番外編(58)、河内鉄道(20070726)


また、来てしまった、ハノイに。
できれば、この地で乗り鉄なんぞしてみたいが、まだまだムリでせうなぁ。
しょーがない、またドイモイ号(?)でも見に行くか。もう少し、見晴らしの良いところを狙って。
例の踏切の少し南側、統一公園の辺りは、線路が広い道路に沿っていて、いーかも。
図 ハノイ駅付近

よーし、出発だーっ♪って、たちまち、汗だくだく、うひゃーっ。
さすがに今回は、夏だけあって、暑い。いや、日本の夏も暑いけど、この暑さはチト違う。
ハノイでコレだと、南のホーチミン辺りじゃもっと大変だろうなぁ、などと思っていたら、さにあらず。この時期、太陽が北寄りにある関係で、なんとハノイの方が暑いのだとか。
ふーん、そーなんだ。って、納得すれば涼しくなるワケでもないが。ともかく、何とか、統一公園の南西端までは到達した。ふーっ。
写真 ベトナム国鉄の踏切(2007年7月14日8時40分頃、ハノイ統一公園付近にて)

おー、線路だ、いーねぇ。
で、列車はいつ来るんだっけか?って、例によって、全然調べてなかったりする。
急いでないから待つのはいっこうに構わんが、ここじゃカンカン照りだもんなぁ。統一公園の方に移動するか。
待つこと、しばし、おっと、来た来た、来ましたよぉ。威風堂々の長大編成が、ゆっくりとやって来たよーっ。
写真 ベトナム国鉄の車両(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

先頭の機関車は、ドイモイ号とゆーのか、ドイモイ形とゆーのか、D19E-929号機。ちなみに、前回は927号機。
青、白、赤のトリコロール(三色)だと、フランス製っぽい気もするが、やっぱロシア製なのかな。中国の東風11型にも似ているけど。
写真 ベトナム国鉄のD19E-929号機(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

機関車の次はHL71512号車。大きな扉と上方の小窓からして、荷物車か郵便車のよう。扉がアケッパだけど、いーのかしらん。って、きっと暑いんだろうなぁ、ご苦労様です。
写真 ベトナム国鉄のHL71512号車(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

その次はHC61302号車。窓のない部分が謎を解く鍵。普通の客車でないことは確かだが、いきなり食堂車とかだったりするのかぁ?
写真 ベトナム国鉄のHC61302号車(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

その次はB41306号車。これは普通の客車でせう。窓にはブラインド状の(白っぽく見える)ものとルーバ状のものが。ルーバ状のものは、もしかして網戸かな?少なくとも、屋根上にはクーラーもないし、暑ければ窓を開けよう、とゆーことでせうか。
写真 ベトナム国鉄のB41306号車(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

その次はB41305号車。車番からして、前の車両と同形式。だけど、小窓と床下のタンクの位置が前の車両は前寄りで、これは後寄り。とゆーことは、向きが逆?窓の大きさが違うのも、そのせい?
それより何より、これは屋根上前方に箱状のものがあり、さらに屋根上全体にダクト状のものがある。もしかして、冷房車?
写真 ベトナム国鉄のB41305号車(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

その次はB41338号車。小窓と床下のタンクの位置が後寄りで、前の車両と同じだが、窓が小さい。うーむ。
写真 ベトナム国鉄のB41338号車(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

その次はB41846号車。前寄りにある小窓が二つ並んでいるところが少し違う。
写真 ベトナム国鉄のB41846号車(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

その次はB41313号車。B41306号車、B41338号車と同じっぽい。
写真 ベトナム国鉄のB41313号車(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

その次はB41316号車。同上。
写真 ベトナム国鉄のB41316号車(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

その次はB41317号車。さらに同上。どうやら、これが多数派みたい。
写真 ベトナム国鉄のB41317号車(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

その次はB41348号車。おや、小窓と床下のタンクの位置が前寄りで、窓が大きい。とゆーことは、やっぱり窓の大きい車両と小さい車両があるのか。
それより何より、これも屋根上後方に箱状のものがある。でもダクト状のものはない。とゆーことは、この箱、クーラーじゃないのか。とすると、ひょっとして、水タンク?
写真 ベトナム国鉄のB41348号車(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

その次はB41392号車。これも多数派。
写真 ベトナム国鉄のB41392号車(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

その次はB21324号車。これは、これは、屋根上がずいぶんスッキリしてるなぁ。ベンチレータがなくて平気なのかしらん。
それと、窓の数が少ない、とゆーか、窓間隔が広い。もし普通の客車でないとすると、いったい何でせう?
写真 ベトナム国鉄のB21324号車(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

最後はBV81303号車。一転、こちらは屋根上がずいぶんにぎやかだなぁ。荷物車っぽくもあるから、カニ車かなぁ。
ちなみに、反射板がアサッテを向いているのも、大らかで良いなぁ。
写真 ベトナム国鉄のBV81303号車(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園付近にて)

以上、機関車を含めて、全14両。立派です。
それにしても、後で見ると、木やら、電柱やら、車やら、ホント、ジャマものがいっぱい写ってること。やっぱ場所が大事なんだな。いつまで経っても気が回らなくて、さすがに、チト恥ずかしい。

では、撤収。次を待っていたら、脱水症状になりそうだし。
せっかくだから木陰の多い公園を通って帰るか。って、あれ、これは?
写真 公園鉄道(2007年7月14日10時10分頃、ハノイ統一公園にて)

何ということはない遊園地の汽車ポッポだが、湖(池じゃないのよ)を一周、となると、結構な距離。
大人が一人で乗るものではないが、えーい、旅の恥は何とやらだ。
写真 公園施設案内板(2007年7月14日8時30分頃、ハノイ統一公園にて)

こーゆー場合の要点は、堂々と乗ること。例えば、大学の先生が、遊園地における親子のコミュニケーションを調査、研究している風情、なんてのが宜しい。(-_-)見えないし。
で、乗ってみたら、所用時間は何と、約20分!我らが流山電鉄を通しで乗るのと同じぐらいの時間だったり。そして、料金は5000ドン、つまり何と約40円!お得だぁ。
いやー、湖を眺めながら、木々の中をゆっくりと、中々オツなものだ。って、これが、かの地での初乗りになってしまったじゃーん。って、まぁ、いーか。
写真 公園鉄道(2007年7月14日10時30分頃、ハノイ統一公園にて)

【初利用駅】なし
【初乗り】なし
【完乗】なし


追記1(20070728)

車両の情報をゲットしたくて、本屋に行って「車両図鑑」みたいなものを探してみたが、見つからなかった。
ベトナムの鉄ちゃん文化は、まだまだこれから、って感じです。


追記2(20070728)

丁度、サッカーのアジアカップ2007が開催されていて、ベトナム対日本戦を野次馬的に感染、もとい観戦した。
ものすごく蒸し暑くて、座って見ているだけでも汗だくだくで、熱中症になりかけた。選手の皆さんは、さぞや大変だったことでせう。仕事とは言え、ご苦労様です。
試合はベトナムが負けたが、予選を2位で通過。良かったネ。
写真 サッカーアジアカップ2007ベトナム対日本戦(2007年7月16日17時10分頃、ハノイにて)


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