番外編(116)、友あり遠方より来たる(20091129)


元同僚のO氏が北京に居る。とゆーわけで、元同僚に会いに、知人のY氏と共に北京に行くことにした。
某旅行社の格安海外旅行ツアー、北京3泊4日、29800円(食事付き)でぇぇ!
って、あまりに安過ぎて一抹の不安を禁じ得ないが。ま、いーか、とにかく出発だーっ!
写真 北京行きNWA029便の飛行経路(2009年10月22日21時頃、成田空港〜北京空港間にて)

3泊4日ではあるが、初日と最終日は移動だけなので、実質2日間。
その2日間に詰め込まれた見学場所たるや、頤和園{いわえん}、明の十三陵、万里の長城、北京動物園、鳥の巣、天安門広場、故宮博物院、景山公園、天壇公園・・、ふーっ。
って、元同僚にいつ会うのさーっ?
ともかく、北京1日目は、朝もやの中に明けたのだった。
写真 北京市街(2009年10月23日6時10分頃、New World Hotel Beijingにて)

北京での移動は鉄、じゃなくてバス。ま、しょーがないネ。
それでも走っているうちに、どこかで鉄が、などとゆー淡い期待をしたりして。
って、市街を移動中に、さっそく居たよ。さっそく過ぎて、カメラの準備が間に合わ・・。
地図を見ると、ここは地下鉄13号線の芍薬居{しゃおやぉじゅ}駅ではないかと。
写真 北京地下鉄13号線のDKZ5型(2009年10月23日6時50分頃、芍薬居駅にて)

もっと走って来ないかなぁ、と思う間もなく線路を越えてしまい・・、うーむ、残念。
気を取り直して写真を見ると、架線がないので第三軌条方式なのが分かる。
それは分かるが、ナンだこの街路灯は??
写真 北京地下鉄13号線の軌道(2009年10月23日6時50分頃、芍薬居駅付近にて)

北京市街の道路はかなり立派だが、それでも車が多すぎて渋滞に。いやー、すごい迫力。
道路も鉄道も、もっともっと作らないとダメみたい。発展途上国は大変だなぁ。って、日本もいつか来た道。
ちなみに、地下鉄は13号線まであるけど、3、6〜9、11、12がまだ欠番。つまり、欠番の方が多いわけだ。
写真 道路と大渋滞(2009年10月23日9時30分頃、北京市街にて)

万里の長城(北京郊外の八達嶺長城)へ移動中、山の斜面を見上げると、列車が居た。
ソロリ、ソロリとゆー感じで走っていた。車の方が全然速そう。
今はまだいーが、皆にそう思われると、いつかは第三セクターの運命だぞ。大丈夫かなぁ。
写真 中国国鉄の列車(2009年10月23日12時30分頃、北京市街にて)

万里の長城の近くには駅があった。站は駅、すなわち八達嶺{ばーだーりん}駅だ。
路線は単線だが、駅は列車交換が出来る。
写真 中国国鉄京包線の駅舎(2009年10月23日12時40分頃、八達嶺駅にて)

万里の長城からの帰り、駅に人が居ると思ったら、丁度列車が入って来た。
車体の色や形からして、来るときに見たのと同じもののよう。
見た目「白いかもめ」だが、先頭車は機関車。白い機関車って違和感あるけど、ベトナムにも居たし、これがフツーなのかなぁ。
写真 中国国鉄京包線の駅舎(2009年10月23日14時10分頃、八達嶺駅にて)

明けて2日目。市街を移動中に、今度はトロリーバスが居た。
前日も見ているはずだが、なぜか気付かなかった。トロリーバスなんて遥か記憶の彼方。まさか走っているなんて想像もしてなかったからかもしれない。
それにしても、なぜトロリーが外れないの?なぜ分岐できるの?なぜショートしないの???謎だらけだ。
写真 トロリーバスの連節車(2009年10月24日6時30分頃、北京市街にて)

おっと、これは北京北駅だ。なんだか上野駅にフンイキが似ているよーな。
八達嶺駅に行く列車が出るのはここか。よく覚えておかねばぁ!
写真 中国国鉄の駅舎(2009年10月24日6時50分頃、北京北駅にて)

市街を移動中に頻繁に目にしたのが地鉄、つまり地下鉄の駅。とゆーか、その出入口。
これは北京動物園の最寄り、地下鉄4号線の動物園駅。地下鉄4号線は、2009年9月28日開通だったので、出来立てホヤホヤ。
写真 北京地下鉄4号線の乗り場(2009年10月24日7時40分頃、動物園駅にて)

電気自動車も居た。略せば電車だが、ちと苦しいか。
そういえば、電動バイクも結構居た。日本より進んでるじゃん。
写真 乗り合い電気自動車(2009年10月24日12時30分頃、故宮博物院付近にて)

とゆーわけで、怒涛の2日間は終わった。ふーっ、やれやれ。格安ツアーだったが、至れり尽くせりで、無問題{モウマンタイ}。
これで少しは偵察出来たので、次に来ることがあれば、一駅ぐらいは乗れるでせう。
新たな展望も開けて、北京旅行も目出度くお開きと・・、あれ元同僚は、どーなったのーっ?

【初利用駅】なし
【初乗り】なし
【完乗】なし


追記

元同僚は、じつは北京ではなく、北京から300kmも離れたところに居たのだった。
それでも、元同僚は北京まで会いに来てくれた。たった3時間ほどのために、その倍以上の時間をかけて。
それこそが、今回の旅行の何よりの思い出。ありがとうございます。


トップ /前ページ /次ページ