番外編(284)、世界一(20170429)


小学生の時に友達だったM君に会った。長らく音信不通だったが、ふとしたことで連絡が取れて、ほぼ50年ぶりに会った。
聞けば、実家のある西神中央駅からわずか3駅の学園都市駅の近くに住んでいた。灯台下{もと}暗しだ。
待ち合わせ場所は学園都市駅。何しろ数十年も会ってないので、お互いが分かるかどうか心配だったが、何となく分かるものだ。
写真 神戸市営地下鉄西神・山手線の駅舎(2017年3月17日13時20分頃、学園都市駅にて)

無事に合流できたあと、M君の車で、明石海峡大橋を見に行った。
遠くからは何度も見ているが、近くで見るのは初めてだ。世界最長の吊り橋だけに、とにかくデカい。
写真 明石海峡大橋(2017年3月17日13時40分頃、舞子駅付近にて)

M君のお勧めで、展望台に上がってみた。展望台の高さは海抜47m。普通の建物で言えば10階建て以上の高さだ。
さすがに、周囲が良く見える。
写真 神戸・明石方面の展望(2017年3月17日14時〜14時10分頃、明石海峡大橋展望台にて)

周囲だけじゃなくて、足元も見える。結構、コワい。
写真 足元の展望(2017年3月17日14時頃、明石海峡大橋展望台にて)

さらに、橋の内部も見える。当然ながら橋の内部もデカい。そして、ここにも維持管理用の道路が通っている。
世が世なら、ここに新幹線が通っていたのにね。でも、新幹線はムリでも在来線ならどう?貨物列車はムリでも山陽電車の淡路線ならどう?山陽電車はムリでもLRTならどう?
写真 橋梁の内部(2017年3月17日14時頃、明石海峡大橋展望台にて)

展望台を堪能したあと、お隣の橋の科学館に行った。
入口の近くには、明石海峡大橋で使われたケーブルの実物見本が展示されている。ケーブルの太さは約1m。太さが約5mmのケーブルを何千本も束ねているのだとか。
写真 橋の科学館(2017年3月17日15時頃、舞子駅付近にて)

館内には明石海峡大橋に関する展示がいろいろあって、この橋がどうやって作られたのかが分かる。
もちろん、お約束の模型もあった。
写真 明石海峡大橋の模型(2017年3月17日15時頃、橋の科学館にて)

さらに、風洞実験に使われた1/100の模型もあった。実物の全長は約4kmなので、模型でも約40m。
仮にNスケールでも約26m。ウチの屋根裏の長大橋なんて、カワイイものだ。
写真 明石海峡大橋の模型(2017年3月17日15時頃、橋の科学館にて)

博物館を堪能したあと、もう一度、明石海峡大橋を眺めた。うっとりする眺めだ。
明石海峡大橋しかり、青函トンネルしかり、新幹線しかり、日本人ってスゴイねぇ。でも、次の代はどうなのかねぇ。
写真 明石海峡大橋(2017年3月17日15時頃、舞子駅付近にて)

このあと、M君と一緒に、昔住んでいた場所に行ったり、昔遊んでいた場所に行ったり、なぜか銭湯にも行ったりした。さらに、M君のお宅にお邪魔までした。
昔から今までのお互いのいろいろな話をゆっくりとできて、とても楽しかった。M君とは、また会いたいものだ。

【初利用駅】神戸市営地下鉄西神・山手線/学園都市駅
【初乗り】なし
【完乗】なし


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