続、新線改々(20110911)


原因がノイズだとすると、ノイズ対策の三原則を思い出す必要がある。
図 ノイズ対策の三原則

まずは、出るのを防ぐこと。
と言っても、ポイントの切り換えをやめることはできない。
ポイントとポイントマシンを別のメーカーのものに換えることは、同じ動作原理である限りは、あまり変わり映えがしないような。しかも高そう。
ポイントの電源電圧を下げるのは、8Vや7Vの電源が入手しにくいのと、動作がイマイチ不安。
対して、今更だが、機械式のリレーを半導体式に換えるのは、かなり効きそう。と言うか、ひょっとしたら劇的に効くかもしれない。
でも、信号電圧が5Vで、12Vを入り切りできるのか?また、今使っている機械式のリレーと同じ2Aまで流せるのか?うーむ、少し調べないと。
写真 機械式リレー

次は、伝わるのを防ぐこと。
電線をシールド線やペア線に換えることは、効くのか効かないのか、全く予想できない。でも、ペア線にするだけなら、特に材料もいらないので、やってみても可。
アースすることは、基本中の基本だが、近くにアース端子がないのが難。
ノイズフィルターを増やすことは、そんなに高くないし、取り付けも簡単なので、やってみても可。
写真 ノイズフィルター

最後に、受けるのを防ぐこと。
ICとリレーを離す、あるいはICと12Vの電線を離すことは、効くかもしれない。
というのは、「新線は成功、新線改は失敗」の原因として特にアヤしいのが、新線改ではリレーからの12Vの電線がICを跨{また}いで通っていること。
図 新線と新線改の部品と配線の配置
ICとリレーを離すのは大変だが、電線を長くしてICを迂回するのはそうでもないので、やってみても可。
ICとリレーや電線の間に遮蔽を作ることは、同じく効くかもしれない。ただし金属を使うとショートが怖い。

とまぁ、専門家じゃないので、あくまでも推測でしかないが、ともかく、ここら辺りからスタートするしかない。
中でも、まずは材料のいらない方法から試してみるのが宜しかろう。


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