鉄道の記憶は小学校入学前の阪神電鉄から始まっているのだし。
なのに、なぜか縁がなかったのだ。
でも、縁は異なもの、唐突に電車が走る時がやってきたのだった。

その日、ワタシはご近所の模型屋さんに寄った。
月イチのペースで貨車や旧型客車を一両、二両と買っていたり。
その日も、注文しておいたタキ3000を受け取りに行ったのだった。

このお店、滅多なことでは他のお客さんと遭遇しないので、長居をしても気を使うことがない
いつものんびりとショーケースの製品を眺めさせてもらったり。
といって、別に何を買いたいというワケでもないのだが。

ただこの日はいつになく、眺めているうちにミョーな購買意欲が。
例の運転会の後だったせいもあるかもしれない。
また、フトコロにいささか余裕があったせいかもしれない。
とにかく、店を出た時、手にしていたのはタキ3000ではなく、屋根裏鉄道初となる電車だったのだ。

この電車、415系。
正式には、KATO、415系100番台4両基本セットなるもの。
電車を買うのも初めてだが、このようなセット品を買うのも初めてだ。8550円。
写真 KATOの415系100番台4両基本セット(あまのや模型店にて購入)

ちなみに、数ある電車の中からなぜに415系を選んだかというと。
其の壱、一昔前の少し丸みのあるやさしいデザイン。
其の弐、なのにシャープなデザインの1500番台との混結も可能。
其の参、両周波数(50/60Hz)対応交直流車なので並走相手を選ばない。
其の四、我が常磐線の先達にして今も現役。良くお世話になっていたり。
其の伍、フトコロと相談してこれが一杯一杯だ、ふーっ。(-_-)それが最大の理由だろ。
写真 KATOのクハ411
写真 KATOのモハ414
写真 KATOのモハ415
写真 KATOのクハ411

事前にカプラーをKATOカプラーNに交換してと。
では、いよいよ入線だ。
何もかも新品っていう列車を走らせるなんて数十年ぶりだなぁ。
うはー、いーね。静かだし。明るい色だし。
写真 KATOの415系

極めて満足すべき、この415系だが。
ナンと、先日行った第12回JNMAフェスティバルで特価品が。がびーん。
見たくなかった。


追記

>じつは、屋根裏鉄道には電車(旅客用)が走ってない。
軌道試験車クモヤも電車と言えば電車だが。


追記2

JNMA=Japan N-Guage Modelers Association: 日本Nゲージモデラーズ協会。
HOが走っているのはなぜ。
写真 第12回JNMAフェスティバル(2006年7月2日、浜松町の東京産業貿易会館にて)


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