番外編(399)、ごめんやして(20221016)


ごめんやして、遅れやして。
八戸へ来た。八戸へ来たのは、東北行く行く詐欺にならないためだぁ。東北は10月には寒くなるので、ギリのタイミング。今を逃すと、マジで詐欺になりそうだからなぁ。
ギリと言えば、新幹線からの乗り継ぎ時間が24分で、駅を出て一服して立ち食いソバを食べるのもギリ。ふーい。
写真 東北新幹線・八戸線の駅舎(2022年9月28日12時20分頃、八戸駅にて)

まずは、八戸から八戸線で久慈へ。
以前は失敗したけど、今回は、八戸臨海鉄道の機関車の写真をゲットぉ。腕が上がった?(-_-)ヘタな鉄砲も・・。
写真 八戸臨海鉄道の車両(2022年9月28日12時30分頃、八戸駅付近にて)

鮫を過ぎると、初乗り区間。すぐにウミネコの繁殖地として有名な蕪島{かぶしま}が見える。
蕪島を過ぎて、鮫角の辺りが三陸海岸の北端で、500km以上先の石巻{いしのまき}の辺りが南端。今回の乗り鉄の第一目標は、三陸海岸の北端から南端までの縦断。先は長い。
写真 蕪島(2022年9月28日12時50分頃、鮫駅付近にて)

階上{はしかみ}と角の浜の間で、青森県から岩手県へ。
陸中中野の辺りまで海沿いの高台を走って、久慈に到着。ついに、通過したことしかなかった岩手県に上陸。
写真 八戸線・三陸鉄道の駅構内と車両(2022年9月28日14時10分頃、久慈駅にて)

久慈から三陸鉄道に乗り継いで、宮古へ。乗り継ぎ時間が6分で、改札まで行って切符を買うのもギリ。
十府ケ浦{とふがうら}海岸の辺りから再び海沿いを走ると、巨大な防潮堤や水門が見えた。このような防潮堤や水門を、このあとあちこちで見かけた。2011年の東日本大震災の津波被害以来、延々と整備してきたんだろうなぁ。ご苦労様です。
写真 三陸鉄道の車窓(2022年9月28日14時30分頃、十府ケ浦海岸駅にて)

防潮堤と水門を何気なく見ていたら、三陸鉄道の車両に似た水門があった。三陸鉄道への応援かな。
写真 三陸鉄道の車窓(2022年9月28日15時頃、田野畑駅付近にて)

それにしてもトンネルが多いなぁ、と思って調べてみると、久慈から宮古までの間は、半分以上がトンネル。軌道も立派で、ビュンビュン走る。
トンネルが多いため、地震の被害も比較的少なかったらしい。でも、地震の被害の全体が甚大なので、「比較的」と言っても、相当なものだったと思うけど。
写真 三陸鉄道の車内(2022年9月28日15時10分頃、島越駅〜田老駅間にて)

宮古に到着。
乗り継ぎ時間が24分で、駅を出て一服して、さらに観光案内所で、明日再度、宮古に来る時のための情報を収集するのもギリ。
駅前には、三陸鉄道の本社もある。宮古は、三陸鉄道全線の中間辺りだからかな。
写真 三陸鉄道の駅構内と車両(2022年9月28日15時50分頃、宮古駅にて)

宮古から盛岡まで山田線も通っているけど、スルーして、釜石へ。
宮古から釜石までの中間辺りの岩手船越は、本州最東端の駅。下車できなかったけど、これで本州の東西南北端の駅を通過。やったね。
写真 三陸鉄道の駅構内(2022年9月28日17時頃、岩手船越駅にて)

岩手船越から浪板海岸まで、小学校の修学旅行と思しきご一行が乗車してきて、車内がにわかに賑やかに。いーね。
写真 三陸鉄道の車内(2022年9月28日17時10分頃、岩手船越駅〜浪板海岸駅にて)

釜石に到着。
三陸鉄道の終点の盛{さかり}まで、もう一息だけど、すでに、たそがれ時。今日は、ここまで。
写真 三陸鉄道・釜石線の駅構内と車両(2022年9月28日17時40分頃、釜石駅にて)

駅から徒歩15分ぐらいのホテルに荷物を置いたら、ホテルの裏手の居酒屋さんで1人宴会だぜぃ。
居酒屋さんの大将によると、この辺りにも津波が来たけど、建物が元弾薬庫で頑丈だったので壊れなかったとのこと。ご無事で何より。
写真 某居酒屋(2022年9月28日19時50分頃、釜石市街にて)

【初利用駅】八戸線/久慈駅、三陸鉄道リアス線/久慈駅、宮古駅、釜石駅
【初乗り】八戸線/鮫駅〜久慈駅、三陸鉄道リアス線/久慈駅〜釜石駅
【完乗】八戸線/八戸駅〜久慈駅


トップ /前ページ /次ページ