番外編(157)、一度は行かねば(20111015)

奥様が買った青春18切符の最後の1枚をもらってしまった。
もしかして「千葉県最西端攻略作戦」を立案・遂行したご褒美なのかな。
ともあれ、せっかくの切符、大事に使わないとネ。
さぁ、どこへ行こうかなぁ。そうだ、まだ行ったことがない草津に行こう。だが、その前に・・。
写真 車両基地(2011年9月10日11時頃、高崎駅にて)

じつはこの日、草津に行く途中の高崎で、鉄道ふれあいデー、なるものが開催されていたのだった。
草津は遠いので寄り道なんかしているヒマはないのだが、・・って、行くしかないじゃん。むーん。
人、人、人。ご苦労さまです。そんな中に行くワタシもまた、ご苦労さまです。
皆さんのお目当てはやはり今年復活したC61君でせうか。汽笛一声のサービスもあり。
写真 EH200、EF60、C61、デキ、DD51(2011年9月10日11時30分頃、高崎車両基地にて)

でも、ワタシ的にはDD51君の中身とかも良し。
それにしてもピカピカだなぁ。こうしたイベントの準備ってホント、大変そう。ありがとうございます。
写真 DD51のエンジン室(2011年9月10日11時30分頃、高崎車両基地にて)

では、草津への道行きを続行。
高崎から草津へは直通列車で。
渋川で上越線から分かれて吾妻{あがつま}線へ。初乗りだ。
渋川から約1時間で草津温泉の最寄駅、長野原草津口に到着。
写真 吾妻線の駅構内と115系(2011年9月10日13時10分頃、長野原草津口にて)

温泉は駅前にあるかと思いきや、さらにバスで約30分。
バスは坂道をぐんぐんと登っていく。
写真 JRバス関東の路線バス(2011年9月10日13時30分頃、草津温泉〜長野原草津口間にて)

ついに、草津温泉に到着。
はやる心を抑えて、まずは草津町温泉資料館で基礎知識を収集。
ふむふむ、温泉番付で西の横綱は有馬、東の横綱は草津か。温泉ファンならやはり草津は外せないとゆーことネ。
いっぱしの温泉通きどりになったところで、お約束の湯畑へ。
源泉から湧き出た湯が木樋を流れ、
写真 湯畑(2011年9月10日14時頃、草津温泉にて)
最後は池に流れ落ちる。
池の青緑色が美しい。
写真 湯畑(2011年9月10日14時10分頃、草津温泉にて)

では、いよいよ、ひとっプロ浴びるとするかぁ!
無料浴場があるというのでフラブラと街を歩くと、ほどなくその一つ「地蔵の湯」を発見。いざ参るぅ。
入口の扉を開けると半畳ほどの玄関、そこで靴を脱ぎ次の扉を開けると、ひゃあ、いきなり浴室。浴槽、洗い場、脱衣所で10畳あるかないか。
服と靴を脱衣棚に置いて、そろりと浴槽に入る。
と、・・うぁっちぃ!なんと、草津の湯はチョー熱いのだった。
なので、どんどん人が入れ替わる中、一人、足湯・腰湯・肩湯を繰り返しながら長湯を楽しんでしまった。ふぃーっ。
写真 地蔵の湯(2011年9月10日15時10分頃、草津温泉にて)

無料浴場はたくさんあるので、ハシゴをしようと思っていたが、一度の長湯ですっかり満足してしまった。
涼みがてらにマッタリとお茶を飲み、光泉寺なる、いかにも的な名前のお寺にフラリとお参りなどするうちに、そろそろ撤収の時間。
写真 光泉寺(2011年9月10日16時頃、草津温泉にて)

長野原草津口に戻り、列車を待つ間、すぐ近くを流れる吾妻川を眺める。
ここから10kmほど下流に建設される予定なのが、今や有名な八ッ場{やんば}ダム。
吾妻線の付け替え工事も始まっているが、どうなることやら。
写真 吾妻川(2011年9月10日17時10分頃、長野原草津口駅付近にて)

おっと、そろそろ列車が来る時間だ。
先は長いので、ユルリと帰ろう。
で、オトモには名前に惹かれてこのワンカップ。
写真 浅間酒造謹製草津節(2011年9月10日17時50分頃、長野原草津口駅〜渋川駅間にて)

次は「東横綱温泉攻略作戦」を立案するかな。

【初利用駅】上越線/高崎駅、吾妻線/長野原草津口駅
【初乗り】吾妻線/渋川駅〜長野原草津口駅
【完乗】なし
【乗り残し】吾妻線/長野原草津口駅〜大前駅


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