続、パワーパック増備(20061007)


現在、パワーパックは「2台も」持っているのだが、もう1台欲しくなってしまった。
じゃあ、買うか。
って、買っちゃうところがリッチなオトナの特権だ。ふふふ。
とゆーことで、480円のこれを。
写真 DCモータコントローラー(「小小零件・大大学問」シリーズ、2PK2400、マルツパーツ館秋葉原2号店にて購入)

いや、なに、別にKATOの製品を買っても良かったんだけどね。
ただ、いわば技術的なコダワリとゆーか、つまり、その。
って、別に金欠ってわけじゃないからーっ。(-_-)また飲み過ぎか。

ともかく、久しぶりにハンダ工作だ♪
まずは、部品の確認をば。
写真 DCモータコントローラーの材料
部品名 使用 数量
電池ボックス 単3×4本用 1
基板 81mm×44mm、裏面プリント配線済み 1
スイッチ 6P、スライド式 1
IC 2904 1
ICソケット 8ピン 1
トランジスタ FET、K1010 1
抵抗 カーボン、1/4w、330Ω・1kΩ・6.8kΩ・10kΩ・33kΩ・100kΩ(*)・150kΩ・2MΩ 2(*)、1(他)
可変抵抗 10kΩ 1
コンデンサ アルミ電解、耐圧50V、2.2μF 1
コンデンサ セラミック、0.1μF 3
ダイオード 1N4148 4
LED 5mmΦ、赤 1
モータ 直流、外形寸法はマブチFA-130相当 1
コード モータ用、80mm 2
表 DCモータコントローラーの材料
はい、欠品なし。オッケーっす。

だが、欠品なしでも、まだ安心はできない。
何と言っても、この前は、スイッチの足と基板の穴が合ってなかったからなぁ。
主な部品の、可変抵抗、ICソケット、トランジスタ、スイッチを基板に差して確認をば。
写真 DCモータコントローラーの工作
はい、ピッタリ。これもオッケーっす。ってゆーか、これが当たり前だよなぁ。

よーし、後はイッキに組み立てだぁ。
くーっ、ハンダの煙が五臓六腑{ごぞうろっぷ}に沁{し}み渡るぅ。(-_-)蓼{たで}喰う虫も好きずきだが。
あっと言う間に組み立て完了、さすがはプリント基板。
でも、ちとハンダの煙を吸い足りない気も、って何?
写真 DCモータコントローラーの工作

理屈は後回しにして、まずはスイッチオーン。
可変抵抗を調節すると、モータの回転が変化するはずだが。
アレ?回らない。おっと、電池の向きが1本、逆だったぁ。(-_-)相変わらずだ。
写真 DCモータコントローラーの工作
はい、回転よし。これもオッケーっす。やっぱりキット品はお手軽だ。

モータの回転が変化する仕組みは、PWM(Pulse Width Modulation:パルス巾変調)。
ちなみに、直流モータの回転を制御する方法には、抵抗制御とチョッパ制御があって、PWMは後者。
制御方法 抵抗制御 チョッパ制御
大雑把な回路図
大雑把な説明 抵抗を変化させて、モータにかける電圧を大きくしたり小さくしたりする。 スイッチを細かくオンオフしながら、オンの時間を長くしたり短くしたりする。
大雑把な例 103系とか、大昔のKATOのパワーパックとか。 201系とか、多分、今のKATOのパワーパックとか。
表 直流モータの回転を制御する方法

で、あらためて配線図を眺めると・・、うーむ、よく分からん。(-_-)だろうな。
写真 DCモータコントローラーの配線図(部品名は省略)

それでも、さすがに、なんとなく、2904ってのが「肝」なのは分かる。
2904は、オペアンプ(Operation Amplifier:演算増幅器)という種類のIC。
オペアンプにはいろいろな使い方があるが、ここでは+側と−側の入力電圧を比較して、それに応じたオンオフ比の出力電圧を作るのに使っているようだ。
写真 チョッパ制御のイメージ

さて、目出たく、動作確認ができたので、ちと遊んでみたり。
モータを外して、その線を線路につなけば、車輌を走らせることができるはず。
写真 DCモータコントローラーによる車両走行
動画 DCモータコントローラーによる車両走行
はい、走行よし。これもオッケーっす。快調、快調。
しかし、乾電池で車輌を走らせるのって、初めてだ。
当たり前と言えば当たり前だが、なんだか楽しいねーっ♪
もう1台買うか。オトナの特権で。(-_-)好きにすれば。


追記

「速控直流馬達控制器」・・、本製品の中国語表記。
察するに「馬達」が「モーター」か。
「馬」が「モー」とは、これいかに。(-_-)座布団、没収!


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