番外編(414)、急がねば(20230722)


函館空港からバスで、函館駅に来た。
写真 空港連絡バス(2023年7月2日12時10分頃、函館駅にて)

1年ぶりに、函館駅に来たのは、北海道内の乗り残しを早めに何とかするためだぁ。JR北海道さんは、何かと大変そうだし。
でも、待ち時間があるので、摩周丸も検分しようっと。
写真 摩周丸(2023年7月2日12時20分頃、函館市街にて)

摩周丸と言えば、青函連絡船。パンフレットによると、青函連絡船は1908年から運行が始まり、1925年から鉄道車両を航送するようになり、1988年に運行が終わった由。
連絡船の総数は90隻。このうち、この摩周丸と、青森の八甲田丸だけが残っている。
写真 青函連絡船の展示(2023年7月2日12時20分頃、摩周丸にて)

青函連絡船に実際に乗ったことがないので、ビデオを見て後追い体験。
何かとご苦労があったことが分かる。
写真 青函連絡船の展示(2023年7月2日12時40分頃、摩周丸にて)

ご苦労の中でも一番は、おそらく1954年の洞爺丸台風の被害。函館湾に避泊中の洞爺丸ほか5隻が沈没して、乗客・乗員の死者は何と1430人。ご冥福をお祈りせねばな。
痛ましい事故だけど、この事故のおかげで、安全な青函トンネルが実現した。
写真 北海道新幹線の車内(2022年8月10日10時頃、青函トンネルにて)

摩周丸を検分したら、昼ご飯を食べる時間がなくなったけど、駅に戻って駅弁を買ったから平気さぁ。
特急北斗号で東室蘭へ。出発ぅ。
写真 函館線の駅構内と車両(2023年7月2日13時30分頃、函館駅にて)

五稜郭には、昔はEH500機が居たけど、今はEH800機。青函トンネルに新幹線を通すため、EH500機を通せなくなって、EH800に。JR貨物さんも、とばっちりだなぁ。
写真 函館線の駅構内と車両(2023年7月2日13時40分頃、五稜郭駅にて)

五稜郭から森まで、大沼公園とか駒ケ岳とかを眺めながら、のんびりと駅弁を食べた。
写真 函館線の車窓/駒ケ岳(2023年7月2日時分頃、森駅〜駒ケ岳駅間にて)

オナカが膨れると眠くなる。気が付くと、長万部もとっくに過ぎて、洞爺。
森から東室蘭まで、ずっと内浦湾(噴火湾)沿いを走る。もちろん、ずっと海が見えてるわけじゃないけど。
写真 室蘭線の車窓/内浦湾(2023年7月2日15時30分頃、伊達紋別駅付近にて)

コンビナートが見えると、東室蘭に到着。
東室蘭からオマケみたいな支線で、室蘭へ。室蘭線の長万部〜沼ノ端間は既乗だけど、この7kmほどの支線は素通りだった。
オマケみたいに思っていたこの路線、何と、複線で電化で、しかも札幌からの特急すずらんも直通する。スゲー。
写真 室蘭線の駅構内と車両(2023年7月2日16時30分頃、室蘭駅にて)

せっかくなので、駅からブラブラと歩く。
すぐ近くに、旧室蘭駅舎がある。大昔には、この室蘭駅から沼ノ端方面が室蘭線の本線だったらしい。道理で。
鉄博訪問記録
写真 旧室蘭駅舎(2023年7月2日16時50分頃、室蘭市街にて)

その先には、室蘭港。船がたくさん居た。フツーの船のほかに、消防艇とか警備艇とかも。巡視船(PL72れぶん)、巡視艇(CL167えぞかぜ)も居た。
船に負けじと、釣り人もたくさん居た。
写真 室蘭港(2023年7月2日17時10分頃、室蘭市街にて)

さらに先には、白鳥{はくちょう}大橋。室蘭湾口に架かる橋で、東日本最長の橋。とゆーことは、レインボーブリッジやベイブリッジよりもデカい。スゲー。
昔、札幌から北斗星で帰った時に、ライトアップされたこの橋が見えた。とても印象的だったので、いつかまた見たいと思っていた。
写真 白鳥大橋(2023年7月2日17時40分頃、室蘭市街にて)

では、撤収。歩き疲れたので、途中でバスに乗って、東室蘭へ。
駅から少し離れたホテルに着いたら、珍しく宴会もせずに、お休みだぜぃ。
写真 道南バス(2023年7月2日18時40分頃、室蘭駅にて)

【初利用駅】室蘭線/室蘭駅
【初乗り】室蘭線/東室蘭駅〜室蘭駅
【完乗】なし


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