番外編(69)、奥の寄り道(20071013)


仙台駅に戻って、まだ3時過ぎ。ちょっと寄り道するか。もう用事もないし、明日は休みだし、何より昨日は夜遅くまでサービス残業したし、バチは当たるまい。
寄り道するとしたら、やはり、松島かなぁ。もう何年も行ってないし。そんなに遠くなかったような気もするし。
とゆーことで、仙石線のホームへ。あれ、いつの間にか地下になってる。しかも、ステンレス車だ。
写真 205系多賀城行き(2007年9月14日15時30分頃、仙台駅にて)

地上に出てからも、周りはずっと住宅地。要は通勤路線なワケだ。さすがに東北一の大都市、仙台ですね。でも、旅情ムードなしで、ツマんない。(-_-)ワガママなオヤジだ。
多賀城到着。この列車は、ここまで。松島の最寄り駅、松島海岸は、まだまだ先。
時間があれば、多賀城址を見学するのもアリかと思うが、この時間では、そうもいかず。
写真 駅構内(2007年9月14日15時50分頃、多賀城駅にて)

乗り継ぎの列車は、東塩竃{しおがま}行き。松島海岸は、まだその先。しかも、東塩竃行きの次は、また東塩竃行き。何だか、悪いパターンにハマってしまった感じ。はたして、明るいうちに着けるのか。
写真 205系東塩竃行き(2007年9月14日16時頃、多賀城駅にて)

そうだ、もしかしたら、手前の塩竃から周遊船に乗るのもアリかも。と思って、下車してみたが、この時間、すでにサービス終了。むーん。
どうあっても、東塩竃で次を待て、という運命であるらしい。はいはい、分かりましたヨ。
で、東塩竃到着。仙台を出て、もう1時間か。松島って、そんなに遠かったかなぁ。
写真 東塩竃市街(2007年9月14日16時20分頃、東塩竃駅にて)

待つことしばし、松島海岸まで行ってくれる列車が到着。
列車の先頭には「がんばれロボコン」が。そーか、石ノ森章太郎氏の記念館が石巻{いしのまき}にあったんだっけ。
写真 205系石巻行き快速(2007年9月14日16時30分頃、東塩竃駅にて)

東塩竃から先は単線に。ようやく、旅情ムードが、・・出ないなぁ。車内は通学モードだし、マンガモードだし。
とかいいつつ、マンガは嫌いではないので、これはこれで。記念館かぁ、またいつか行っても良いなぁ。出張のついでに
写真 車内広告(2007年9月14日16時30分頃、東塩竃駅〜松島海岸駅間にて)
写真 車内広告(2007年9月14日16時30分頃、東塩竃駅〜松島海岸駅間にて)

列車の末尾には「サイボーグ009」。オジさん的には、渋いです。
ちなみに、こうやってペイント(ラッピング?)しても違和感がないのは、列車のランプが上に付いていて、ジャマものがないからかと。こういう205系もあるのネ。
写真 205系石巻行き快速(2007年9月14日16時30分頃、松島海岸駅にて)

ともかく、やっと、松島海岸到着。良かった、まだ明るくて。
横を見ると、すぐ近くに東北本線が。地図を見ると、たしかに、この辺りは東北本線と仙石線の線路が縺{もつ}れて走っているのだが、こんなに近いとは。とゆーことは、もしかして東北本線を使うのもアリなのか?
写真 東北線の線路(2007年9月14日16時30分頃、松島海岸駅にて)

松島は、天橋立{あまのはしだて}、宮島と並ぶ日本三景。おかげさまで、全て制覇済み。まぁ、50年も生きてるから、それぐらいはネ。
ただし、50年も生きてると、昔の記憶が結構あやふやに。松島は、初めてではないのだが、二度目なのか三度目なのかがハッキリしない。ちょっとコワい。
写真 松島湾(2007年9月14日16時40分頃、松島海岸駅付近にて)

海岸沿いに歩いて、五大堂へ。
手前にかかるのは透かし橋。ちなみに、今回、フト、線路のような形だと気付いた。徐々に「鉄」感覚が進歩しているようで、喜ばしい。
写真 五大堂と透かし橋(2007年9月14日16時50分頃、松島海岸駅付近にて)

五大堂の松の間から松島湾を望む。ここから見ると、小さな島が点在するだけのようだが、地図で見ると、松島湾の向こうには島が連なっていて、かなり雄大なのである。
写真 松島湾(2007年9月14日16時50分頃、松島海岸駅付近にて)

そして、瑞巌寺{ずいがんじ}へ。
杉並木の参道をしずしずと歩く。手前の看板に「瑞巌寺入場は5時まで」とあるのを見てしまったので、内心は急ぎたいのだが、みっともないので、じっと我慢なのである。
写真 瑞巌寺の参道(2007年9月14日17時頃、松島海岸駅付近にて)

そのせいで、着いたのは、やはり、5時をビミョーに過ぎた時間。「本日は終了しました。」と言われたが、そこを何とかお願いして入れてもらった。しかし、考えてみれば、それだって十分に、みっともない
写真 瑞巌寺(2007年9月14日17時頃、松島海岸駅付近にて)

極めて短時間だったが、ともかく拝まさせていただけて良かった。
戻り道、蒸機の車輪らしきものが見えたので寄ってみたら、鉄道殉職者弔魂碑だった。こちらも謹んで拝まさせていただいた。
写真 瑞巌寺の鉄道殉職者弔魂碑(2007年9月14日17時10分頃、松島海岸駅付近にて)

では撤収。
寄り道の仕上げに、帰りは東北本線を使うことに。こちらは松島駅。歩いたら結構、遠かった。駅に着いたら、歩いている途中に追い抜かれたバスが停まっていた。このバス、松島駅と松島海岸駅を循環しているらしい。次回は使うぞ。
写真 駅舎(2007年9月14日17時30分頃、松島駅にて)

仙台到着。待ち時間はあったが、駅の数が少ないからか、乗ったら30分弱で着いた。循環バスがあるなら、こちらの経路もいいかも。
写真 701系仙台行き(2007年9月14日18時30分頃、仙台駅にて)

仙台からは新幹線。「はやて」は満席だったので「たにがわ」で。
以上をもって、京都・仙台出張は公私ともに目出度く終了した。しかし、この二日後には、すでに次の出張がセットされていたのだった。しかも、超弩{ど}級の出張が。
写真 E4系東京行き、たにがわ号(2007年9月14日18時40分頃、仙台駅にて)

【初利用駅】東北線/松島駅
【初乗り】なし(東北線/青森駅〜上野駅、仙石線/仙台駅〜松島海岸駅は既乗)
【完乗】なし


追記

周遊船、昔、一度乗った記憶が。でも、こちらの船ではなかった。ってゆーか、このノリ、ちょっと、スゴイ。
写真 周遊船孔雀{くじゃく}丸と鵬龍丸(2007年9月14日16時50分頃、松島湾にて)


追記(20071014)

>「はやて」は満席だったので「たにがわ」で。
「たにがわ」ではなく「やまびこ」ではないでしょうか?と、いつも掲示板で御世話になっている、うえさん(k−say新検見川さん)から、ご指摘が。
ありゃ、また間違えた。よく、間違えるなー。50年も生きていると、ヘンな思い込み癖が。って、トシのせいにしちゃダメですネ。
いつも、気にかけていただいて、本当にありがとうございます。


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