番外編(84)、人生は重荷を背負い・・(20080608)


京都・広島出張を命ず、なのである。
はいはい、行きますよ。いつでも、どこへでも。仕事ですからネェェ。
まずは京都。仕事は月曜なので、神戸の実家に前泊。
ちなみに、これは、件の運転会から直行。まさか鉄道模型をカバンに入れて出張することになろうとは。
ともあれ、神戸から京都へは阪急をチョイス。
写真 阪急電鉄神戸線の8000系(2008年5月26日10時40分頃、三ノ宮駅にて)

十三{じゅうそう}で神戸線から京都線へ乗り換え。
十三は4面6線で、神戸線、宝塚線、京都線の全列車が停車。各方面の上りから他方面の下りへ乗り換えとゆーのが、ここの、とゆーか阪急の定番。
ワタシも昔は通学・通勤で、ここでよく乗り換えたものだ。
定期券だから乗り降り自由だったのに、駅を出たことはほとんどない。「十三=夜の街」とゆーイメージで当時は縁がなかったからだが、今となってはちょっと残念な気がしないでもない。
写真 阪急電鉄の駅構内(2008年5月26日11時頃、十三駅にて)

京都への途中、高槻市の先、水無瀬{みなせ}で下車。丁度、新幹線と並走している辺りだ。
一時期ここへ通っていたことがあり、この日、久しぶりに、当時お世話になった方を表敬訪問したのだった。
「○○クンもフケたなぁ。」って、そりゃそーでしょ。もう25年も前のことですからぁ。
駅舎を見れば、改札こそきれいになったみたいだが、階段とホームは昔のまま。変わったようで変わっていない、まるで人生そのものじゃん。
写真 阪急電鉄京都線の駅舎(2008年5月26日11時40分頃、水無瀬駅にて)

さて、翌日は広島。今日も、カバンが重い。
それでも、少しでも時間があれば寄り道を考える。
前回の流れ的には呉線だが、今日のところは可部線にした。
写真 可部線の105系(2008年5月27日11時頃、広島駅にて)

一つ目の駅は横川。どこかで聞いたことのある名前だなぁ。
って、調べてみると、あっち(信越線)はよこ「か」わ、こっちはよこ「が」わ。
ちなみに、あっちの横を流れる川は碓氷川、こっちは太田川。先に開業したのはあっちだが、川が大きいのはこっち。うーむ、引き分けかなぁ。
ここで可部線は山陽線から分かれ、山側へと向かう。
写真 可部線の駅名標(2008年5月27日11時10分頃、横川駅にて)

しばらくは右手にゆったりと流れる太田川を眺められて、癒される。
やがて住宅に視線を遮られ、そのまま、しばし行くと大町。ここで下車。
ここは、広島の新交通システム、広島高速交通アストラムラインとの乗り換え駅。
連絡通路から見上げた車両が美しい。
写真 広島高速交通アストラムラインの車両と駅舎(2008年5月27日11時30分頃、大町駅にて)

ここから、急いで広島方面に戻る。少し先の長楽寺には交通科学館があるのだが、さすがに今日はムリですヨ。
列車は高架上を快調に走行。周辺には建物があまり建て込んでないので、見晴らしも良好。いい気分だ。
写真 広島高速交通アストラムラインの線路と駅舎(2008年5月27日11時40分頃、大町駅付近にて)

新幹線の高架をくぐると、そのまま一気に地下へ。
終着の本通{ほんどおり}も地下。新交通システムで地下と言えば、リニモ(新交通なのか?)があるぐらいかと。
ちなみに、この路線、新交通システムとしては日本最長であるらしい。なかなか立派なのである。
写真 広島高速交通アストラムラインの車両(2008年5月27日11時50分頃、本通駅にて)

地下から地上へ出ると、広電の本通。
すぐ先で広島方面と西広島方面に分かれるので、くれぐれも乗り間違いなんかしないようにネ。(-_-)もしかして。
それにしても、カバンが重いなぁ。長大編成も良し悪しだ。
写真 広島電鉄の3700形(2008年5月27日12時頃、本通駅にて)

【初利用駅】可部線/大町駅、広島高速交通アストラムライン/大町駅、本通駅、広島電鉄/本通駅、紙屋町東駅
【初乗り】可部線/横川駅〜大町駅、広島高速交通アストラムライン/大町駅〜本通駅、広島電鉄/本通駅〜紙屋町東駅
【完乗】なし


追記

軽いトキでも、ケースに入れると42g。これに、EH10が242g。〆て1082g。
1kgとゆーことは、ペットボトル2本分か。重いはずだよ。ふぅ。


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