番外編(221)、本日天気晴朗ニシテ波静カナリ(20141025)


恒例のアメリカ出張をゲット。今年は西海岸のサンディエゴ。
日本を夕方に出発すると、同じ日の昼に着く。不思議だなぁ。時差16時間、ん?
写真 サンディエゴ行きJAL便B787(2014年10月5日11時30分頃、サンディエゴ空港にて)

空港からホテルへ移動中に、何と空母が居た。退役したミッドウェイが記念館になっている。
午後はフリーだったので、同行したS氏、N氏と軍事機密を偵察することにした。
写真 ミッドウェイ記念艦(2014年10月5日14時40分頃、サンディエゴ市街にて)

偵察なのに、歓迎とかされちゃったり。
写真 入口(2014年10月5日14時50分頃、ミッドウェイ記念館にて)

空母ミッドウェイは太平洋戦争後に就役し、日本の横須賀を長く母港にしていたらしい。
艦の名前はもちろん、戦争の帰趨に極めて大きな影響を与えた、例の海戦に由来する。
その海戦で殊勲を挙げた艦上爆撃機が、このSBDドーントレス。なので、まず最初に展示されるのは、当然であるな。
写真 SBDドーントレス艦上爆撃機(2014年10月5日14時50分頃、ミッドウェイ記念館にて)

そのドーントレスを護衛した艦上戦闘機が、このF4Fワイルドキャット。
ゼロ戦に、かなり苦戦しながらも、頑張ったようだ。
写真 F4Fワイルドキャット艦上戦闘機(2014年10月5日15時頃、ミッドウェイ記念館にて)

ゼロ戦に苦戦したアメリカは、後継機種を早々に開発した。
艦上戦闘機で言えば、F6Fヘルキャットや、このF4Uコルセア。
コルセアは、ワイルドキャットに比べて一まわりも二まわりもデカい。これだけデカくても飛べるのは、エンジンが高性能だからだ。
高性能エンジンを最後まで作れなかった日本は、やはり負けるべくして負けたのだ。
写真 F4Uコルセア艦上戦闘機(2014年10月5日15時頃、ミッドウェイ記念館にて)

同じく、艦上攻撃機(雷撃機)で言えば、このTBF/TBMアベンジャー。
一般に、爆撃機や攻撃機は戦闘機に比べてデカいので、アベンジャーはコルセアに比べてもさらにデカい。こんなにデカい単発機って、理解不能。
デカいからエラい、とは限らないが、こんなデカいものをじゃんじゃん作れる国と、よく戦争なんかしたよなぁ。どー見ても、無理があるよなぁ。
写真 TBF/TBMアベンジャー艦上攻撃機(2014年10月5日15時頃、ミッドウェイ記念館にて)

格納庫から居住区へ移動し、さらに飛行甲板へ移動する。
居住区は狭かったけど、飛行甲板は広々。長さは300m、幅は50mぐらいある。
写真 飛行甲板と艦橋(2014年10月5日16時40分頃、ミッドウェイ記念館にて)

飛行甲板には、飛行機とヘリが20機以上もズラリと並ぶ。
これらの飛行機とヘリは戦後のものなので、あまり思い入れはないが、壮観ではある。
写真 艦載機(2014年10月5日16時40分〜17時10分頃、ミッドウェイ記念館にて)

サンディエゴには海軍基地があるので、実物の軍艦もたくさん居る。
飛行甲板の先端から港内を眺めると、別の空母らしき艦影も見えた。
写真 港内(2014年10月5日16時50分頃、ミッドウェイ記念館にて)

ずいぶん歩いたので、艦尾の休憩所に移動し、一服する。ビールがしみるネ。
最後にオミヤを買って、撤収。うーむ、たっぷり偵察できたなぁ。ってゆーか、鉄と全然関係ないじゃぁん。
写真 艦尾の休憩所(2014年10月5日17時30分頃、ミッドウェイ記念館にて)


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